タリン ⇒ ヘルシンキ フィンランド湾の優雅なフェリーの旅【北欧旅行記 #34】

3時間のタリン弾丸観光も無事終了。

フェリーに乗って、ヘルシンキに帰ります。

たった4時間の滞在で、世界遺産の街タリンには申し訳ないけど、世界遺産にふさわしい街並みでした。

さて、帰りの船もTALLINK。

すると、ターミナルはDになります。間違えないように気をつけないと。

タリン フェリーDターミナルのひととき

ちょうど船が着いたのか、ターミナルの到着口から人が大勢はきだされてきました。

中に入るとロッカーが。荷物を預けることもできたんですね。

うれしいことに酒屋がありました。酒屋というか小売店ですが。

ワイン1本が5~10ユーロ。免税店ではないようですが、べらぼうに高いわけではありません。

ヘルシンキのホテルの近くにはお酒を仕入れることができる店はないように思えたので、ここで購入しておきます。

そしてコンコースへ。ヘルシンキとストックホルムがあります。これも間違えないように気をつけないと。

ヘルシンキに今日中に戻る船はこれが最終。なので、乗船客もけっこう多めです。

さて、帰りの船はどこで過ごそうかな。

優雅な夕暮れのフィンランド湾クルーズ

航海の時間は19時半から21時半まで。つまり夕陽が見れる時間帯。

進行方向に向かって左舷の外が見れる席を確保しました。

 

たった3時間しかいられなかったタリンの街にお別れです。

港を離れました。ここから2時間。ほんとに優雅な夕暮れ時のクルーズです。

RPGで私が過去に熱中した「大航海時代」というゲームでは、このあたりで怪しい人魚が出てきたよな。

そんなことを考えながら、楽しむ船の旅。

 

バルト海が内海で、そこからさらにフィンランド湾が入り組んでるので、波がほとんどない地形なのかな。

船がまったく揺れません。こんなにも揺れない船は久しぶりです。

タリンに向かう姉妹船ですね。

 

見入ってると、時間があっという間に過ぎてしまいます。

夜21時を過ぎても、太陽がこの高さにあるというのも不思議だけど。

見入ってるうちに陸地が見えてきて、ヘルシンキに到着です。

ゲームコーナーをのぞいて、

下船の準備。定刻の21時半にヘルシンキ到着です。8時間ぶりのヘルシンキ。

外はまだ明るいです。

トラムでヘルシンキ市街へ

下船した客が、いっせいにトラムに向かって大混雑するのかと思ったら、トラム乗り場に向かうのはバッグを背負った観光客だけで、市民は埠頭に停めておいたクルマなどで移動するようでした。

来るときにも乗った7番トラムに乗車します。

昨日の朝7時にトロムソを出てから、常に移動していたわけで、さすがに疲れを覚えます。

ヘルシンキカードをピッとあてて車内へ。

トラムの心地よい揺れで、眠ってしまいそう。

ヘルシンキの鉄道駅を過ぎて、ゆるいカーブを登ろうとするところにあった駅でトラムを降りました。

駅の名前は忘れましたが、ここからならホテルまで徒歩数分のはずです。

グロホテルで長かった1日を回想

時刻は22時。約10時間ぶりにグロ ホテル ヘルシンキと再会。

さすがに疲れたわな・・・  預けておいた荷物を引っ張り出し、カードキーをもらってエレベータに乗ります。

昨夜は寝台列車だったし、ベッドを見て、なにかホッとするものを感じます。

この旅で最後となるホテル宿泊。あとの2泊はいずれも飛行機の中です。

なので、宿泊費13,000円と奮発しましたが、奮発したのは立地のほうで、部屋はとくにどうということもありません。

 

でも、今夜は、タリンのフェリーターミナルで買っておいたワインがあります。

無難を選んでチリ産にしましたが、goodです。

明日は、フルにヘルシンキの街を歩き回って、深夜の飛行機でドバイに飛びます。

旅も終わりに近づいちゃいましたね。

 

北欧3カ国を駆け巡るだけでなく、エストニアにも足を伸ばし、帰りのドバイでもトランジットの間に街を見学する予定。

ワインを味わいながら、旅の間に書いておいたメモを眺めて、旅の間の出来事を整理します。

今回の11日間北欧3ヵ国&エストニア&ドバイ弾丸一人旅の全行程&旅費はこちらです。