エルサレム シオンの丘&オリーブ山から眺める岩のドーム【イスラエル旅行記 #5】

ホテルに戻って、シャワーを浴びて、また散策に出かけます。

今度は、ユダヤ人地区を抜けるのではなく、城壁づたいに歩いて、オリーブ山を目指そうと思います。

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エルサレム旧市街の城壁の上を歩く

ここが城壁の入り口ですね。

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城壁は高さがあり、けっこう登ります。それに、人があんまりいない。

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人がいないというのがコワい。

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城壁の上は、こんな感じです。この状況で暴漢や強盗と出くわしたらアウトですね。

実際、そんな事例もあるらしいので、慎重に進みます。

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マリア永眠教会

城壁の上から南のほうを見ています。

あのあたりが、シオンの丘。そして、あの建物がマリア永眠協会です。

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白い箱はお墓でしょうか。

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いわずと知れたイエスの母マリアを祀った協会。
エルサレムで最大とのこと。

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こちらは城壁の内側。アルメニア人地区です。

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観光客が多すぎるというのも難ですが、まったくいないというのも、本当に怖い。

どうしても急ぎ足になります。

何気に結構距離あります。やっとオリーブ山が見えてきました。

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岩のドームも見えてきました。

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城壁も、場所によっては、かなりの高さがあります。

柵の高さは低いので、高所恐怖症の人は、つらいかも。

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ね、高いですよね。それに反して、歩道の幅は1mもありません。

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このあたりで城壁を降りることにしました。

この間、ほとんど人に会わず。かなり、おっかなびっくりでした。

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これは城壁の南側、ダビデの町の方を見ています。

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岩のドームが見えてきました。

ちなみに、その下にある壁が、今日午前中に訪れた嘆きの壁です。

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こちら側からは、入れないみたいですね。このゲートのすぐ向こうが、嘆きの壁。

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糞門(Dun Gate)

城壁の上を歩けるのは、この糞門まで。

糞門とはすごい名前ですが、かつては、この門を通って、人々の排せつ物を運び出していたからだそうです。

だからといって、こんな名前付けるかな、ふつう。

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糞門という名に恥じぬほど、美しい門です。

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ケデロンの谷を歩く

糞門からは、城壁の外側のストリートに沿って、下ります。

オリーブ山に登るのに、いったんケデロンの谷に向かって下らなくてはなりません。

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なんかすごいな。うまく形容できないけど。

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このへんが、ケデロンの谷みたいです。

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城壁の外の通りから、いくつか遺跡を見下ろせます。
ケデロンの谷は、ダビデ王の時代から続く墓地だそうです。

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アブサロムの塔

こちらは、アブサロムの塔。

「地球の歩き方」には、このあたりは治安が悪いので、夕暮れになる前には立ち去るように、と書かれています。

それは、わかっているんですが、歩いている人もいないので、どうしようもない。

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まだまだ、下ります。その後、あそこまで登るの?

少し、めげかけています(笑)

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万国民の教会

こちらは万国民の教会です。

イエスが最後の夜に祈って過ごした教会だそうです。すごい・・

このあたりまで来ると、道行く人も現れました。

旧市街の壁沿いに歩いてきたのは私ぐらい。みんな、タクシーで来るということなんですね。

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万国民の教会のあたりから、オリーブ山に向けて坂を登りはじめます。

エルサレムは世界的な観光地。どこに行っても、欧米人は必ずいます。

実は、糞門からこのあたりまで、ずっと1人。

ビビリながら歩いてましたが、観光客の姿を見て、一気に安心します(^_^.)

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マグダラのマリア教会

万国民の教会の上に見えるのは、マグダラの教会。玉ねぎのような形が特徴のロシア正教の教会です。

「岩のドーム」を見下ろせる展望台

一生懸命歩いて、やっと岩のドームを見下ろせる展望台まで来れました。

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いろんなガイドブックなんかに出てるのと同じ風景。しかし、逆光でうまく撮れない(笑) 

みんな観光バスで来るんですね。どおりで、誰も歩いていないわけだ。

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ムスリムの人々もいっぱい来ています。

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あそこへ行こうと思っても、ムスリム以外の人は入場が禁止されています。(さっき、注意されました・・)

不思議に思います。ほんとに理解を超えています。

あそこが、3宗教のそれぞれの聖地なんですよね。

3宗教の聖地って、さっぱりわからない・・・

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これが、なぜ「岩のドーム」と呼ばれるかというと、あのドームが、聖岩を抱えるように建っているからだそうです。

その聖岩は、預言者ムハンマドが天使を従えて、天馬に乗って昇天したという岩だそうだから、なんともすごい。

しかも、その岩の下には洞窟があり、アブラハム、ダビデ、ソロモン、ムハンマドなどの聖人が祈りを捧げた場所。

ほんとにすごいところなんです。

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では、そろそろ、岩のドームにお別れ。

ちょうど、観光客を乗せて登ってきたタクシーが来たので、帰りは、ヤッフォ門までタクシーを奮発しました。

70シュケル(≒1,960円)で行ってくれることを確認してから乗り込みます。高いけど仕方ありません。

「日本人はよく来るか?」と聞くと、「ベリーフュー(極めて少ない)」とのこと。

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職務質問されるパレスチナ人

門の前でタクシーを降りると、パレスチナ人でしょうか、警察に尋問されています。

今日はこういうシーンを何回か目にしました。

ひどいときは、銃を突きつけられながらです。

こんなシーン、人生で初めて見ました・・

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ほぼ1日歩き回って、ホテルの前まで戻りました。

エルサレムは標高が高く、気温は高くてもカラッとしてるのですが、これだけ汗をかけばのども乾きます。

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ホテルの玄関の目の前の、おしゃれな美容室。

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旧市街に着いてからずっと歩き回ってたので、さすがに疲れました。

時刻は夕方19時ですが、日本時間では午前1時。眠いはずです(笑)

食事に行くのも面倒になって、ホテルのとなりの雑貨屋さんで仕入れたチョコパンとビールの簡単な夕食。

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イスラエル、なんて刺激に満ちた国なんでしょう。

明日からの旅が楽しみでゾクゾク(笑)

でも、疲れと時差が、それを上回っています。ベッドで爆睡です。