バタワース行きのフェリーに乗るつもりで、時計塔から、海沿いの道を歩きます。
生活の足 バタワース行きフェリー
これは何だろうと思ったら、レストラン?
ここが、マレーシア本土、バタワースへ渡るフェリー乗り場ですね。
バタワースになにがある、とかいうわけではないんですが、このフェリーには一度乗ってみたかったんです。
フェリーは20分おきぐらいに出ているようです。
ゾロゾロと、乗り場に歩いていきます。
次は16:40。ところで、チケットを買ってない。
周りにいた中国系の乗客に聞くと、「いらない」とのこと。
なんと、ペナンからバタワースに向うときは無料。バタワースからペナンに来るときは何リンギットだか払う必要がある。そういうシステムらしい。
行ったら帰ってこなくてはならない。まさに、生活上の足というわけなんですね。
これは、先行の船。乗客を満載して出航。
実は、積み残されたので、17時のまで待つのかと思ってたら、すぐに乗れました。
なんか、臨機応変にやってそう。
海峡に垂れ込む黒い雲。
ちなみに、このフェリーに乗ってみたかったのは、もちろん沢木耕太郎さんの「深夜特急」が動機です。
40年位前の話ですが、そのころの海と変わっているところはあるでしょうか。
ペナン大橋がゆっくりと通り過ぎていきます。当時は、そんなものなかったでしょう。
スマホいじりは、全世界的な傾向なんだろうね。
ジョージタウンが離れていきます。
まさに生活の足。香港の中環フェリーのよう。
対岸のマレー半島、バタワースに到着。
手際よく、ブリッジがセットされます。1日、何回この作業やってるんだろ。
あれは、ペナン島へ渡る人たち。
バタワースの町を軽く歩いてみようと思っていましたが、2つの誤算。
埠頭に面して、もう町があると思っていたのが、そうではなかった。
どうも、バスで、町の中心部に行くらしい。
それともう一つ、突然降りだした豪雨。すごいですよ、文字通りの豪雨。
熱帯のスコールはこうでなくちゃ、っていわんばかりの降り方。
くわえて、この人の数。
あわよくば、バタワースの町も歩けるかなと期待してたけど、あきらめます。
まあいいか、沢木耕太郎さんも、バタワースの町は歩いてないし。
そのまま、フェリー埠頭の入り口にとんぼがえり。
今度は、チケットオフィスがありました。
1.2リンギット。35円くらい。これは安いね。
何度も触れて申し訳ないですが、沢木耕太郎さんが乗ったときは日本円で45円くらいでした。
この40年間で、マレーシアも成長しているけど、日本円の強さは群を抜いているということなんでしょう。
そして、このQRコードを改札にかざして通ります。
滝のような雨。
音楽でも聴きながら待ちます。
次の出航は17:30。
のどが渇いてレッドブル。
この豪雨だと、さすがにペナン大橋も霞みます。
地元住民だけでなく、旅行者もいる模様。
そうだよね。マレー半島をのんびりたどる旅もしてみたいものです。
でも、そんなことにこだわってると、ペナンなんか、現役時代には絶対来れなかった。
深夜特急で知ったペナンの町。
初めて知ってから20年以上経つけど、まさか、3連休を利用して来ることになるとは思わなかったな・・
ペナンの町が見えてきました。
向こうは雨が上がってるみたいです。
無料バス「ラピッド・ペナン」に乗車
ペナン島に再上陸。
さて、もう夕刻だし、ホテルに帰りましょう。
でも、ここから、ホテルまでは1キロ以上あるし、歩くのも疲れた。
バスで、行けるところまで行ってみる?
うーん、来るバス来るバス、行き先がみんな違う。
しばらく待ってたら、CATの文字。あれが巡回バスかな。
乗り込んじゃいました。無料です。
時計塔の横を通って、中心街に向っている模様。
ペナン通りでバスを降りました。
あのCATの文字が、無料の証なんですね。
バス停の目の前にあったセブンイレブンで、ビールを調達。
このおじさんが、大量に買い物をしていて、レジが進まない・・・
ホテルに戻る道で見かけた壁画。
ホテル キャンベルハウスで夕食
ホテルに戻ってきました。なんか、疲れたな・・・
無理もないかな、ペナンヒルに極楽寺、リトルインディアを歩いて、バタワースまで顔を出してきたんだから。
靴を脱いで、ブラッサムの部屋に戻ります。今夜で、このホテルともお別れだ。
部屋に入ると、今日はチョコレートケーキが差し入れられてました。
夜は、バーにでもくりだそうと思っていたんだけど、さすがに疲れた。
ホテル併設のレストランで夕食です。
まずは、ワインを一杯。しかし、高い。これ一杯で30リンギット。
ボトルで頼もうものなら、150リンギット(4200円)を軽く超えます。
ペナンは、食べ物は安くておいしいけど、酒類は、高くてなかなか手が出ませんね。
そのあたりは、タイやベトナム、あるいはインドネシアは天国だった・・・
色の黒いマレー人が運んできてくれたカルボナーラのスパゲティの夕食。おいしかったです。
このホテル、宿泊費は少し張るけど、サービスや愛想は、それを上回る素晴らしさです。
キャンベルハウス。またペナンに来たときは、泊まりたいね。
さて、弾丸旅行も明日で終わり。明日帰国します。
ジョージタウンには、1日半しかいられなかったけど、十分楽しめました。
明日のフライトは6:15のクアラルンプール行き。
4時過ぎには、ここを出たいので、タクシーとモーニングコールを3:40に頼むと「ワオ!」。