寝過ごして、途方に暮れかけた私を救ってくれたバス。
砂漠の道を快走し、イスファハーンまで私を運んでくれました。
そして、街の北外れにあるテルミナーレ・カーヴェへ到着。
イスファハーンに到着
このバスには、ほんと助かりました。ありがとう!
名残を惜しむように、バスターミナルの中を歩き回ります。
バスターミナルの中。朝早くて、まだ閑散としてますね。
時刻は9:30。早いとこ、街の中心に移動し、ホテルを探しますか。
寄ってきたタクシーの運ちゃんに、イスファハーンの旧市街の入り口の近く「ショハダー広場」まで行ってほしいとオーダー。
100,000リアル(354円)でOK。
やっぱり高いんだろうな・・
シラーズでも、たとえば50,000リアルでは、乗せてくれませんでした。観察していると、地元の人は50,000リアルとかで乗ってるのに。
長々と交渉すれば下げられるのかもしれませんが、そこまでの根性も時間もありません。
それに、50,000リアルは177円。そういう風に考えてしまうんですよね。
そして、ショハダー広場に到着。
ここから、チャハール・バーグ通りに沿って南に向かい、ホテルを探すことにします。
このチャハール・バーグ通りが、イスファハーンの市街を南北に貫く目抜き通りです。歩いていけば、手ごろなホテルが何軒かあるでしょう。
そういえば、イランに来てから、信号のある交差点を渡るのはじめて。
「ジャムシード・ホテル」に投宿
途中、「地球の歩き方」にも載ってた「アミール・キャビール」ホテルの前を通ると、「ヘイ!ヘイ!」と中から手招き。
バックパッカー御用達のホテルのようですが、そういうホテルは一応敬遠。
で、さらに南に歩いて、イスファハーンの中心近く、「ジャムシード」というホテルの中に入ってみました。
これは、ホテルのロビー。
「地球の歩き方」にも出てるし、感じよさそうだったので、ここに泊まることにします。
部屋は空いてました。よかった。ノウルーズ前といっても、それほど警戒することもなさそうですね。
テヘラン以来のホテル投宿。値段は1,500,000リアル(約5,100円)。
ペルセポリスからはじまった、遺跡、庭園、モスク、廟めぐりに、足がガクガクです(笑)
シャワーを浴びてすっきり。そして、ベッドに体を横たえ、しばし休憩。
この心地よい体の疲れが、旅の良さであったりします。
昨日の早朝、テヘランのホテルを出てから、約30時間ぶりに手にした安住の地。
しばらく、ゆっくり休みたいのが本音。
しかし、残された旅の時間は、今日と明日しかありません。
身支度して、イスファハーン見物と行きましょう。
ホテルを出て、目の前のチャハール・バーグ通りを横切ります。
柔らかくそそぐイスファハーンの朝の光が気持ちいいです。
日本語を話せるハンバーガー屋さん
朝から何も食べていないので、まずは腹ごしらえ。
なんと、日本語! 寄ってみますか。
日本語を器用に操る店主に、チーズバーガーをオーダー。
日本人は、よく「アミール・キャビール」に泊まってるよ、などと楽しそうに話してくれました。
これで、イランに来てから3度目のハンバーガー。
でも、マックなんかと比較にならないぐらい、おいしいんです!
なんでだろうね。パンが柔らかいから? 野菜がふんだんに使われてるから?
とにかく、私好みの食感! 最高です(*^^)v
さて、お腹もいっぱいになりました。
では、かつて「世界の半分」と呼ばれた「エマーム広場」に行ってみますか。