慌ただしい旅の初日。
夜行バスの遅延からはじまって、バタバタの一日でしたが、旅先で迎える夕暮れはえもいわれぬものがあります。
旅先での夕方は、当たり前だけど、家に帰る必要がない。
これだけで、なんと人生を豊かにしてくれる感性をもらえたことか。
すなわち、家に帰りたくないんです。家出したい(^^)
ドーミーインの新ブランド【だんだんの湯 御宿 野乃松江】の畳敷き和風ホテルに荷物を落ち着け、上階の天然温泉で疲れをとった私は、夕食を兼ねて、夕暮れの松江の町に繰り出しました。
夕日指数0%と、宍道湖の夕日は拝めそうもありませんが、知らない町をぷらぷら歩くのは楽しいです。
「橘屋そば店」で食べる「割子そば」
さて、まずはお腹がすいてますので、腹ごしらえ。
時間がなく、出雲大社で食べ損ねた「割子そば」を求めてグーグルマップで探すと、ホテルから徒歩2分程度の裏手に、よさそうなお店がありました。
橘屋という「お蕎麦屋さん」。
店の前まで行くと、そばのバリエーションが豊富で、即決しました。
いろいろありそうです。
朝の海鮮丼いらい饅頭しか食べてないので、親子丼をセットしますか。
まずは食前酒。
なんの銘柄かわからないけど、空腹だから日本酒美味しい(^^)
なんか、店員さんがきびきびと動いていて、すごく感じのいいお店です。
さて運ばれてきました。「割子そば」に「親子丼」のセット。
もっと黒っぽいのかと思いましたが、色はこんな感じです。
ちなみに、「割子」とはこの丸い漆器のことで、かつては使い捨てだったらしい。
三段もあるから、食べ応えありそう。
親子丼も美味しそうです。
さていただきましょう。旅先で美味しいものに出会えると、ほんとに幸せだ。
「割子そば」は、薬味とそばつゆを直接かけて食べるようです。
運んできてくれたお兄さんに教わりました。
あまりに美味しくて、あっというまに完食です。
そば処橘屋さん。ごちそうさまでした(^^)
あてもなく歩く夜の松江の町
さて、日が落ちかけている松江の町。幸い雨は上がりました。
松江の町に運河のように流れている京橋川に沿って、あてもなく散歩です。
2022年10月7日(金)。気温は18度。風はなく、とても気持ちのいい夜の散歩。
ていうか、松江の町って素敵じゃないですか。
運河沿いの景観がとてもおしゃれ。
松江の町を歩くのははじめて。
今回の旅では、数時間の滞在で、隠岐の島にわたってしまう事実上の素通りなんですが、今度じっくりと訪れてみたい。
宍道湖畔に出てみました。
宍道湖大橋の上からの撮影。スマホで撮ってるので、ちょっと厳しい。でもいい雰囲気。
宍道湖の夕日は見れなかったけど、夜景を楽しめたので満足です。
ホテルに帰る途中、茶町商店街を通りました。
松江の茶町商店街とは、松江城を造ってるとき、工事に従事した人々をねぎらうために、このあたりに茶屋が栄えたとのこと。
いまでも、洒落た茶屋さんが並んでました。
ふたたび雨が舞い落ちてきたところで、ホテルの前に到着。
地方都市の夜の散歩は楽しい。
ホテルではバーにでも行って、ほどよく酔うとしましょう(^^)