さて、なんとか、エジプトの旅がはじまりました。
このバス、どこに向かってるのかわかりませんが、いやあ、この孤独感たまりませんね。しびれます。
空港 ⇒ タフリール広場 9円のバスの旅
バスは、ダイレクトに市街に向かわずに、あちこち寄って、乗客を拾っていきます。
そして、あっという間に、車内は満員に。
私は、まだチケットを買ってません。そして、小銭も持ってません。
ま、大丈夫でしょう。なんか、私も、達観してきました(笑)
しばらく乗っていたら、前方に乗っていた紫色のシャツの青年が、チケットを売りにきました。
あんた、車掌だったんかい?
代金は1ポンドだか1.5ポンドと言ってましたが、私には持ち合わせがありません。
下の写真は、キャッシングしたばかりの紙幣。
1ポンドが6.1円ですから、50ポンドは305円。
1,000ポンドは610円になりますが、50ポンド紙幣を出して、これで頼むと、お願いすると、苦笑しながら他の乗客全員にチケットを売った後で、両替してくれました。
ありがとさんです!
しかし安いね。たった6円だか9円で、空港から市街ですか。
すると、しばらくして、この小太りのおっさん。みんなのチケットをチェック。
なんか、よくわかりません??
おっ、いきなり現れたモスクと思ったら、協会? コプト教会でしょうか。
都心に近づくにつれ、ホコリっぽくなってきました。
そして、ゴミもいっぱい。
乗客も増え、立つ人も。さて、私はどこで降りようかね(笑)
もう、市街で降りそこねても、どうでもいい気分。
だって、バス代9円だよ。変なとこ行っちまったら、またバス乗って帰ってくりゃいいじゃん。
窓を全開にして、外を眺めてるだけで感動の光景。
そして、渋滞すごし! やっぱり、都心に向かってるんだろうな。
女性が一人で乗ってることに、妙に安心。
都心に近づいたのが、実感としてわかります。
乗客が大勢降りていきました。
1人をつかまえて「タフリール?」と聞くと、そうだよ、みたいな感じ。
でも、どこに広場があるんだろう??
重い荷物を背負って、私も降りました。
おッ、高架橋の向こうに見えている、あの建物は・・
間違いありません。エジプト考古学博物館です。
ということは、この辺りは都心。であるならば、ホテルもこの辺です。
「シティ・ビュー・ホテル」のナイスなシティビュー
目指すホテルは、博物館から、歩いてすぐのところにありました。
エクスペディアで予約した「シティ・ビュー・ホテル」。
チェックインしようとしたら、フロントは5階とのこと。
1泊30USドルで2泊します。
さっそく、ガイド手配の紹介が入りましたが、すべてノーサンキュー。
お気持ちはありがたいですが、自分の足で歩きます。
ウエルカムドリンク? と言われ、コーラをオーダー。そして、「ソウ コールド!」
とにかく、暑くて、すごい汗です。
氷、大丈夫かな、と思いましたが、これでダメなら、次から用心するし、胃腸のバロメーターのつもりで飲みました。
平気でした。
消化器系には、自信のある私です。
キーを持った案内人(ほんとに案内人かな?)が、部屋を案内。
そして、窓を開けて、どうです、いい眺めでしょう、と得意げ。
たしかに、これは、ホテル名と同じ、ナイスなシティビューです。
エジプト考古学博物館がすぐそこ。おお、ナイル川の川面も見えました。
で、これが広場なのかな。
で、案内人(もどき)、得意げな表情のまま。
さっきのバスで崩れた小銭から、10ポンドを渡すと、うなずいて出ていきました。
いわゆるバクシーシってやつなんでしょうけど、相場がわからんから、どうしようもない。
あげすぎちゃったかな。
とりあえず、シャワー浴びます。
そして、街を歩き回る前に、両替をしておきましょう。空港ではキャッシングしかしてないからね。
で、乗るエレベーター。超旧式、怖い・・
ブスターン通りで追加の両替
ホテル前のブスターン通りには、両替屋さんが並んでました。
その一つで、とりあえず200ドルほど両替。
この瞬間は、ほんとカネ持ちになった気分。でも、エジプト人も、私に対して、そういう目で見てくるはず。
とにかく、気を引き締めましょう。
街を歩こうと出かけようとしたら、セーフティボックスが壊れてる。
そして、この安直なカギ。こりゃ、部屋に貴重品を置いていくわけにはいかないな。
思案した結果、現金は体中に分散して保管。ipadなんかは、バッグに入れ、バッグの鍵をかけ、ベッドにワイヤーで縛り付けました。そして、その写真を撮ります。
大げさかもしれませんが、こういう安宿。基本、信じてはいけません。
いっきに200ドル両替したの失敗だったかな・・
ATMで少しづつ、おろせばよかったんだね。
さて、炎天下の中、カイロの散策に参りましょう!