台湾・台中の人気観光スポットといえば「宮原眼科」です。
おい、なんで「眼科」が観光スポットなんだ?
と、突っ込まれそうですが、間違いなく「宮原眼科」は台中の一番人気のスイーツショップです。
要するに、もと「眼科」だった建物が、お菓子メーカーにリニューアルされ、台湾では知らない人がいないほどの人気店になったんです。
前日、日月潭で宿泊した私は、10時過ぎに日月潭をバスで出発し、在来線の台中駅近くのバス停に降り立ちました。
「宮原眼科」は、そこから徒歩数分です。
さっそく行ってみましょう。
「宮原眼科」とは?
宮原眼科とは、台湾が日本統治時代であった1927年に、日本人の宮原武熊氏が開業した眼科でした。
日本の敗戦後、宮原氏が日本へ帰国したことで、眼科は廃業。
建物はその後、台中市衛生院として再利用されていましたが、それも閉鎖され、何十年も放置されることに。
ところが、台中のお菓子メーカー「日出」グループが、台中駅から徒歩5分という立地のよさと、レンガ造りというレトロ調な雰囲気に目をつけ、大規模にリノベーション。
「宮原眼科」は、日出グループのスイーツショップとして、再スタートを切ったのです。
いつ、再スタートを切ったのか、詳しくはわかりませんが、私の手元にある2013年の「地球の歩き方」には、いっさい触れてないので、その後のことのようです(笑)
宮原眼科への場所&行きかた
台中まで来てしまえば、台中駅から徒歩5分です。ここですね。
台北から行く場合は、
- 台北駅(あるいは空港のある桃園駅)⇒ 高鉄台中駅:高鉄(台湾新幹線)
- 高鉄台中駅 ⇒ 台中駅 : バス、あるいは在来線
この順にアプローチするのが、いちばん簡単で便利です。
1時間半か、2時間はかからずに行けると思います。
「宮原眼科」の外見
さて、台中駅近くのバス停から、徒歩で「宮原眼科」にアプローチしてみました。
「宮原眼科」は、台中を流れる緑川と中山路が交差するあたりにあります。
「宮原眼科」の外見です。たしかに、レトロチックですね。
賑わいを見せてるようです。ひっきりなしに、人が出たり入ったり。
赤レンガで囲まれてます。
この赤レンガは、宮原眼科が創業した1927年当時のものでしょうか。
これは、衛生院として使われていた頃の名残ですね。
宮原眼科の店内を歩いてみよう
では、店内に入ってみます。
私は、スイーツに関する知識はナシ。冷やかしなので、少々気後れしますw
でも、店内にいたスタッフに、「写真撮ってもいいんですか?」と声をかけると、なんと日本語で「どうぞ。」。
ショーケースの中は、ぜいをつくしたお菓子が、ふんだんに並べてあります。
この板チョコは美味しそう。全部はいらないけど、1枚くらいなら食べてみたい。
スタッフは、色彩鮮やかな、チャイナドレスに、身をまとっています。
ウーロン茶も売っています。
お菓子の詰め合わせ。1,850元ですか・・
これは、またオシャレな板チョコです。
奥の部屋には、本も置いてありました。
2階にはレストランがあり、台湾料理を楽しめるようになっています。
いったん、お店を出て、
レンガ屋根の通りを進むと、
宮原眼科の別のお店がありました。
宮原眼科アイスクリーム
このアイスクリーム屋さんは、開店前から行列ができるほどの人気ぶりだそうです。
宮原眼科アイスクリーム、これはインスタ映えしそうですね。
お菓子にまったくうとい私でも、楽しめそうなお店でした。
宮原眼科について、もっと詳しくは、こちらのサイトが便利です。