【シルクロード】5日目(その5)楼蘭ワインで乾杯 平成最後の夜

いよいよ、本日の行程、ラストスパート。

カレーズ楽園を見学して、ホテルに送ってもらいます。

ガイドさんは、もうヘトヘトのようですが、そんなことおくびに出さず、丁寧に教えてくれます。それに、例のパスポート紛失の日本人の対応もこなしてます。誠実なガイドさんです。

すでに、夕方の17時。私もさすがに疲れてはきましたが・・・

 

トルファンを潤す源泉 カレーズ楽園

カレーズとは、砂漠地帯に造られた地下水路のこと。トルファンは砂漠の町。年間降水量は16mmほど。この地下水路がなかったら、繁栄はありえませんでした。

ちなみに、「1日フリーチケット」に、このカレーズ楽園は入っていないので、ガイドさんが買いに行ってます。

40元でした。

まずは、中に入り、ガイドさんと並んで座って休憩(^。^)

だって、ほんとに暑いんです。40度はないと思うけど、そもそも身体が暑さにまだ慣れていない5月(正確には4月)。さすがに、頭がぼーッとしてきました。

 

座りながら、民族衣装の人形を眺めます。 

さて、汗が引いたところで、ガイドさんの説明。

このトルファンが、ここまで繁栄してきたのは、天山山脈に降る、年間800~900mmの雨雪による。この降雪による万年雪が少しづつ溶けて、トルファンの町を潤しているのであると。

 

その地下水脈の総延長距離は、なんと5000キロ。井戸は1200箇所にあるという。

万里の長城、京杭大運河と並んで、古代中国三大土木工事に数えられているそうです。

  

これは、当時の一家の様子かな。

と、こんなところで、林則徐に出くわすなんて驚き。

林則徐といえば、1830年代、イギリスが清に持ち込むアヘンに敢然と立ち向かった勇敢な人物。

というぐらいしか、私などの記憶にはないのですが、説明書きを読むと、

  • 林則徐のためにアヘン戦争が起きてしまったと考える清政府は、林則徐を左遷。
  • 左遷され、新疆にやって来た林則徐は、トルファンを通ったとき、地下を水が流れるカレーズを目にし、大いに驚いた。
  • 林則徐は、この地下水プロジェクトを、新疆全域に広げ、今でも住民から慕われている。

それは、知らなかったです。

 

ここでは、民族衣装を着て写真撮影するのが記念行事?

こちらは、カレーズの断面。竪穴式に20m間隔ほどに掘った後、横につなげていくのが工法だったようです。

古代の方々の英知の結晶ですね。

 

カレーズ楽園でした。

トルファン  町行く人々の表情

時刻は18時。本日の行程が終わりました。ホテル前まで送ってもらって、9時間帯同してもらったガイドさんや運転手とお別れです。ガイドさんは、汗をだらだら流しながらも、きさくで、とても誠実な方でした。

部屋に入ると、まずは洗濯です。今日は、とにかく汗をかきました。ジーパンまで洗って、ハンガーにかけ、短パン1枚になって、トルファンの夕方の町の様子を見学に外出です。

 

19時とはいっても、日没が21時のトルファン。

昼下がりのようなけだるい感じのトルファンの町。

高昌路を南に歩きます。

トルファンの人口の6割がウイグル人といいます。たしかにそんな感じ。

 

あれは、何のスローガン?

様々な旅行記を読んでいると、トルファンの町にはポプラの木が並び、ロバが車を引いてる、のどかなシルクロードのオアシス。そんな情景が浮かんでくるのですが、実際は、まったく違います。

けたたましい喧騒の中、バイクやクルマが埃をあげて行き交う、ふつうの中国の都市と同じ。でも、これは仕方ない。どの都市も発展を遂げている。画一的になってしまうのは、やむをえない。

なので、町というよりは、人々の表情を眺めたほうが面白そうだ。

私も、正確にウイグル人を見極められるわけではないですが、ときどき、ハッとするような、ハーフッぽい女性が歩き去るのは、おそらくウイグル人でしょう。

これは、レンタサイクル。

今日は、いろんな遺跡に顔を出して、それなりに歩き回ったので、さすがに疲れました。

ホテルに戻って、休みましょう。その前に、酒屋さんに寄って「楼蘭ワイン」を仕入れないと。

 

ほどよい深みの「楼蘭ワイン」

ホテルのすぐ横の商店で、「楼蘭ワイン」を、とオーダーすると、70元から100元くらいのを何本か持ってきてくれました。

私は、その中から90元のをチョイス。敦煌のガイドさんに教えてもらった「楼蘭ワイン」。トルファンのガイドさんも、「90元くらいのが飲みやすいですよ。」

さて、どんな味がするでしょうか。

今夜の夕食は、ハンバーガー2個にポテト。楼蘭ワインをじっくり楽しむつもり。

たしかに、渋みがあって、深い感じ。甘ったるい感じは、まったくしません。

これは、おいしいわ。日本でも買えるのかな・・

「楼蘭ワイン」を楽しみながら、夜21時のトルファンの町を見下ろします。

忘れてましたが、平成最後の夜です。「楼蘭ワイン」で、平成の30年間に乾杯です。

 

今日までの旅を回想。感覚的には、本日で、旅の半分が終わってしまったって気分。蘭州から敦煌、陽関に莫高窟、そして鳴沙山。トルファンに移動してからは、高昌故城や火焔山など、シルクロードの要所を駆け足で見てきました。

目いっぱい、いろんな所を見たつもりでも、あっという間の5日間。

明日からは、新疆ウイグル自治区にさらに深く入り、カシュガル、ホータンと旅します。

明日の起床は、午前6時半。今日は、かなり体力使ったし、そろそろ寝ますか。

おや、2時間前に洗濯した下着類が、もう乾いています(^^)v

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