おお、ピラミッドの頭が見えました。ここは、光と音のショーの入り口かな。
いきなりの絶景ポイント 3つ並んだピラミッド
スフィンクス側のチケットオフィスは、とんでもなく貧弱。最初わかりませんでした。
とても、世界に名だたる観光地のチケットオフィスとは思えませんが、ここはいわば裏口です。
わからなかったのは、チケット案内するよ、と寄ってきたガイドどもを避けて、自力で探そうとしたからなんだけどね(笑)
ゲットしたチケット。80ポンドです。いよいよ、入ります。
偽ガイド登場!
ちなみに、はいるとすぐ、怪しい輩が寄ってきて、「チケットを拝見」。
この詐欺のパターンは「~歩き方」にも出てたので、おもむろに取り出し、相手の手の届かないところで、ほら、いくらでも見ていいよ、とチラつかせます。
渡したら、それを人質にして、いろんなものを売りつけるそう。
「ユウ アア ライアー! フェイマス インジャパン! バーカ!」と言ってやりました。
すぐそばに、警察なんかもわんさといるのに、警察も、こういう輩、見て見ぬふりで注意もしないもんね。
クフ王側から入るつもりのピラミッドが、スフィンクス側から入ったために、絶景ポイントがいきなり登場。
スフィンクスはどれだ~、と、意外に小さい!
ていうか、スフィンクスが小さいんじゃなくて、ピラミッドが大きすぎる。
だって、下にいる人、見えます? ほんとに巨大!
ちなみに造られたのは、3つとも紀元前2,550年ごろとのことですが、なんで、そんなことわかるんだ?
クフ王を親とした、親子3代ですね。
3つのピラミッドを望めるカフェ。
ひょっとして、ジョースター一行が、オシリス神のスタンドを操るダービー兄と、魂をかけてポーカーをやったところ??(どうでもいいですね)
中国人の女性に声をかけられます。一人旅らしい。
私のことを、中国人だったらと思って、声をかけたみたい。そりゃ、女性一人じゃ、心細いよね。
こうやって、写真撮ってる時だって、実はひっきりなしに、やれ、ラクだ乗れとか、パピルスがどうとか、すごいんですから。しかも、しつこい・・
せっかくなので、シャッターを押してもらいました。観光客に頼めば、ボラれる心配なし(笑)
スフィンクスのすまし顔
スフィンクスの下に行きたかったんですが、行き方がわからない。
とりあえず、ピラミッド内のいわゆるメインロードを歩いていきます。
ギラギラ照りつける8月の太陽。
その太陽の下ですまし顔のスフィンクス。
こうしてみると、スフィンクスってかわいいな。
しかし、あの長いあごひげはありません。
イギリスの大英博物館にあって、エジプト政府は返還請求中とのこと。
横顔もかわいい。
後姿も。
ギザの街が見えます。ホント近いんだね。
クフ王のピラミッドが近づいてきました。
ピラミッドの王様 クフ王
いったり来たりすることになってしまうけど、お父さんに敬意を表して、クフ王からじっくり見学しますか。
だんだん距離感がわからなくなってきましたが、さすがにデカい。
高さは146ⅿ、しかし、その後崩れて137ⅿとのこと。
使われた石は230万個!
今から、4,500年以上前に、この事業に従事した人の苦労は推し量れません。
しかし、失業対策の公共事業という説もあるので、侮れません。
今の日本の公共事業において、4,000年以上残りそうなものって、何だろう?
ほんとにすぐ近くに見えるギザの街。
ひょっとして、真ん中の棒はカイロタワー? 違うか・・
アクティブな欧米の観光客。そんなに肌出しまくりで大丈夫?
すごい日差しです。サングラスは外せません。しかし、レンズの内側が汗と体温ですぐ曇る・・
観光客用のラクダがたむろってます。なので、ハエもすごい。
この時を刻み続けた、数えきれない石。
おっ、上手に乗ってるじゃないですか。
カフラー王のピラミッド
では、カフラー王の方に行ってみます。
撮り方次第では、アラブの砂漠を演じられます(笑)
メインロードに戻って、登ります。これはスフィンクスの方。
カフラー王ですね。
この入り口付近で、また「チケット・チェッカー」が現れました。
もう、めんどくさくなって、無視してたんですが、手をつかまれて、職員証(どうせニセモノ)みたいなのを見せられたので、「ユウ アア フェイク! アイ ノウ!」続いて、そんな商売してて人生楽しいか! と、日本語で大声で言ってやりました。
人通りの少ない路地とかでは怖いですが、まわりに観光客がいっぱいいるからね(笑)
これは、上の部分。今にも崩れてきそう。
エジプトって地震ないんだろうな。あったら、崩れちゃうでしょ。
カフラー王側から、クフ王の方を見ます。
カフラー王ピラミッドの端まで来ました。この辺までくると、一気に人も少なくなります。
メンカフラー王のピラミッド
カフラー王越しに、メンカフラー王のピラミッドをゲット。
これは、135ⅿⅿの望遠にして撮った写真。
もう、あそこまで歩く気力がありません(笑) これで失礼します。
クフ王の側面を通って、クフ王側の入り口へ。
メインロードは観光バスも通るんだね。
さすがに、歩き疲れてきました。
それに、いまだかつてないほどの汗をかいています(大げさか笑)
おお、中に入ってますね。
興味は湧きますが、中は真っ暗とのこと。遠慮しておきましょう。
それより、機会があったら、音と光のショーなんて見てみたいな。
また、この辺りが、うざい自称ガイド連中のたまり場。
ピラミッドに限らずですが、観光地では、
向こうから話しかけてくる自称ガイドは一切無視。
- チケット売り場はどこ? トイレはどこ? なども、こちらからは絶対たずねない。
- 当然だけど、カメラなんか渡して、撮ってください、は完全なNG。
- 彼らや、彼らの商品(ラクダなど)、彼らのパフォーマンスには、絶対にカメラを向けない。
- 要するに、一切無視し、接触しないことが肝要です。
奴らが、嘘つく、騙す、脅す、エスカレートする、は当たり前。
しかも、それらを、ちっとも悪い事と思ってないですから。
これが、「~歩き方」の地図に出ているゴルフ場かな。
ほんとに反対側から歩いてきちゃったんだね。
もう一度、ピラミッドを眺めます。
ここが、クフ王側のチケットオフィス。
本来は、こちらから来て、スフィンクス側で出ようと思ってたけど、考えてみれば、スフィンクス側ってバスターミナルも何もなかった。
逆回りでかえってよかったのかも、この先には、バスターミナルがあります。
警備する警官も映してしまいましたが、おとがめなし。ピラミッドだからかな。
それにしても、すごい迫力でした。最後、敬礼してピラミッドと別れます(笑)
時は午前11時半。太陽はとっくに昇って、カンカン照りです。
もう少し早く終える予定だったけど、ギザから来る途中、寄り道しちゃったからな・・