昨日はバタバタしたけど、疲れもあって白夜の中を快い睡眠。5時半に起床し、出発です。
この完全セルフホテルって、使ってみると、けっこう合理的でいいのかも。
メールを受信できる人しか泊まることのできないホテル。高齢者の行動がすべてに優先される日本社会では、絶対無理だろう。
同じ高齢社会であるのに、北欧と日本との違いは何なんだろう??
儒教社会とキリスト教社会の違いかな・・・
そんなことを考えながら、クルマを運転し、空港に返却しました。
アルタ空港のひととき
3度目のアルタ空港。昨夜のことなのに、なんとなく懐かしい気分。
空港の中に入ると、昨日の閑散がうそのように賑わっていてほっとします。
そして、レンタカーのキーを、予定より10時間遅れで返却します。
この件は、Rentalcars.comに報告しましたが、お咎めなし。
それどころか、お詫びのメールとともに、次回利用できるクーポン券までいただきました。ありがとうございます。
オートチェックインマシンを操作。スカンジナビア航空のチケットと、バゲージクーポンが発券されました。
7:35発のスカンジナビア航空は、ノルウェイの首都オスロ行き。
だからトロムソで降りる私は、途中降機するわけです。
荷物を預けます。一応念のために、トロムソですよ、と言っておきます。
午前6時になって、ますます増える搭乗客。行き先が首都のオスロとあっては当然ですね。
簡単な保安検査があって、セキュリティエリアへ。
さすがに、このエリア内は、朝早くても営業しています。
いつもながら、ローカル空港の雰囲気は好きです。
飛行機との距離が身近に感じられるのも、ローカル空港のいいところ。
スカンジナビア航空は初搭乗。トロムソまで35分の旅。
ゲート前まで移動します。あれれ、トロムソは雨模様かな。
アルタ ⇒ トロムソ 空の旅
ボーディング開始。
窓から見てると、荷物が積み込まれます。私の荷物は、ちゃんとトロムソで降ろしてね。
首都オスロ行きなので、機内はほぼ満席です。
スカンジナビア航空は、はじめての搭乗ですが、日本にも就航しています。
そして、嬉しいことにアライアンスはスターアライアンス。
ANAのマイルも貯められるぞ、と思いきや、極端に安い航空券ということで、予約クラスがマイル積算対象外でした(笑)
隣のゲートには、昨日乗ったヴィデロー航空のプロペラ機が到着。やっぱり、トロムソからやってきたのかな。
離陸開始。アルタには、ほぼ24時間いたことになるんだね。ではさようなら。
考えてみれば、昨日は一度も太陽を見なかった。それはそれで、最果ての地らしくていいんですが、その雲を突き抜けます。
プロペラ機ではないジェット機のスカンジナビア航空機は、フィヨルドを見下ろしながら南西へ。
海水浴でもできそうな海の色。
山の頂には万年雪。
トロムソの町が見え、高度が下がります。
スカンジナビア航空の乗客はほとんどがオスロまで行くようで、トロムソで降りたのは10人もいませんでした。
1日ぶりに舞い戻ってきたトロムソ。
荷物を受け取ってロビーを出ると、今まさにバスが出発するところ。
あわてて、運転手に声をかけると、これは市内に行くバスではないと言って、親切にも、後方から出発しようとしていた市内バスターミナル行きのシャトルバスを止めてくれました。
ありがとさんです(^^)
これは、シャトルバスなので100クローネと高かったですが、路線バスはいつ来るかわからないし、100クローネとは言っても、タクシーの半分以下です。
気温は14度ですか。今日は、丸1日トロムソの観光です。
窓外を眺めながら、どこをどう回ろうか考えます。
シャトルバスはバスターミナル行きですが、ホテルの近くを通りかかったので、降ろしてもらいます。904番バスでした。
Radisson Blu Hotel(ラディソン ブル ホテル)にチェックイン
予約しておいた、ラディソン ブル ホテル。トロムソの繁華街に近く、バスターミナルにも近い立地です。
入ってきた私をにこやかに向かい入れてくれたフロント嬢は、部屋のチェックインまでさせてくれました。
てっきり、荷物を預けて、夕方まで待つしかないかなと思っていたので大感激です!(^^)!
このラディソン ブル ホテル。トロムソのホテルの中では高級のほうに属するでしょう。宿泊代は12,000円です。
クマの人形です。
まずは、部屋に入って落ち着きましょう。部屋のある建物は別棟にあり、これは渡り廊下です。
渡り廊下から見えた景色。
そして、これが私の部屋。
時刻は9時を回ったばかりです。
まずは、洗濯物がたまっているので、それを全部洗って、部屋中に飾り付けました。
部屋の窓から見えるトロムソ湾。
今日は、あの対岸にあるストールシュタイネンにに登って、トロムソの町を見下ろしてみよう、なんて考えます。
ストールシュタイネンとは、大陸側にそびえる標高421mの山です。
対岸には、北極教会も見えました。
早くチェックインできたので、少し朝の二度寝をしてから出かけようと思ってましたが、景色を眺めているうち、一刻も早く、対岸の山に登りたくなりました。
今日の午前中は、対岸の散策で決まりですね。