【澎湖・馬公 ⇒ 台北・松山】立栄航空(ユニエアー)搭乗記 プロペラ機ATR-72の乗り心地【台湾旅行記2023 #36】

ホテルに呼んでもらったタクシーで馬公空港へ。

澎湖島最後のドライブ。楽しかった3連休の澎湖島ひとり旅。

澎湖島の馬公空港は、市内から10km弱。

タクシーは10分ほどで、私を特徴のあるデザインの空港に運んでくれました。

澎湖島・馬公空港でのひととき

さて、澎湖島の玄関口、馬公空港。

おお・・・なんだか、すごく立派な空港。

地方空港なのに、天井が高く、ぱっと見た感じでは、桃園や松山の空港と変わりません。

私が乗る便は、立栄航空(ユニエアー)の台北・松山行き9108便。

フライトは16時。まだ時間あるし、チェックインもまだみたい。

ちなみに、ユニエアーは台湾のエバー航空の子会社です。

しかし、ここ馬公。こんなに頻繁にフライトあるんだ。

台北だけでなく、台中に高雄、そして同じ澎湖諸島の七美もある。

まさに澎湖の空の玄関口ですね。おみそれしました。

 

長椅子に座って、しばしチェックインを待ちます。

先発便の乗客が、次々とチェックインしていきます。

よく見れば、嘉義行き。嘉義に空港なんてあったんだ。

ようやく私の番。

就航している機体はプロペラ機。

私のキャリーは、ギリギリ機内持ち込み可のサイズだけど、機体も小さいだろうし、久しぶりに預け荷物にします。

ユニエアーは10kgまで無料で良心的。

ユニエアーのチケット。ローカル航路だと、ほんとに記念になるよね。

しかし、こういうチケットを、日本にいながらスマホで予約できてしまうなんて、スゴイ時代だ。

もちろん、予約の時点で、窓際を指定しています。

預け荷物にしたから、しっかりと、引換券を確認。

この「徳安航空」は、七美行きの、さらにローカル便。

澎湖には、まだまだいっぱい島がある。つまり、楽しみがいっぱいあるということ。

国内線なので、セキュリティチェックのみ。

あっさりと、制限エリアへ。

ところで、お土産を買い忘れてしまったんだよな。

澎湖に来たしるしに、キーホルダーかなにかないかな・・・

どうも、なさそう・・・

スタンプがあったけど、インクが干からびてて押せないw

でもまあ、写真に撮ったからいいか。

そして、ボーディングを待ちます。

軍民共用「撮影禁止」の馬公空港の滑走路

水族館にいるような、見事な絵を眺めているうち、ボーディングがはじまりました。

ところで、ここ馬公空港は、軍民共用の空港。

今まで、なんども書いてきましたが、万一台湾有事なんてことが起きたら、澎湖諸島は台湾にとって尖兵となる拠点の一つ。

おそらく本気モードで、軍事の準備をしていることでしょう。

 

なので、滑走路を地上および上空から撮影してはいけないことになっています。

しかし、これから乗る機体は、久しぶりのプロペラ機「ATR-72」。

ぜひとも写真に収めたい・・・

地上係員の方に尋ねようとしたら、前方の客がふつうに撮っていて、スタッフも黙認している。

機体を撮るくらいなら大丈夫のようでした(たぶん)

地上からの写真を1枚だけ撮らせてもらい、機内へ。

久しぶりの2×2のシート配置。

狭いかと思いきや、そんなことはない。

こじんまりとはしてるけど、前のシートとの間隔も十分です。

シートに座って、また機体だけを撮らせてもらいます。

プロペラ機って、カッコいいよな。

私のような物理しろうとは、ジェット噴射は推進力が発生する原理が理解できないけど、プロペラは感覚的に理解できるw

ユニエアープロペラ機「ATR-72」から眺める澎湖諸島&台北の街

さて、ほぼ満席のユニエアー「ATR-72」のプロペラが勢いよく回り、フワッと離陸です。

このプロペラ機が、舞い上がる瞬間の感触が楽しい^ ^

 

そして、馬公空港が視界から消えてから撮影開始。

丸2日過ごした澎湖島にさようなら。

おや、これは初日に行くべきかどうか迷った虎井島ですね。

ということは、訪れた「桶盤」も近くに・・・あった

桶盤島。たしかに名前の通り、桶のような形してるわw

昨日訪れた「西嶼」ですね。

あの島の、端から端までEバイクで走り抜けたのか。

そして、ちょうど眼下に見える楕円形に道路で囲まれてる集落が「二崁(アーカン)」。

いい村だったよな・・・早くも懐かしさを感じます。

東シナ海を北上して、こちらが吉貝島。

ほんとに澎湖諸島は島のオンパレード。

なんか、すごい砂浜が見えるし、いつかふたたび澎湖を訪れたいな。

眼下の景色を楽しんでると、CAさんが飲み物のサービス。

オーソドックスに、ミネラルウオーターをいただきました。

松山まで、わずか50分のフライトですが、心のこもったサービス。

ユニエアーに乾杯(^ ^)

ふと外を見ると、雲がいっぱいに広がってます。

考えてみれば、この3連休、澎湖地方の天気予報は雨模様だったんだけど、いちどスコールにあった以外は文句のない天気。これにも感謝。

台湾本土の陸地が見えました。

台北都心にある松山空港に向けて、着陸準備。

淡水川が湾曲する新北の街並み。

あれは圓山大飯店という、5つ星ホテル。

着陸体制に入ったユニエアーATR-72

久しぶりの松山空港にほっこり

そして、松山機場に着陸です。

プロペラ機は、飛行機に乗った感があるねw

久しぶりだな・・・松山空港。

2013年以来だから、なんと10年ぶり^ ^

夕暮れに包まれる松山空港。

そして、先端だけ、ちょっぴり顔を出してる「台北101」が可愛い。

わずか50分だけど、お世話になったユニエアー。

乗り心地抜群でした。お疲れ様。

久しぶりに「台北101」にも登ってみたいけど、現在17時。

これから桃園に移動して、0:10発のタイガーエアに乗ることになってる。

あと、5時間。

移動に1時間かかるとして、差し引き4時間。

2時間前に桃園に着くことを考えれば、2時間しかない。

なので、おとなしく、どこかでマッサージでも受けようかな・・なんて考えてました。

というわけで、久しぶりの松山空港の風景にも別れを告げます。

桃園よりも都心に近いのに、庶民的な感じがするとことが松山空港のいいところ。

この、親しみやすさ、ほっこりするね。

正直、馬公空港のほうが立派かな(すいません)

ターンテーブルに出てきたキャリーを受け取って、空港の外へ。

外側からも眺める松山空港。

全然、着飾った感じがしない松山空港。

もっと利用したいんだけど、早朝&深夜帯が多い私が選ぶフライトは、どうしても桃園が中心になってしまう。

では、「台北101」見ながらキャリーをゴロゴロ。

あたりをつけてるマッサージ店に向かいます。

事前の調べではスパもある店みたいだから、汗を流してスッキリもできそう。

今回の台湾・澎湖諸島3連休ひとり旅の全行程・旅費などのまとめはこちらです