夕方6時半。ようやくカシュガルの町に到着。
都合9時間半の行程でしたが、そのうち、検問や尋問に要した時間は2時間以上。
なにがどうなってるんだか・・
運転手に礼を言って別れます。
9時間半も運転に付き合ってくれて、ありがとう!
暮れなずむカシュガルの町
ホテルの部屋で休憩する前に、ビールを仕入れます。
空気が乾燥しているから、喉がカラカラ。
喀什天縁国際酒店の周囲には、いろんなお店があるので便利。
やっぱり、ホテルは立地に限るよね。
チンタオビールを一杯。グイッと飲み干すビールの旨さ。
9時間半のドライブの後だから、なおさらおいしいです。
さて、一息ついて、町に出ます。疲れてはいますが、カシュガルの夕暮れの姿もみたい。
現在午後7時。カシュガルの日没は夜9時です。子供たちも遊んでいます。
向こうに見えるのが、私の泊まっているホテル。
ウイグル人の大家族。
カシュガルは、人口約70万人。大都会のように感じます。
中国の最西端の町で、毛沢東に出会います。
ウイグル人は、毛沢東がどんな人物なのか知っているんだろうか。
毛沢東の像の下で、警備にあたるウイグル人の警官。ほんとに不思議な光景だ。
お腹がすいたので中華レストランを探します。
ここでいいかな。
この旅で、はじめてのチャーハン。量は少なかったですが、おいしかったです。
薄暮に染まるカシュガルの町
腹ごしらえして、中華レストランの外に出ると、日没が近づいてました。
毛沢東もライトアップされます。
中国銀行前の広場もこの通り。
夜も賑わう人民広場
カシュガルというより新疆ウイグル自治区は、標準時の北京時間と、2時間遅れのローカルタイムを持っています。
なので、夜9時でも、ローカルタイムは7時。
この時間になっても、人民広場は人通りが絶えません。
考えてみれば、労働節なので、地元の人ではないのかも。
暮れなずむカシュガルの町を一通り散歩して、ホテルに戻りました。
手元には、さっきビールを仕入れた酒屋で手に入れた「楼蘭ワイン」。
このワインは、ほんとに不思議な飲み心地。日本でも売ってるのかな。
不思議なことばかりの新疆ウイグル自治区ですが、「楼蘭ワイン」の深い渋みが、旅の疲れとともに抱擁してくれるような気がします。
さて、明日は、丸一日、カシュガルの街を散歩です。
考えてみれば、街を丸一日散歩するのって、この旅に出てはじめてのこと。
シルクロードらしいモスクや史跡もたっぷりありそうなので、楽しみです。