【イスラエル旅行記 #10】情緒ある夜明けのエルサレム

エルサレムに来てからというもの、夜明け前に目がさめます。

言葉足らずでうまく伝えられないのがもどかしいのですが、エルサレムの旧市街には、聖地の名そのままの魂が宿っているように感じます。

おととい、昨日と歩いて、この街が、全世界の人間の精神的支柱となっていることが、すごい迫力で伝わってきました。

なので、今日も、夜が明けきる前にホテルを飛び出し、朝の空気に包まれたエルサレム旧市街の散歩から、1日がはじまります。

情緒のある朝のエルサレム

まず、ホテルを出て、ホテルの渡り廊下を見上げます。

パープルに染まっていく空が美しい・・

まだ眠っている「ニュー・インペリアル・ホテル」。宿泊客で起き出してるの、私だけかな。

1泊1万円と値は張るけど、旧市街の中で立地が抜群なので納得しています。

そもそも、エルサレムの宿泊代の相場って、1泊1万円を下らないそうです。そりゃそうだよね。全世界の人々が集まる観光地ですから。

人間は、精神で生きているといっても過言ではないでしょう。

その精神を支えているものの一つが宗教であるならば、ユダヤ教・キリスト教・イスラム教の聖地、3宗教で合計35億人の聖地となれば、ここは地球の中心、世界の縮図と言い表すこともできるのではないでしょうか。

スークを歩きます。人気のないスークは、とても情緒があります。

ATMコーナーは24時間営業?

お店が開いてないのは寂しいですが、空気は程よく冷たく、エルサレムの秋は早朝がいいですね。

昨日に続いて、早朝のオールドシティ散策ですが、この行事やみつきになりそうです。

早起きは気持ちいい。

オールドシティの中、どこを切り取っても絵になります。

エルサレムには、色んな所にネコがいました。そういえば、ネズミもいました。

早起きの超正統派の方。

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なんて描いてあるんでしょう。

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早起きのツアーのようです。日中は、暑いし、観光客もすごく増えるので、夜明け直後の旧市街めぐりは正解です。

ここは、ちょうど、ヴィア・ドロローサの第8留

イエスが娘たちに語りかけた場所。

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おしゃれな時計。

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石畳を踏みしめるようにゆっくり歩くと、味がありますねえ。素敵な街です。

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陽も昇ってきました。とたんに暑くなります。

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再び、ヴィア・ドロローサ(悲しみの道)

足は自然に、昨日も歩いたヴィア・ドロローサに向かいます。

昨日は、訪れなかった細い路地に入ってみました。

階段があったので、登ってみました。

 

迷子になりかけましたが、ここは聖墳墓教会の入り口ですね。

この、イエスがつまづいた第3留から第5留あたりが、私にとっては興味深い。

人の往来もあるので、腰かけて、ずっと眺めていたい気分です。

路肩に腰かけて、ずっと眺めていたら、警官ににらまれちゃいました(笑)

不審者と間違えられたかな・・・

十字架の重みで躓いてしまったイエス・キリスト。

苦悩の母のマリア教会

おや、昨日は開いてなかった扉が開いています。ここは、マリアが十字架を背負わされたイエスを見守った場所です。

イエスとマリアです。

朝早すぎて、教会の中は見れませんでしたが、苦悩の母の教会、ひと目見れて感激です。

  

苦悩の母の教会を出ると、警官がパレスチナ人を職質してました。

その態度は、ものすごく高圧的です。

昨日などは、職質されたパレスチナ人が、自分のバッグの中を石畳の上に、投げるようにばら撒いた上に、上半身裸になってしまうシーンなども目にしました。

とても正視できない光景ですが、イスラエル人から見れば、パレスチナ人は危険分子ということなんでしょう。

この状況、いつまで続くのでしょうか。

その脇を、幼い子供が歩き去ります。

今日は月曜日。学校へ登校途中ですね。日本は祝日だけど。

さて、夜も明けきりましたね。

今日は、これから、マサダ要塞、そして死海へ行ってきます。

ホテルに戻って、朝食をいただきましょう。