松江で食べる【出雲 割子そば】&夜の松江の町散歩【島根一人旅 #7】

慌ただしい旅の初日。

夜行バスの遅延からはじまって、バタバタの一日でしたが、旅先で迎える夕暮れはえもいわれぬものがあります。

旅先での夕方は、当たり前だけど、家に帰る必要がない。

これだけで、なんと人生を豊かにしてくれる感性をもらえたことか。

すなわち、家に帰りたくないんです。家出したい(^^)

ドーミーインの新ブランド【だんだんの湯 御宿 野乃松江】の畳敷き和風ホテルに荷物を落ち着け、上階の天然温泉で疲れをとった私は、夕食を兼ねて、夕暮れの松江の町に繰り出しました。

夕日指数0%と、宍道湖の夕日は拝めそうもありませんが、知らない町をぷらぷら歩くのは楽しいです。

「橘屋そば店」で食べる「割子そば」

さて、まずはお腹がすいてますので、腹ごしらえ。

時間がなく、出雲大社で食べ損ねた「割子そば」を求めてグーグルマップで探すと、ホテルから徒歩2分程度の裏手に、よさそうなお店がありました。

橘屋という「お蕎麦屋さん」。

店の前まで行くと、そばのバリエーションが豊富で、即決しました。

いろいろありそうです。

朝の海鮮丼いらい饅頭しか食べてないので、親子丼をセットしますか。

まずは食前酒。

なんの銘柄かわからないけど、空腹だから日本酒美味しい(^^)

なんか、店員さんがきびきびと動いていて、すごく感じのいいお店です。

さて運ばれてきました。「割子そば」に「親子丼」のセット。

もっと黒っぽいのかと思いましたが、色はこんな感じです。

ちなみに、「割子」とはこの丸い漆器のことで、かつては使い捨てだったらしい。

三段もあるから、食べ応えありそう。

親子丼も美味しそうです。

さていただきましょう。旅先で美味しいものに出会えると、ほんとに幸せだ。

「割子そば」は、薬味とそばつゆを直接かけて食べるようです。

運んできてくれたお兄さんに教わりました。

あまりに美味しくて、あっというまに完食です。

そば処橘屋さん。ごちそうさまでした(^^)

あてもなく歩く夜の松江の町

さて、日が落ちかけている松江の町。幸い雨は上がりました。

松江の町に運河のように流れている京橋川に沿って、あてもなく散歩です。

2022年10月7日(金)。気温は18度。風はなく、とても気持ちのいい夜の散歩。

ていうか、松江の町って素敵じゃないですか。

運河沿いの景観がとてもおしゃれ。

松江の町を歩くのははじめて。

今回の旅では、数時間の滞在で、隠岐の島にわたってしまう事実上の素通りなんですが、今度じっくりと訪れてみたい。

宍道湖畔に出てみました。

宍道湖大橋の上からの撮影。スマホで撮ってるので、ちょっと厳しい。でもいい雰囲気。

宍道湖の夕日は見れなかったけど、夜景を楽しめたので満足です。

ホテルに帰る途中、茶町商店街を通りました。

松江の茶町商店街とは、松江城を造ってるとき、工事に従事した人々をねぎらうために、このあたりに茶屋が栄えたとのこと。

いまでも、洒落た茶屋さんが並んでました。

ふたたび雨が舞い落ちてきたところで、ホテルの前に到着。

地方都市の夜の散歩は楽しい。

ホテルではバーにでも行って、ほどよく酔うとしましょう(^^)

今回の島根&隠岐3泊4日ひとり旅の全行程はこちらです。