さて、バスを降りそこねて、思いがけずもたどり着いた「梧棲観光漁港」ですが、どんなところなのでしょうか。
高美湿地行き309番バスの終点「梧棲観光漁港」
要するに、「台湾のウユニ塩湖」と呼ばれる「高美湿地」に向かう309番バスの終点が、ここ「梧棲観光漁港」なんですね。
ちなみに、「高美湿地」に行きたい場合は、「18号風車」で降ります。
当たり前ですが、「下車予告ボタン」を押さないと、バスは止まりませんw
殺風景な臨海地区をバスが走りはじめたときは、どうなることかと思いましたが、たどり着いた終点「梧棲観光漁港」は、クルマやバスがひしめき合っていました。
ちなみに、場所はここです。
右上のスタート地点が、「高美湿地」に近い「18号風車」。
左下の目的地が、「梧棲観光漁港」です。
台湾の海鮮を楽しめる人気スポット「梧棲観光漁港」
あとで調べたら、台湾の海鮮をじっくり楽しめる、人気上昇中スポットとのこと。
なるほど・・・
食欲をそそるような、生臭さ、と言ったらいいでしょうか。
梧棲漁港が、漁港として機能しはじめたのは最近のことのようですが、清の時代から重要な水運の拠点という側面をもっていたそうです。
建物の中に入ってみます。
建物の中は、さらにおいしそうな生臭さが漂います。
これは、日本でもみかけるサキイカかな?
そして、ほどよく賑わっている台湾人の波。
おお、さとうきびジュース!
これは何だ?? 字画からいって、たぶん辛いモノ。
バスを降りそこなったことで、偶然訪れた梧棲漁港だけど、魚介類ならなんでもありって感じです。
人気が出るわけもわかる。
梧棲漁港でシーフードチャーハン??を食べる
建物の奥には、食堂が軒を連ねていました。
そこの、おばさんの引き込み熱意がすごい! 中東顔負けって感じです。
考えてみれば、ランチまだだったので、おばさんに手をとられて、店の中へ。
これは、隣の店。
さて、海鮮市場なんだから、食べるものは海鮮でしょう。
でも、生ものは、ちょっと遠慮しておきますか(笑)
いつものように「おススメを!」ではなく、メニューの中から、シーフード炒飯をオーダー。
「スープはどうする?」と聞かれたので、こちらは「おススメ」をお願いしました。
しばらくして、出てきたスープは、ワカメのスープ。
日本のワカメとは味が違う!
これはこれで、とても美味しい(^_^)
ところが、運ばれてきた炒飯は、どうみても、ふつうの炒飯。
えー・・・シーフードチャーハンって、ちゃんと言ったつもりだったのになあ・・・
ま、小さい海老などは、少々含まれているようではあるが。
それでも、おいしいチャーハン。ワカメスープとの絶妙なコンビでした。
と、思うことにします(笑)
満腹して、「梧棲観光漁港」をあとにします。
何だかんだいって、楽しい場所でした。
本来なら、来る予定になかった場所。これだから旅は面白い。
今度こそ「台湾のウユニ塩湖」高美湿地へ
バスを待ちます。
ちゃんと、バスを選ばないと、またどこかヘンなところに連れて行かれます。
他にも方法があるみたいだけど、ここはまた309番バスで戻るのが確実かな。
きました。309番バス。
グデタマのICカードをピッとやって乗り込みます。
そして、さっきの殺風景な臨海地区を、再び走ります。
でも、今度は「台湾のウユニ塩湖」に向かっています。
気分が違うと、同じ景色でも、見え方が違ってくるから不思議。