【イスラエル旅行記 #11】エルサレムからバス旅 マサダ要塞&死海へ

死海って、すごい名前の海ですよね。

私は、中学のとき、地理の時間で初めて知りましたが、戦争ばっかりやってるエリアなので、そんな名前がついたんだとばかり、大変失礼なことを思ってました。

正しくは、塩分があまりにも濃すぎて、生物が生息できない海だから。

今日は、いよいよ、その死海(デス・シー)に行きます。

恒例の夜明けの旧市街を散歩からホテルに戻り、バッグに水着やらタオルやら詰め込みます。

いよいよ、死海に浮かぶ事ができると思うと、なんか楽しい!(^^)!

LRTで新市街のバスターミナルへ

バイキングの朝食。そして、宿の主人に鍵を預けながら「アイムゴウイングトウ マサダ、デス・シー」というと、「グレート!」

死海方面に行くには、新市街にあるバスターミナルに行く必要があります。

バスターミナルに行くには、LRTと呼ばれる路面電車で行くのが便利。

ホテルからシティホールという駅まで徒歩5分。

最初、迷って、道行く人に「ウエア LRT?」といっても通じず・・  ウソでしょ。

それとも、エルサレムの人はLRTなんて言わないのかな。

苦労してたどり着いたシティホール駅。実は、ホテルから、すごく近かったんだよね(笑)

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LRTのチケット購入に一苦労

今度は、チケットを買うのに一苦労。

画面を英語表記にして、操作方法などの意味は分かるんですが、小銭は入らず、クレジットカードは認識せず・・ 

(何やってやがるんだ、このアジア人は)と、後ろの人ににらまれながら、悪戦苦闘するうち、2本ほど電車をやり過ごします。

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朝一から途方に暮れかかりましたが、券売機を代えてチャレンジ、やっとゲットできました。

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ホッとすると気持ちの余裕も生まれます。エルサレム市民の通勤風景のスナップ。

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エルサレムのLRTの車内。

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平和そうな光景がほほえましい。

これがエルサレムのLRTの日常風景。

そして、セントラル・ステーションに到着。

今度は、バスターミナルがどこだかわかりません(笑)。何やってんだか。

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セントラルステーションでバスチケット購入

向かいのビルがそうらしかったので、手荷物検査を受けて中に入りました。

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すると、チケットと書いてあるサインが目にとまります。

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1番窓口で、「マサダまで」というと、オジサンがすごい形相でなにやら叫びます。

そんなに怒らなくても・・  なんか、朝から疲れますね・・

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やさしそうなオジサンの列を見つけて、なんとかゲット。

486番バス、9時出発、プラットフォームは4番てことですね。(時間と番線が逆な気が・・)

マサダ要塞まで、37.5シュケル(≒1,050円)でした。

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これで一安心。水でも飲みながら、出発を待ちます。

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全然読めない・・・

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ビルの中に入り込む、なにげに立派なバスターミナルです。

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バスの旅 エルサレム ⇒ マサダ要塞

出発です。みんな、マサダ要塞か、死海に行くのでしょう。

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バスの旅はらくちんです。

だって、降りるまで、外を眺めてりゃいいんだから。昨日のベツレヘムでのチャーターには参ったなあ・・

車窓には超正統派の人、カッコいいです。

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バスは、エルサレムの郊外に出ました。

そして、バスはヨルダン地溝帯に向かってぐんぐん下ります。

エルサレムの標高が約800m。死海は、-400mですから、1,200mも下がることになります。

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車窓に広がる死海

そして、下りきったのかな、と思う頃。

車窓に死海が現れました。はじめて見る死海。

死海沿岸の乾いた陸地が広がります。

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これが死海ですか・・感無量(^^)

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生き物がいないので死海。でも、見た目は、とても美しいというか幻想的な海です。

人もいない。ほんとうに地球上の景色なのでしょうか。

標高はおそらくマイナス400m以下。

世界でもっとも低いところをバスで走っています。

なかなか実感がわきませんが。

死海の向こうの山々は、ヨルダンの山です。

こんなところでも、チェックポイントがあります。兵士が乗り込んでチェックしていきました。

すさまじい・・・

パレスチナ人は、一人残らずチェックするぞ、そんな感じ・・

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時計を見ると、エルサレムから1時間とちょっと。まもなくマサダ要塞です。

あの丘の向こう側あたりかな。

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