ギリシアから帰って1月もたってないですが、10月初頭の3連休、プチ弾丸旅行を敢行です。
さすがに、これだけの頻度で出かけると、四方から「また行くの?」と聞かれます。
そうです、また行くんです。
とにかく行けるうちに行く。旅ができるうちに旅をする。
将来、病気になるかもしれない。娘が引きこもりになるかもしれない。親を介護することになるかもしれない。お金貯めたって、インフレで資産価値を維持できるかわからない。
要するに、現代社会はリスクだらけなんです。
不確実な将来より、今です。
家族を養って、娘たちの学費、生活費をすべてまかなって、将来における娘たちの生活をすべて包括して、その上での、自分の小遣いを削って行くのに、なんの問題もないでしょう。
しかも、ただ、小遣いを削るだけじゃありません。
旅という記憶財産に投資するんですから。
フライトスケジュール
航空会社 | 便名 | フライト |
乗継ぎ時間 |
|
---|---|---|---|---|
往き |
エアアジアX |
523 |
羽田23:45 ⇒ クアラルンプール5:55 |
4時間 |
6112 |
クアラルンプール9:55 ⇒ ペナン10:55 |
|||
帰り |
エアアジアX |
522 |
ペナン6:15 ⇒ クアラルンプール7:20 |
7時間5分 |
522 |
クアラルンプール14:25 ⇒ 羽田22:30 |
今回の行き先はマレーシア。
マレーシアのリゾート地ペナン島ジョージタウンに、3連休の初日に到着して、1日半ほどそこにいるというスケジュール。
帰りのクアラルンプール乗り継ぎ時間が長いのは、意図していて、弾丸でクアラルンプール観光ができないかな、という狙いです。
マレーシアという行き先がピックアップされたのは、もちろんフライトスケジュールから。
マレーシアには、首都クアラルンプールを拠点とするLCCエアアジアが、航空網をしいていて、それでいて安い。
上記のようなスケジュールが出来上がりましたが、当初確保したチケットはクアラルンプールの往復のみ。
往復のチケットだけ押さえるといういつもの作戦でしたが、地図を眺めるうち、行き先がペナン島ジョージタウンに照準が定まり、ペナン往復を追加オーダー。
それでも、合計42,100円という値段で仕上がっています。
はじめから、乗り継ぎ便でオーダーしていたら、もう少し安くなっていたでしょう。
ちなみに、ジョージタウンという街は世界各国にありますが、直訳すると「興した街」になるそうです。
個人的には、やっぱり「深夜特急」。
沢木耕太郎氏が滞在した、ペナン島ジョージタウンを、この目で見てみたい。
深夜の羽田空港でのひととき
10月初旬。日本は、すでに秋の気配ですが、マレーシアは常夏。
2泊4日のプチ弾丸日程で、週末の世界遺産ジョージタウンへGOです。
羽田空港は6月の香港以来4ヶ月ぶり。
エアアジアは、前回と変わらぬ、エミレーツとカタールの間にありました。
クアラルンプール行きは23:45。
昨年の7月にスリランカに行ったときと同じ便ですね。
エアアジアの真紅のユニフォームが懐かしい。
羽田空港も、すっかり秋模様に衣替え。
オンラインチェックインはしておきましたが、荷物を機内持ち込みにしていいか確認するため並びます。
エアアジアの機内持ち込み無料制限は7キロまで。
昨年のスリランカのときは、わずかにオーバー。大丈夫ではあったんですが、グランドスタッフが結構気にしていたので・・・
チケットを発券。めずらしく、通路側にしました。
エアアジアの狭い室内。そして夜間飛行。わずかながらの居住性と、利便性を優先させました。
ところで、出発の2日前。エクストラシートへのアップグレードの勧誘メールが来ました。
申し込んでも確実ではないようですが、こんな素晴らしいシートなら一度くらい経験してみてもいい。
値段は+33,000円と決して安くはないですが、ビジネスに乗るよりはるかにオトク。
疲れを癒せるならと、帰国便だけ、オーダーしておきました。
さて、当たり前ですが、LCCエアアジアは機内食は出ません。
腹ごしらえしておきましょう。
予定通りのボーディング。
三連休前夜。出国する人はいっぱいいます。
エアアジアXの機内
やっぱり、エアアジアの機内って狭いよなあ。通路なんて、両サイドの座席にぶつからないで歩くのが難しいって感じ。
でも、CAの真っ赤な制服、光ってます(笑)
離陸すると、すぐに消灯してくれました。これで、ぐっすり眠れます。
あの緑色の蛍光塗料は、通路の幅を示すため?
マレーシア入国&両替
出国前はいつも激務。おかげで、ぐっすり眠れます。
7時間のフライトを無意識で過ごして、クアラルンプール到着です。
ここで、ペナン行きの、同じエアアジアの便に乗り換えるんですが、チケットは乗り継ぎ便として発券していません。
この場合、こうやって、いったん入国して、あらためてチェックインする必要があります。
ところで、乗り継ぎ便として発券した場合は、ここでイミグレ並ぶ必要はなかったのかな。
ちなみに、このイミグレ、けっこう時間かかりました。
ペナン行きのフライトが9:55と3時間以上あるので、余裕でしたが、2時間くらいしかなかったら、焦ったかも。
審査官に尋問されてるヤツが意外といるんだよね・・
結局40分くらい並びました。
無事に入国、マレーシア。マレーシアは、これで3度目かな。
まずは、何をおいてもチェックイン。日本語がある!さすが。
なんと、2日後の帰りの便の分まで出てきました。
そして、両替です。
新興国通貨が、軒並み暴落しているさなかで、マレーシア・リンギットは、比較的安定しています。
マレーシアは、もはや先進国?
3年半前にシンガポールに行って、そこからマラッカに足を伸ばしたときに手にしたマレーシアリンギット。
すべての紙幣に、初代国王アブドゥル・ラーマン氏が描かれています。
さて、入国後の準備は終わりました。ほっとして、コンコースを眺めます。
一息ついたら、再度保安検査場を通って、ゲート前へ。
なんか、保安検査、すごくゆるく感じたのは気のせい?
お腹がすいたので、スタバでラザニアをオーダー。
ペナン行きは、ここJ4でいいようです。
クアラルンプール ⇒ ペナン 1時間のフライト
日本人が、さあーッと、いなくなりました。これも、いつものこと。旅立ちの実感が強まります。
ところで、当初ペナン島へは、ここクアラルンプールからバスで行こうかと考えていました。
しかし所要時間が7時間。7時間なんて物の数でもないんですが、今回は3連休しか日にちがなく、移動に時間を取られるよりは、風のように移動して、ペナン島そのものを楽しもうと考えました。
飛行機ならば、クアラルンプールからペナン島はわずか1時間です。
ボーディング開始。大勢の、中国系のマレー人(言い方正しいかな?)がいっぱい。
引率の先生らしき人もいる。ペナン島に修学旅行かな。
ジョージタウンは、街全体が世界遺産ですから。
この機は窓際。ほぼ満席でした。
整列するエアアジアの機体を見下ろして、マレーシアの空へ。
亜熱帯のジャングルを見下ろし。
眼下が雲に包まれます。
それにしても、エアアジアの翼、鏡面のようだ。
飲み物が配られるわけではありません。
あらかじめオーダーしていた人を探して、給士しています。
そして、ペナン国際空港にランディングです。