時刻は18時。本日の全行程が終わりました。
ホテル前まで送ってもらって、9時間帯同してもらったガイドさんや運転手とお別れです。
ガイドさんは、汗をだらだら流しながらも、きさくで、とても誠実な方でした。
トルファン 町行く人々の表情
部屋に入ると、まずは洗濯です。
今日は、とにかく汗をかきました。ジーパンまで洗って、ハンガーにかけ、短パン1枚になって、トルファンの夕方の町の様子を見学に外出です。
19時とはいっても、日没が21時のトルファン。
昼下がりのようなけだるい感じのトルファンの町。
高昌路を南に歩きます。
トルファンの人口の6割がウイグル人といいます。たしかにそんな感じ。
あれは、何のスローガン?
様々な旅行記を読んでいると、トルファンの町にはポプラの木が並び、ロバが車を引いてる、のどかなシルクロードのオアシス。
そんな情景が浮かんでくるのですが、実際は、まったく違います。
けたたましい喧騒の中、バイクやクルマが埃をあげて行き交う、ふつうの中国の都市と同じ。
でも、これは仕方ない。どの都市も発展を遂げている。
画一的になってしまうのは、やむをえない。
なので、町というよりは、人々の表情を眺めたほうが面白そうだ。
私も、正確にウイグル人を見極められるわけではないですが、ときどき、ハッとするような、ハーフッぽい女性が歩き去るのは、おそらくウイグル人でしょう。
これは、レンタサイクル。
今日は、いろんな遺跡に顔を出して、それなりに歩き回ったので、さすがに疲れました。
ホテルに戻って、休みましょう。その前に、酒屋さんに寄って「楼蘭ワイン」を仕入れないと。
ほどよい深みの「楼蘭ワイン」
ホテルのすぐ横の商店で、「楼蘭ワイン」を、とオーダーすると、70元から100元くらいのを何本か持ってきてくれました。
私は、その中から90元のをチョイス。敦煌のガイドさんに教えてもらった「楼蘭ワイン」。
トルファンのガイドさんも、「90元くらいのが飲みやすいですよ。」
さて、どんな味がするでしょうか。
今夜の夕食は、ハンバーガー2個にポテト。楼蘭ワインをじっくり楽しむつもり。
たしかに、渋みがあって、深い感じ。甘ったるい感じは、まったくしません。
これは、おいしいわ。日本でも買えるのかな・・
「楼蘭ワイン」を楽しみながら、夜21時のトルファンの町を見下ろします。
忘れてましたが、平成最後の夜です。「楼蘭ワイン」で、平成の30年間に乾杯です。
今日までの旅を回想。感覚的には、本日で、旅の半分が終わってしまったって気分。
蘭州から敦煌、陽関に莫高窟、そして鳴沙山。
トルファンに移動してからは、高昌故城や火焔山など、シルクロードの要所を駆け足で見てきました。
目いっぱい、いろんな所を見たつもりでも、あっという間の5日間。
明日からは、新疆ウイグル自治区にさらに深く入り、カシュガル、ホータンと旅します。
明日の起床は、午前6時半。今日は、かなり体力使ったし、そろそろ寝ますか。
おや、2時間前に洗濯した下着類が、もう乾いています(^^)v