さて、無事にエンディングを迎えられた香港への家族旅行。
ビクトリアピークに登るケーブルカーを待っているときに、娘が熱中症で倒れるなど、我が家を揺るがす事件がありましたが、とりあえず無事終了。
3日間の旅でも、やはり家族には疲労の色が見えますが、日本に帰れることに安堵している模様です。
香港国際空港 帰国する家族との別れ
私はこれから家族とは別行動。ANA便で帰国する家族を見送ったあと、エジプトへ旅立ちます。
エジプトへ、一人旅立つ私を安否する言葉はありますが、今まで何度となく弾丸旅行を敢行し、そしてふつうに帰ってきた身。
「パパ、また行くのね、今度はエジプト? うわ~、怖そうなところ! 気をつけて行ってらっしゃい!」てな感じです。
エジプトに行きたい!なんて言い出したら、もちろん連れて行ってあげますが、まあ、言い出さないだろうな(笑)
という、香港国際空港での家族との別れの風景。
私はこれから、イスタンブールを経由して、永遠の国エジプトです。
ANA便が出発する21ゲートから、ターキッシュエアラインズの210ゲートへ移動します。
実は、フライトは私の方が先。ANA便羽田行きの家族の搭乗開始に、ギリギリまで付き合いました。
ターミナルは同じでも、210ゲートは、シャトルトレインに乗る必要があり、さあ、急ぎますよ。
それにしても、さすがアジアのハブ空港、香港。世界各国へのフライトが、文字通り集中しているって感じ。
210ゲートに到着。
ゲート付近にあったデューティフリーで、スポーツドリンクの粉末やカロリーメイトを買おうとしましたが、売ってない。「地球の歩き方」には、そういうものを持って行った方が良い、と書かれています。
ところで、イスタンブールって、漢字でこう書くんだね。
エジプト 5泊8日弾丸旅行スケジュール
香港を起点とする、今回の弾丸旅行スケジュールはこちらです。
日付 |
午前 |
午後 | 宿泊地 |
---|---|---|---|
8/6(日) |
香港22:45発 |
機内 |
|
8/7(月) |
イスタンブール5:05着 6:35発 カイロ7:50着 カイロ観光 |
カイロ観光 |
カイロ |
8/8(火) |
カイロ観光 |
カイロ観光 | カイロ |
8/9(水) |
カイロ ⇒ アブシンベル アブシンベル神殿 |
アブシンベル ⇒ アスワン アスワン観光 |
アスワン |
8/10(木) |
アスワン ⇒ ルクソール ナイル川中流域の遺跡観光 |
ルクソール観光 | ルクソール |
8/11(金) |
ルクソール観光 |
ルクソール観光 | ルクソール |
8/12(土) |
ルクソール観光 |
ルクソール ⇒ カイロ カイロ21:00発 |
機内 |
8/13(日) |
イスタンブール0:20着 1:40発 |
成田19:30着 |
山の日を含んで、会社から連続10日間の夏休みをゲット。
前半3日間を家族との香港旅行に充てて、残りの7日間をフルにエジプト弾丸につぎ込みます。
旅のルートは、エジプトのカイロからはじめて、最南端のアブシンベルまで下り、そしてアスワン、ルクソールと北上するルート。
現地に6日間滞在する日程では、これ以上は詰め込めないという強欲観光ルートです。
ところで、当初の予定では、ターキッシュエアラインズではなく、カタール航空を使う予定でした。
当時、カタール航空は、拠点としているドーハと、エジプトの観光地ルクソールを直接結ぶ便があり、とてもスケジュールがたてやすかったのですが、アラブ諸国との国交断絶で、すべてオシャカになってしまいました。(ほんと、子供じゃないんだから、簡単に国交断絶とかするなよな、まったく)
なので、いったんカイロに戻ってから帰国する必要があり、若干行動にムダが出そうですが、そこは知恵を使ってうまくカバーしたいと考えています。
ターキッシュエアラインズ フライトスケジュール
そして、ターキッシュのフライトスケジュールがこちら。
航空会社 | 便名 | フライト |
乗継ぎ時間 |
|
---|---|---|---|---|
往き |
ターキッシュ エアラインズ |
TK71 |
香港22:45 ⇒ イスタンブール5:05 |
1時間30分 |
TK690 |
イスタンブール6:35 ⇒ カイロ7:50 |
|||
帰り |
ターキッシュ エアラインズ |
TK695 |
カイロ21:00 ⇒ イスタンブール0:20 |
1時間20分 |
TK52 |
イスタンブール1:40 ⇒ 成田19:30 |
こうしてみると、ターキッシュエアラインズは、イスタンブールを拠点として、ほんとに世界中にフライト網を敷いているんですね。
今回、たまたま家族旅行の関係で出発が香港になりましたが、日本発でも通用する日程です。
便利な香港の「インタウンチェックイン」
昨日のうちに、ホテルの部屋でやっておいたオンラインチェックイン。そして、香港・九龍駅で「インタウンチェックイン」。
香港の「インタウンチェックイン」はご存知ですか?
香港は、空港に行かずとも、香港市街で飛行機のチェックインができ、荷物も預けられるんです。
これのメリットは、
- 早めにチェックインできるので、時間が空いてしまったときなど、フライトより大幅に早く空港のセキュリティエリアの中に入れるため、ラウンジで過ごしたり、フードコートで食事をしたりできる。
- 荷物も預けられるため、チェックイン後、手ぶらで、香港の街を歩き回れる。
こんなとこでしょうか。
ちなみに、香港でインタウンチェックインできる場所は、香港駅と九龍駅。航空会社によるそうですが、家族の乗るANAと私の乗るターキッシュエアラインズはできました。
※有名どこの航空会社なら、たぶんどこでもできます。65社が対応だそうですから。
インタウンチェックインで発券されてきたチケット。
オンラインで指定していた通り、窓際ゲットです。
ターキッシュエアラインズ イスタンブールへのフライト
搭乗時刻が来て、大勢の香港人と一緒に乗り込みます。
ターキッシュエアラインは、昨年のイスラエル以来、1年ぶり。3回目の利用です。
イスタンブールでの乗り継ぎ時間が少ないので、遅延が心配でしたが、案ずることなく離陸準備に入ります。
順調にフライト開始。
清潔で先進的な、ターキッシュエアラインズの機内。
機内食もおいしいんだな、これが(*^^)v
お米も、日本の? と思うほど、おいしい。気分が高まってるからかもしれませんが(笑)
さて、満腹したところで、今回の旅の予習をします。
旅の目的としては、
- カイロの旧市街や新市街を歩く
- ギザのピラミッド観光
- アブシンベル神殿観光
- ナイル川中流域のホルス神殿などの観光
- ルクソールのウエストバンクの遺跡観光
以上などですが、カイロの滞在が1日半。ルクソールも1日半とあって、すべて見きれるかどうか。
よっぽど効率的に回らない限り、限界がありそうです。
それに、やっぱり怖いのは治安。
度重なるテロで、おそらく厳戒態勢が敷かれているでしょう。
私のほうも、ちゃんと黄色いエリアだけで、行ってはいけない場所は含めていませんが。
それよりも、最大の心配は酷暑。「アラブの夏」ではありませんが、連日40度を超える暑さに、わが身は持ちこたえられるでしょうか。
身を引き締めた、エジプトへの旅がはじまりました。
今回の旅を一通りおさらいし、モニタを見ると、機はバングラディッシュからインドにかけて飛行中。
窓の外は、月明かりに浮かび上がる雲ばかり。
ところで、私の周りは、香港人(あるいは中国本土?)の団体。騒がしいのなんの(+_+)
ま、旅に出るときは、気持ちが浮き立つもんね。これは、仕方ありません。
CAからワインをもう一本もらい、ウオークマンを耳に当てて、眠りに入ります。
ふと、目を覚まし、下を見ると街の灯りが・・
機はカスピ海上空を航空中。あの灯りは、アゼルバイジャンの首都バクーのようですね。
(なんて、眠らないと、明日の行動に影響が出ます)
結局、あまり眠ることのないまま朝になりそうです。
おお、おなじみのターキッシュエアラインの機内食メニュー。
香港⇒イスタンブールですから、当然日本語はありません。
朝食を適当に頼むと、お粥が出てきました。
お粥なんて食べるの久しぶりですが、これがまたおいしいんだな(^-^)
イスタンブールの灯りが見えてきました。
イスタンブールのアタチュルク国際空港へのアプローチは、ほんとに光の海のようですね。
予定通りに5:05にイスタンブールに到着。
カイロ行きに乗り換えて、いよいよエジプトです。