香港から11時間半。イスタンブールのアタチュルク国際空港に到着。
アタチュルク国際空港 早朝のトランスファー
いやあ、懐かしい、1年ぶり。
まだ、エジプトに上陸していませんが、気分はかなりハイになってます(笑)
そして、トランスファーの警備ね。昨年も経験しました。
私は、ipadなどすべて預け荷物にしたので、簡単なチェックで終わります。
保安検査を終えてゲートの確認。
なんと、香港に続いてまた210ですか。210に縁があるなあ。おっ、テルアビブもある、ほんと懐かしい。
そんなに時間はないんですが、ロビーをちょっと散歩。
朝5時でこの活気ですよ。成田空港さんも、少し見習ったら(笑)
では、210ゲートに向かいます。
その前に、私もデューティフリーで、小さめのシーバスリーガルを仕入れておきました。
エジプトのアルコール事情が分からないための避難措置。エジプトなのでスコッチにしました(こじつけです)
イスタンブール ⇒ カイロ 初めて見るアフリカ大陸へ
カイロが27℃ってこと? いや、イスタンブールだよね。
カイロの気温は、ターキッシュエアラインのアプリによると、40℃とのことですから(*_*)
陽が登りはじめたアタチュルク国際空港。
定刻通りにフライト。すぐに朝ごはんが配られます。
サンドイッチにヨーグルト。グッドです。
トルコ上空を縦断し、地中海上空へ。
そして、生まれてはじめて見る、アフリカ大陸。
ナイル川の中州?
カイロの街並み? すべてが新鮮で、ドキドキ!
着陸態勢に入りました。
うわー、砂漠の中って感じ。
カイロ国際空港到着 簡単なイミグレ&苦労した両替
小ぎれいなカイロ国際空港。まだ、エジプトの感触はありません。
ほんとにきれいだ・・
さて、まず、エジプト入国の第一関門。
ていうか、全然大したことはないんですが、要するにアライバルビザの取得。
ふつうに25USドル払えばもらえます。なんの審査もない。
これ、ビザというより、入国税みたいなもん??
もらったビザ。
どうすればいいのかまごついていたら、イミグレの人が後ろの紙をはがしてパスポートに貼り付けて、その上に入国スタンプ。なるほど。
しかし、逆さまに貼り付けやがった(ーー;)
ちなみに、入国にあたって、何の質問もなし。日本人だから??
とにかくこれで、19カ国目の訪問国となるエジプトへ入国完了。
そして、預け荷物を受け取って、到着ロビーに出ます。
とたんに群がる、タクシー運転手に、自称ガイド。これが、すさまじい・・
「地球の歩き方」に、これでもかってくらい書かれていたので覚悟はしていましたが、すごい商売根性です。
ま、たった一人で、バッグをかついで出てきたのは私だけですから、格好のターゲットになったんでしょうが。
さて、まずは、なにをおいても両替。これがないとはじまりません。
ところが、到着ロビーに1つだけある両替窓口は開いてるのに、受付けてくれない。
「Why?」と聞いても要領を得ず。
すかさず、自称ガイドたちが、私にすり寄りますが、ここで、こいつらに聞いてしまうと「バクシーシ」の嵐になるとこれも「~歩き方」に書いてあるので、いっさい相手にしません。
しかし、困った・・ 両替ができない・・ 空港職員の誰に聞いても、知らん、の一点張り・・
なにコレ、ここ国際空港でしょ? まったく・・
仕方なく、クレジットカードで、キャッシング。とりあえず1,000ポンドぐらいあればいいかな。
1ポンドは6.1円。1,000ポンドは6,100円くらいです。
そして、到着ロビーの外に出ます。アライバルの客がはけたので、「タクシー! タクシー!」の嵐もだいぶ沈静化。
「地球の歩き方」によれば、空港からカイロ市街までは約22キロ。
タクシーで50~100ポンド(つまり300円から600円)とのことですが、まだ上陸したばっかりの身。
物価に慣れさせるために、公共交通機関で行くつもりです。
タクシーは「200ポンド!」(1,200円)とか平気で行ってくるし・・
カイロの中心「タフリール」行きのバスが見つからない・・・
ここは、多くの飛行機が発着するターミナル3。
ターミナル間のシャトルバスに乗れば、途中に、市街行きのバスターミナルがあるとのこと。
つまり、空港にバスターミナルがないんですね。
そして、ひたすらシャトルバスが来るのを待つんですが、なかなか来ない。
空港職員に聞いても、そのうち来る、と。
そして、よし来たぁ~、と思ったら、そのまま素通り。
さっきの空港職員は、開けっ放しだったドアから、飛び乗っちゃいました・・(あぜん)
ふつうに、止まって乗せてくれればいいのに・・ なにかと流儀の違う国に来たようですね。
そして、再び待つこと20分。現れたシャトルバス、減速した瞬間を見計らって、飛び乗ります。
ちなみに、走っているバスに飛び乗ったのは、生まれてはじめての経験です。
そして、ようやく、たどり着いた空港のバスターミナル。
そして、カイロの中心、タフリール広場に行くバスを探します。
それにしても、暑い・・ このへんから、タクシーで行ってしまえばよかったな、と後悔しはじめています。
(だって、市街まで200ポンドだって1,200円です。時間をカネで買わなくちゃぁ~)
「地球の歩き方」に出てる、タフリール広場行きのバス356、27、400といったバスは、まったく見つからない。
そして、私の発音する「タフリール」も通じない・・・
タフリール広場には、有名な「エジプト考古学博物館」が隣接しているはず。
なので、「タフリール」が通じなかったら、「ミュージアム」と言おうか、と考えます。
それにしても、だんだん、めげはじめて、疲れ切って、ベンチに腰を下ろします。
なかなか、手ごわい国に来たようだぞ・・・
よほど、空港まで引き返して、タクシーで行こうかとも考えましたが、それは悔しい。
そのうちに、親切なエジプト人が、「タフリール?」と聞いてきて、これだ!と教えてくれました。
「~歩き方」に出てた番号のバスではありませんが、とりあえず信じて乗りましょう。
違う場所に行ってしまったら、それはそのとき。
考えてみれば「~歩き方」もTSUTAYAで買った古本。最新情報ではないのかも・・
乗り込んだバスはエアコンなし。ドアも開けっ放し。
ていうよりエアコンバスなんて走ってるんかいな。全然見当たりません。
一番前に座ってたお兄さんに、「タフリール?」と聞くと「行くよ」といってくれたので、大丈夫でしょう。
空港に着いてから、2時間近く経過しちゃいました。
窓を全開にして、風を引き入れます。
すごい暑さですが、蒸し風呂という感じではない。空気が乾燥してるからかな。
それにしても、年代モノのバスだ。
とりあえず、これで、ホテルまで行きましょう。
予約してあるホテルは、タフリール広場のすぐそばにあります。
ところで、また心配が・・
キャッシングしたばかりなので、小銭を持ってない。ま、なんとかなるか・・
とにかく、猛暑の中、エジプトの旅がはじまりました。