【イラン旅行記 #16】美しいイスファハーンの石橋

エマーム広場を十分に堪能させてもらった後、街の南側の方に足を向けます。

イスファハーンには、ザーヤンデ川が街の南側を東西に流れ、そのさらに南側には、比較的新しい街並みが広がっています。

その街の南側の散策は明日に回すとして、ザーヤンデ川沿いに歩いてみるとします。

ザーヤンデ川には、サファビー朝時代に建設された石橋が、今もその姿を残しているそうです。

エマーム広場から川のほとりへ

さて、エマーム広場を出て、南の方に進もうとすると、スークが連なっています。

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珍しい陶器がいっぱい陳列されています。

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しかし、こういう骨董品の類、誰が買うんでしょう?

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八百屋さんもあります。

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どんどん南へ。

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急に人気がなくなったりするから、怖い(笑)  治安大丈夫だよね・・

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クルマがなけりゃ、こんな路地でも美しく見えるでしょうに。

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完全に、スークの外に出たようです。

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遊歩道を、ひたすら南へ。

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ザーヤンデ川にかかる橋の芸術

橋の手前の広場。

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ハージュー橋

ここは、ハージュー橋のふもと。1,666年、アッバース2世時代に建設された橋。

近年では、水が流れなくなったとされてますが、ほんとに枯れています。

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橋は2層構造になっているそうです。

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これは上層側。

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それなりに高さがあります。落ちたら、大けがです。

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「撮って! 撮って!」というので、撮ってあげました。

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無茶をする人(笑)  50センチ左は、崖だよ。

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今日は土曜日。家族連れもいます。

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渡り終わって、太陽をバックにあらためてみると、美しい模様ですね。

日本にも、築後400年レベルの建物はいっぱいありますが、文化の違いですね。

川に水が流れていたら、もっと素晴らしかったでしょう。

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さて、今度は川の対岸(南側)を西に進みます。このまま、ホテルまで歩いて帰りましょうか。

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チュービー橋

これは、チュービー橋です。

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こじんまりして可愛いです。長さは147mとのこと。

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おっと、警官です。びっくりする必要はないのですが、なぜか、びっくり。

そういえば、ホテルに取られて、パスポート不携帯です(笑)

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のどが渇いた、と思っていたら、ちょうど売店がありました。

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生き返ります(*^^)v

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これは、ふつうの橋。フェルドウスィー橋。

なんだ、テヘランで泊まったホテルと同じ名前じゃん。

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スィー・オ・セ橋

スィー・オ・セ橋。泊まっているホテルが面しているチャハールバーグ通りにつながる橋。

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いつも賑わっているとのことですが、ほんとです。

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これまた美しい。

アーチが33あるそうです。

長さは300mちょうどとのこと。

1,602年の完成当時、メートル法はなかったはず。とすると、偶然ですか。

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クルマは通行禁止です。

メインストリートのチャハールバーグ通りにつながるこの橋が進入禁止。

渋滞の要因になってるんでしょうね。

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でも、建設当時は、クルマの登場なんて、考えられなかった時代。

幅員を十分にとってなくても、それは仕方ありません。

でも、日本だったら、交通を優先して、取り壊してるだろうな。これも、文化の違いですか。

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けっこう人で賑わっているのに、転落防止対策なし。これも文化の違い?

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数日間の瞥見だけど、イランという国、平和を感じます。

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実は、この橋を渡り切るまでに、3人のイラン人に話しかけられました。

ちなみに、エマーム広場では5人。

ほんとに日本人に対してフレンドリーなんですね。

  • 「日本人はじめて見た! よくイランに来てくれた! ウエルカム!」
  • 「一緒に写真に写ってください!」
  • 「コンニチワ、サヨウナラ、発音アッテマスカ?」  などなど。

↑これ、ほんとです!(^^)!

イスタンブールでも、よく話しかけられましたが、あっちは、下心見え見えでした・・

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イランへの旅。出発前は、私の周囲の人々のイランに対する評判は最悪でした。

でも、それって、メディアに洗脳されてるだけ?

メディアが報道することを、そのまま信じこむ悪癖が日本人にはあるように思います。私も含めてですが・・

日本はアメリカの追従国。

であれば、アメリカにプロパガンダするような報道になってもおかしくはありません。

情報というものは、自分で分析できないといけませんね。

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歩いてる人たち、本当に平和そのもの。

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イランの人たちに対する見方がかわったなあ。

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では、たらたらとホテルに戻ります。このチャハール・バーグ通りを北に歩けば着くので簡単です。

しかし、今日はトータル5キロぐらいは歩いたのかな。ちょこっと、疲れました。

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お腹もすきましたが、今夜はホテルのレストランでイラン料理を食べる予定。

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マドラセイェ・チャハール・バーグです。見事に修復中です。

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エマームホセイン広場前。地下鉄の工事が急ピッチで行われていました。

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そして、ホテルに到着。

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部屋で一休みした後、夕食までのあいだ、ロビーでくつろぎます。

なぜなら、ここは、wifiが繋がるから。撮った写真をLINEで家族に送れます。

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イラン料理の初体験

この旅で、はじめてのイラン料理。

いつものように、シェフに「おすすめ」をお願いしました。

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これは、豆のスープでしょうか。ヨーグルト風の酸味がきいてます。

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メインディッシュはキャバーブでした。

ナンも、焼いたトマトもgood!! イラン、最高でーす(笑)

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シェフと握手して、部屋に戻り、バタンキューです。

長い一日だったからな・・・

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就寝前に、ノンアルビールを1本。

酒飲みの私が、酒を飲まなくても平気なのが不思議・・・

なんか、ムダに感動してるからかも(#^.^#)