エマーム広場 ~ イスファハーンは世界の半分【イラン旅行記 #14】

かつて、「イスファハーンは世界の半分」と称されました。

しかし、その歴史は意外にも浅く、1597年にアッバース1世がイスファハーンを首都と定めたことによるらしいです。

「世界の半分」と称えたのは、ヨーロッパの商人たち、すなわち異国民たち。

17世紀といえば、いわゆる列強国が諸外国に繰り出し、その勢力を広げようとする、まさに弱肉強食的野心に満ち溢れていた時代。

そんな時代に、キリスト教徒たちに、「世界の半分」と言わせたというのは、すごいことだと思います。

その象徴ともいうべき「エマーム広場」に、これから行ってみます。

「エマーム広場」に至るスークの散歩

広場に行くには、セパー通りという、広場の中庭に通じる通りを歩けばいいですが、私は、一本奥に入った裏通りから向かうことにしました。

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そこらじゅうで道路工事をやっています。

道路工事というより、石畳の整備という感じかな。日本の予算帳尻合わせの公共工事とは違いますね。

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経済制裁も解除されたし、これから資本もどんどん入ってくるのかな。

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ここが、「エマーム広場」の北側に広がるバザールの入り口。

バザール経由で、広場に向かいます。

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絨毯屋さんがいっぱい並んでいます。

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これはスークの屋根。

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なんか、スークの中を歩くと、エルサレムを思い出しますね。

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屋根の穴から光が差し込んでいます。電灯のいらない工夫ですね。

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「全世界の図」エマーム広場を歩く

そして、北側のゲイサリーエ門から、エマーム広場に入りました。

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すごい雑踏です。

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おお、広い。またの名をナグシェ・ジャハーン広場(全世界の図)と呼ぶのもダテではありません。

広場が広いせいか、雑踏が雑踏という感じがしないほど。

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芝生の中も自由に入っちゃっていいんですね。

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平和なイランの象徴でしょうか。

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芝生の維持も大変です。

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これが、「深夜特急」にも登場したエマーム広場ですか。

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イランの人たちが、楽しそうに歩いています。

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広場は、お土産屋さんに囲まれています。

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そして、外側のスークとつながっています。

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馬車ですね。1週60,000リアルだそうです。

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人気があるんですね。行列ができています。

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ちょうど、お昼時。

みなさん、思い思いにくつろぎます。

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私もくつろぎます。芝生の上で、仰向けになるなんて、何年ぶりだ・・・

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おや、プールではなくて、池でもなくて、噴水です。

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でも、プールのように見えます。

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それにしても美しい水です。もちろん建設当初はなかったんでしょうけど。

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マスジェデ・シェイフ・ロトゥフォッラー

あれは、マスジェデ・シェイフ・ロトゥフォッラー。王族専用のマスジェデだったそうです。

午後は13時から入場が可能。ちょうど13時です。入ってみましょう。

まだ入ってないのに、外壁のタイルに圧倒されます。

ほんとに太陽の光に反射して、目がくらむばかり。さすがに世界遺産。

中も素晴らしいタイル造り。照明がなく暗いはずなんですが、光と光が反射しあって、明るいです。

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まずは、礼拝に使っていたという地下室へ。

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この天井の低さが、威圧感を呼びます。

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あとで「地球の歩き方」見ていて気付いた。

地下室って見学できないんだ! じゃあ、なんで入れたんだろう??

ひょっとして、勝手に入っちゃったのかな。

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何食わぬ顔をして、外へ(笑)

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いやあ、こっちもすごい。造るのに17年かかったというのもダテじゃありません。

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天井見てると、目が回ります  ほんとに、グルグル・・・

再び、広場の中に。

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マスジェデ・エマーム

今度は、マスジェデ・エマーム。

イラン建築の最高傑作とされています。こちらも世界遺産。

こちらも、午後は13時から。でも、なぜかCLOSE。

待ってる人もたくさんいるから、そのうちに開くんでしょう。

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その間に、お土産屋さんを見物。

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これは、水タバコですね。そういえば、水タバコシーンは、まだ見てないな。

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ほんとに美しい。お土産も、イラン女性も。

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開いたみたいなので、200,000リアル払って、入ります。

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なんというか、ほんとはもっと青い色調が強烈なんだけど、写真のウデだよね。光が反射しちゃって、薄くなっちゃってます。

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こっちは、建設に26年の歳月。

うわ、日本でいえば、青函トンネルほどの工事。意味合いが全然違う(笑)

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ていねいに描かれています。400年も前の出来事なんだよね。

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サファヴィー朝5代皇帝・アッバース1世の命を受けて、1630年に完成したとのこと。

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中央礼拝堂の天井部分は、修復工事中のようですね。

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これ、1枚1枚手作業でしょ!? 気の遠くなる芸術です。

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中庭からこの角度で見ると、エイヴァーンが45度斜めに向いているのがわかります。

お祈りのため、メッカの方角を向いているとのことです。

しかし、不思議??

メッカといえば、サウジアラビア。イランとサウジアラビアは敵対関係。

敵対関係どころか、国交断絶中!?

宗派の聖地がある国と、国交断絶って、わからない・・  宗教って、ほんとにわからない・・

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イランの人たちも、三脚立てて、写真撮っています。

実は、見学中、いろんな人から声をかけられています。(^-^)

日本人が珍しいのと、親近感があるのと、その両方ですね。

なかには、「お願いします!って、英語でなんというのですか? 日本語で丁寧にいうと、どうなりますか?」なんて、寄ってくる人もしばしば。

おいおい、そんな言葉覚えて、何に使うんだよ(笑)

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でも、基本、イランの人たちは親切だし、親近感が持てます。これは、本当です。

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ただただ、感嘆するばかり。時間もあっという間に経ってしまいます。

この人たちも、普段はお祈りしてるのかな。

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外に出ました。垂れ下がった、鍾乳石飾りが本当に素晴らしいです。

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アーリー・ガープー宮殿

歩き回りすぎて、少し疲れてきましたが、次はアーリー・ガープー宮殿です。

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その前に、カフェで一休み。

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オレンジをしぼっただけの、文字通りのオレンジジュース。

ペルシャ絨毯との調和が面白いです。

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いやあ、おいしい。20度近くあるから、のども乾きます。

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上に上がっていきます。

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けっこう急だし、天井も低い。

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上から見下ろすエマーム広場

上に上がると、バルコニーから、エマーム広場を一望。

まさに「世界の半分」って感じですね。

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ペルシャ美人。

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無念だったのは、音楽鑑賞室に気付かなかったこと。

「地球の歩き方」によると、音響効果を計算した穴が、装飾として削られている天井があると書かれているのですが、どこにあるのかわかりませんでした。

この宮殿自体が長期修復中なので、入れないようになってたのかな・・

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宮殿を出て、広場に戻りました。相変わらず、いい天気で、温かい。

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おいおい、いくら温かいといっても、その中に入っていいのかい?

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さて、時刻は15時過ぎ。エマーム広場は、十分に堪能しました。

エマーム広場を後にして、街を散策しましょう。

では、エマーム広場、さようなら。

あした、また、お土産を買いに来ます(笑)

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