さて、ベッドの上に寝っ転がって、本日の街散策作戦会議。
このキャンベルハウスのスタッフが、丁寧に街の見どころをマッピングしてくれてますので、これを片手に歩けばいいでしょう。
今いる場所は、チュリア通りの少し南、そして街の西よりのキャンベルハウス。
当初は、レンタサイクルもありかな、と思ったけど、この街は、徒歩で十分なようです。
華僑の香りがするジョージタウン街歩き
ただし、気温は上がっています。熱中症には気をつけないと。
ホテルの外に出ました。湿気の多いむっとする暑さ。
ランニングシャツ1枚で歩きたいところですが、点在するモスクや寺院は、肌を出しすぎると入れないでしょうから、薄手のジャケットを羽織ります。
ここは、チャイナタウン。
まずは、スタッフのおすすめどおり、東に向かい、アートな壁画でも眺めるとしますか。
漢字だらけで、もはやマレーシアにいる感じがしません(笑)
でも、これが華僑の街。
3年前のマラッカを思い出します。
お、でも、ムスリムも歩いてますね。
この先には、ペナン島最大のモスク カピタン・クリン・モスクがあります。
ラテン系を思わせる色調。
これは、思いっきり甘い飲茶ってことですかね。
さっきの飲茶はさっぱりしてて最高だった。
これから、中国圏でお茶を飲むときは、飲茶を候補にしよう。
いろんなストリートと交差します。
今、私はチュリアストリートと平行して東に歩いています。
交差点にあった建物。何だろ?
カピタン・クリン・モスク
モスクが見えました。
マレーシア最大級のモスクらしいですが、威圧感はさほど感じず、小ぎれいなモスクといった感じ。
当然、靴は脱いで入ります。
蒸し暑い外部から中に入ると、日陰で風通しもよく気持ちいい。
でも、なんだろ、この冷っとした雰囲気は。
エジプトで、モスクに入ったときも、同じような感じを受けたよな。
タイルが水で冷やされてるってのもあるけど。
そういえば、イスラム教の国に来るのは、すごく久しぶりだ。
お祈りしてる人の邪魔にならないように、しばし休憩。
ムスリムか?と聞いてきたり、いろいろ作法を私に伝授しようとする人が現れます。
敬虔な人の前で失礼があってはならないので、早々に退散します。
ミナレットも大きい。やっぱり、マレーシア最大級のモスクなんですね。
モスクの外に出ました。
また、熱気に体が包まれます。
トライショーに乗り込もうとするイスラム女性。
では、カピタン・クリン・モスクにお別れ。
このモスクのところで、右折、つまり南に折れます。
地図によると、マスジット・カピタン・クリン通りということになっていますが、案内板はどう見ても違う。
ま、いいか・・
なんか、寺院が見えてきました。
中国人観光客も集まってきました。
このへんが、寺院や落書きアートが集まっているエリアのようです。
観光客も増えました。
ヤップ・コンシー
地図によると、これはヤップ・コンシーという寺院。
路上駐車の取り締まりは厳しいようですね。タイやロックですか。
向こうで、人が並んでるのは、なんだろう?
カキ氷?アイス? スイートでした。
すごい人気です。それに暑いし。
クー・コンシー
こちらは、クー・コンシー。
チケットは、ミャンマーの寺院なんかと同じ、シール型。
寺院は、少し奥まった位置にありました。
しかし、先客は、たったの2人。
ペナン島で、もっとも美しい寺院だそうです。
一度焼失して、再建は1906年とのこと。確かに美しい。
振り返ると、崩れそうな屋根を隔ててコムタタワーが。
寺院を出ようとして、これは何だろ?
シール型チケットを貼って置いていくんですね。日本のおみくじみたいなもんだ。
私も、貼っておきました。
寺院を出ました。
ペナン島は食がおいしいことでも知られています。今夜の夕食は何にしようかな。
しかし、でっかいハンバーガーだ。
また少し億へ。地図によると、あれはアチェ・ストリート・モスク。
おっと、びっくりした!
一瞬、実物とみがまうほどの精巧なアートです。
ここにも。
海が近くなってきたようです。
けっこう多い交通量。信号もないので、渡るのに要領を要します。
水上部落の風景
この先に、同姓一族の橋があるようです。
地図によると、この先は陳一族の橋。
隣を見てるので、こちらは李一族の橋。
中国移民の水上部落ですか。
ペナン島もかなり発展してきているけど、この方々は、どんな生活をしてるんだろう?
向こう岸に見えるのは、マレー半島、すなわちマレーシア本土の街バタワース。
この海のことを何と呼ぶんだろう? マラッカ海峡、ではない気がするが、広義的にはいいのかな。
いやあ、対岸バタワースも、開発の勢いを感じますね。
〇〇水道?を眺める欧米人観光客。
街のほうに戻ります。
歩き出して、まだ2時間くらいしかたっていませんが、大汗をかいて脱水症状気味です。
Tigerとあるのは、タイガービールってこと? 昼間っから、ビール飲めるのかな。
けっこう、至るところにあるTigerのサイン。
ところが、たずねてみると、ビールはなし。夜だったら、でたのかも。
これは、マーケットの中。
これはカフェですね。とりあえず、ブラブラ戻りながら、エアコンの効いた喫茶店でも探そう。
アートな壁画を探す街歩き
おっと、また壁画。
ここまでくると、少し不気味・・・
それより、もう暑さ限界・・・ どこでもいいや。
手近なお店の軒下でレッドブルをご馳走になります。
若い店員と少し話します。
日本人はいっぱい来るか?と聞くと、来ない、との答え。
意外だったので、Why?と聞くと、日本人は、観光バスで回って、個々の店に立ち寄ったりしない、という意味のよう。
なるほど、ごもっともかも。
やっぱり、街は歩いてこそ。自転車もいいかも。
これは、ビーチ・ストリートとの交差点。
通りを行く観光客の姿態を眺めるのも、私にとっては、旅の醍醐味。
イスラム女性が、積極的に観光しています。
イスラム教の本来は男女平等。でも、女性を護るべく、様々なきまりや掟がある。
しかし、それが、厳しすぎると、かえって、女性をがんじがらめにしてしまうんじゃないかな。
素人的には、そう思います。
おや、あのポーズは?
この壁画ですか。
ほんと、知らない街歩きって楽しい。
イスラムの女性たちも、自由に行動してます。
アテネの街も落書きだらけだったけど、あれは、落書きだよな。
こっちのは、アートですよ。
ふいに、黒い雲が出て陰る空。
時計は飾り物でなく、ちゃんと動いてるし。
これは、さっきみたヤップ・コンシー。ここまで、戻ってきましたか。
クーラーのあるお店を見つけました。もう、駆け込みます。
こりゃ、天国だ・・・
オレンジのアイスシェイクをオーダー。よく冷えてるよ。
グラスを、首にくっつけたりしてクールダウン。
気温は30度前後なんだろうけど、蒸してる分だけ体力が奪われます。
明日もあるし、今日は、無理しないで、プラプラホテルへ戻ろうかな。