澎湖跨海大橋 〜 白沙 〜 永安橋 〜 中正橋 馬公に戻るツーリング【台湾旅行記2023 #32】

台湾のワンダーランド二崁(あーかん)の見学を終えて、時刻は15時。

まだまだ陽は高いけど、なんとなく、二崁を散策しているうちお腹いっぱいになってしまったw

だって、これですよ(^ ^)

こんな独特の雰囲気もった村なんて、見たことない。

島旅特有の旅心地がこみあげてくる。

そして、自分はいま、台湾海峡の真ん中にいるんだよな、という観念まで浮かんできた。

いわゆる、旅先における「燃え尽き症候群」ってやつですねw

 

というわけで、少々早いですが、馬公の町にタラタラと帰ります。

それに、二崁から馬公は直線距離なら7km程度だけど、島づたいにグルっと迂回しなくてはならないので距離は30km弱。

最高速度25km(実際には35kmくらいは出るが)のEバイクでは、寄り道しなくても1時間以上はかかるわけで、寝床に引き返すタイミングとしてはいいのかも。

と、勝手に自分に言い聞かせます。

西嶼区の恵みの橋「澎湖跨海大橋」で休憩

さて、ルート203に戻って、馬公に向かってグリップを握ります。

 

バス停発見。

1時間に1本は走ってるみたいだから、Eバイクとか乗れない人でも、この西嶼エリアに来れますね。

そして、来るときも当然渡った「澎湖跨海大橋」に出会います。

ちょっと、ここで休憩。この魚の像の意味は?

1996年に完成した、白沙島と西嶼を結ぶ全長2494mの橋。

私は、澎湖島を旅していますが、実はいつの間にか、中屯島、白沙島、そして西嶼のそれぞれの島を股にかけてます。

つまり、ルート203は各島を橋で繋いでいるんです。

橋がなかった時代は、もちろん船での移動。

島と島の海峡は狭く、また海面の高低差もあることから海流は早く、船での移動はひと苦労だったと聞きます。

だから、こんなに気軽に二崁や外垵にアプローチできるのは、まさにこの橋のおかげ。

西嶼区にとって恵の橋ですね。

現在の橋は2代目で、初代の跨海大橋は1970年の完成。

当時は、東南アジアで最長の橋だったそうです。

あの海から突き出したコンクリートが、その名残みたい。

澎湖跨海大橋の文字が右によってるのは、真ん中に書くと、観光客が道の真ん中にいきたがって危険だから。

実際、道路状況もよいので、地元民のクルマはけっこうなスピードでかっ飛んでますw

では、休憩終わり。ふたたびEバイクのグリップをにぎります。

永安橋〜中正橋〜馬公の町へ

パラダイスロードと呼ばれる橋。

満潮時には、あのボードウオークが海に隠れ、いい雰囲気になるみたいだけど、あいにく干潮。

そして、セブンイレブンによって、Eバイクのバッテリーを充電。

満タンで約50キロ走れて、チャージは20元(86円)。

1000キロを1720円で走れるわけだから、意外とコスパのいいEバイク。

白沙と中屯を結ぶ永安橋。

来るときは止まってた風力発電も、今はクルクル回ってました。

そして、澎湖島へ渡る中正橋。

時期にもよるんだろうけど、午後から夕方にかけて干潮になるのかな。

それにしても、干満の差が大きい。

東シナ海は、干満の差が大きいとは聞いてたけど、これほどとは。

干上がった内海の向こうに馬公のビル群。大都会に見えるね。

そして、馬公に着きました。

Eバイクでのツーリングだから、全然体力使ってないつもりなんだけど、帰ってくると、意外と体力消耗してる。

日焼け止めも塗らずに、炎天下を走り回って、身体中が真っ赤、というのもあるけど、Eバイクの速度って、普通のバイクやクルマより2段階くらい遅いから、周りとのバランスをかなり気を遣う。

それが疲労の原因かなw

夕方の馬公港では、のんびりと釣り糸をたれる姿も。今日は日曜日。

台湾の人は明日は平日だろうけど、日本人の私は祝日。

あらためて3連休って、旅人にとって神。もっと増やして欲しい(^ ^)

今回の台湾・澎湖諸島3連休ひとり旅の全行程・旅費などのまとめはこちらです