トランジットを利用した「ドーハ市内観光ツアー」の後編。
一行の皆さんは、居眠りをはじめてます。
たぶん「えーッ・・ドーハって、こんなに退屈なところだったの?」とでも思ってるんじゃないかな(笑)

ツアー最後の立ち寄り「スーク・ワキーフ」
さて、あの妙なミナレットのような建物が現れると、「スーク・ワキーフ」です。

「スーク・ワキーフ」は、カタール観光で、最大のハイライトとされています。
さて、どうでしょうか?

ニカブをまとった女性も現れ、少し中東の香りがしてきました。

高層ビル群も、それだけで見るのではなく、旧市街の建物と絡めて眺めれば味が出ます。

さて、ここでの休憩時間は45分。もっとも長く取ってくれてます。

スーク・ワキーフの中に入りました。
とたんに身体を包む香辛料の匂い。

アラビア文字に香辛料の匂い。なんか、ようやく旅心地がわいてきましたよ!(^^)!

おみやげ屋さんも、いっぱい軒を連ねます。

凛々しいアラブ男性の白装束
なんか、どこかからゾロゾロと、白装束の男性たちが出てきました。
凛々しくてカッコいいな。イスラエルの超正統派の衣装もカッコいいと思ったけど、こちらもいい。

白装束の卵たち。

皆さん、幸せそうです。
そりゃそうだ。1人当たりGDP世界7位で、アメリカよりすごいんだよ。でも、世の中何が起こるかわからないから、勉強はしておいたほうがいいよ。

これはなんだ? 黄金の親指?

これは、レストランの入り口。
スーク・ワキーフのレストランは、夜は観光客で大賑わいになるそうです。

まだ午前中なので、こんな感じですが。

こちらは、ヘアーサロン。

いろんなものを打ってます。
観光客向けではあるけど、見てればそれなりに面白い。

あれは、水タバコ?

中東のスークって感じですね。

見学時間45分じゃ足りないなあ・・


船の修理屋さん?
生活の匂いを感じるスーク
暑くなって、スークの内部に入りました。

こりゃまた、生活感そのままのいい感じです。

2008年ごろにリニューアルしたそうですが、どのくらいの歴史があるんだろうね。

なんだかんだで、内部は結構広い。迷子になりそうなことも。

鼻をくすぐる多種の香辛料
香ばしい香りがすると思ったら、香辛料エリアでした。

あのレンガを砕いたようなのは岩塩?

ドライフルーツもあります。

このエリアは、完全にドーハの人たちの生活の一部のようです。

楽しいスークです。

店主たちが大人しいのも、ドーハの特徴?

ドバイでは、腕をつかまれて、無理やり帽子をアタマにかぶせられましたから(笑)

のどが渇いて、コーラでも1本と思って、カタールのおカネをまったく持ってないことに気づきました(*^。^*)

見学時間の終了が迫り、広場に出ます。

すべての路地を歩ききれていません。2時間は欲しかったかな。

オープンしてないイスラム美術館や、まだ建設中のザ・パールなどを回って、「なんじゃこりゃ、このツアーは。」とも思いましたが、補って余りあるドーハの「スーク・ワキーフ」でした。
中東の匂いは、確かに感じました。
スーク・ワキーフの前の広場。

対比の妙ですね。いい感じです。ビル群が陽炎に漂っている感じもいい。

でもさすがに、黒いニカブは暑いだろうな。

バスに戻ります。ちゃんと時間は厳守しないとね。欧米人2人組が、なかなか帰ってこなくて、ガイドさんが焦ってました。
これでツアー終了。空港に戻ります。
朝8時出発だったせいもあるけど、開館してなかったり、少々物足りなかったのも事実。
夜のほうがビル群も夜景になって、スーク・ワキーフも賑わって、よかったのかもしれないですね。
でも、もし参加する方がいたら、8時ではなく、次の10時半のほうが、町が稼動しはじめていて面白いと思います。
町では、激しい渋滞が続きます。
この姿を見ると、とても「世界で最も退屈な町」ではないんだけど。

ハマド国際空港に戻ってきました。これで、カタールの弾丸観光は終了です。
先日のドバイよりも短い、わずか3時間の1カ国訪問となりました。現地のおカネを持たずに入国したのも初めての経験ですが、これでもカタールを訪問したことには違いありません。
素直に、39カ国目の渡航国となったカタールに感謝です。
さて、いよいよレバノンですが、情勢はどうなっていることやら。

