【焼火神社&由良比女神社】島前・西ノ島の神社めぐり【隠岐一人旅 #11】

今から3時間ほど前の午前10時ごろ。

突然スマホが鳴ったので驚きましたが、西ノ島・別府町からの着信。

「レンタカーのキャンセルが出たので、16時からではなく13時から使えますよ。」といううれしい連絡でした。

そんなお気遣いをいただいた「どうぜんレンタカー」からクルマを借りて、西ノ島のドライブです。

西ノ島のドライブ「焼火神社」へ

さて、クルマを走らせる前に、遅いランチをパンで仕上げます。

島の食堂って、13時過ぎると閉まっちゃうんだよね。

では、出発。

西ノ島のドライブといっても、行く場所は限られています。

「焼火神社」と「由良比女神社」の2つの神社と、あとは展望台からの眺めってとこでしょうか。

よく舗装された西ノ島の道路。

まずは、もっとも行動に時間がとられそうな「焼火神社」へ行くことに。

なぜ時間を取られるかというと、パーキングから徒歩25分と「地球の歩き方」に出ているからです。

片道25分ということは、往復するとそれだけで1時間要します。

とにかく、クルマで行けるところまで行きましょう。

別府から20分ほどで「焼火神社」のふもとに到着です。

隠岐最古 神火の伝説が残る「焼火(たくひ)神社」

焼火神社は、島前カルデラによってできた焼火山の中腹にあります。

すなわち、そこまで登っていくわけですが、距離約550m。高低差約100mです。

地球の歩き方には片道25分とあるけど、どのくらいで着くかな。

といいながら、景色がいいので、ときどき足を止めながら。

向こうに見える島は、実は同じ西ノ島。

こうしてみると、たしかに入り江がカルデラ湖に見えてきます。

階段を登り続けます。

やっと踊り場に着きました。ここまで、私の足で10分、375段の石段でした。

展望台は、ちょっと距離がありすぎる。まっすぐ焼火神社に向かいましょう。

道は平たんになりましたが、狭くなり、ほんとにマムシでも出そうです。

おや、これは・・

こんなの見つけてしまったら、登らざるをえないじゃないですか。

祠があるだけでした。

さて、焼火神社へ再度向かいかけると、りっぱな石垣。

ところで、全然人の気配を感じないんだけど、それはそれでけっこう怖いものです(^^)

ようやく本殿に到着です。

あれは西ノ島。鬼舞展望所のあるところで、あとで行ってみるつもりだけど、その向こうにうっすらと見える陸地はなんだろう?

まさか、本土??  距離は50kmぐらいだから見えてもおかしくないか。

宮司さんが住んでる家でしょうか。

岩山に突っ込んだ国の重要文化財

まず、太い大木が出迎えてくれてから社殿が登場。ふもとから15分でした。

これは貫禄のあるつくりです。洞窟にアタマ半分つっこんでいます。

ほんとにチベット寺院でも見る思いです。

後鳥羽上皇が隠岐に流される途中に海が荒れ、神火が放たれて遭難から船が救われたという伝説もあるそう。

けっこう由緒ある神社なのに、ここにいるのは私だけ。

ていうか、隠岐の神社をめぐって、これで7社目ですが、すべて境内を独り占めでした。

3連休で船は満員だったのに、なんか不思議。

西ノ島十五番札所とあります。そんなにあるの?

では、焼火神社にさようなら。

焼火神社への道中は、日本海との付き合いでもあります。

江戸時代から、全国的な海上安全の神として信仰されてきたのも焼火神社です。

さて下りましょう。さすがに下りは楽です。

隠岐四大社のひとつ「由良比女神社」

では、続いて「由良比女神社」に向かいましょう。

海上国道である485号線が、尽きたあたりに「由良比女神社」は鎮座しています。

海を背にした、(おそらく)一の鳥居。

そして境内へ。

いやあ、風格ありますなあ。さすがに延喜式神名帳に名を連ねる「由良比女神社」です。

これで、隠岐四大社をすべて制覇したことになります。ちょっとした達成感(^^)

あと3つは「伊勢命神社」「水若酢神社」「宇受賀命神社」です。

平安時代には、隠岐国の一ノ宮と定められた、由緒ある神社。

誰もいなく、物音ひとつしません。

島の文化というのは、外界から隔離され、祭りや信仰とともに育まれるもの。

島に神社がいくつもあるのは、なんとなくわかるような気がします。

祭神の由良比女の命とは、どんな神だったのでしょうか。

隠岐の神社らしく、土俵がありました。いまも使われてるのかな。

おや、観光客ではない島民らしい母子連れがお参りしています。

今回の隠岐・神社めぐり、8社目にして、はじめて参拝者を見かけました。

この社は、もとは知夫里島にあったそうです。知夫里島には明日訪れる予定。

では、由良比女神社にお別れ。

今度は趣向を変えて、神社ではなく、西ノ島の展望台を回りましょう。

今回の島根&隠岐3泊4日ひとり旅の全行程はこちらです。