いよいよ、キューバに上陸。
震えます、ってコロンブスじゃないんだから(笑)
キューバ上陸 簡単な入国審査
空港のつくりは、その他大勢の空港となんら変わりはありません。
そして、イミグレ。
ちょっと緊張しましたが、滞在日数を聞かれただけで、あっさりスタンプを押してくれました。
保険加入の言及もなし。
ツーリストカードは、半券が切り取られるものと思ってましたが、スタンプが押されて、そのまま返ってきました。??
しかし、もう少し、しっかり押してもらいたかったな・・・
パスポートのスタンプは、旅人にとって、唯一無二の思い出です。
とにかくこれで、キューバ入国。海外渡航25ヶ国目となりました(^^)v
旅先でであった日本人のオジサン
ふつうに入国できたことに、ちょっと安堵。
気を抜いて、荷物が出てくるのを待っていたところに「お一人ですか?」と、後ろから日本語で話しかけられてびっくり!
そこには、60歳くらいのおじさんが立っていました。
もう、1年近く旅をしている最中で、メキシコ・カンクンに立ち寄った折、ここまで来たんだから、数日キューバも見てやろうと、飛んできたとのこと。
- キューバは物価がすごく高いので、3日もいればいいかな。
- 中南米をバスで旅するのは楽しい。
- バスターミナルの近くには、たいてい安宿があるので、それを泊まり歩いている。
- サラリーマンだったけど、去年、定年をむかえた。今は、心置きなく旅をしている。
そんな話を、楽しく聞かせていただきました。
私の弾丸日程を披露すると、
「そうだよねえ。勤めてるときは、そうなっちゃうよねえ。時差ボケで仕事してたときもあったよなあ・・」
懐かしそうに語るおじさん。
このおじさんの旅のスタイルを、思いっきりうらやましがる私でした。
それにしても、外国で日本人と話したのって、すごく久しぶり。
黒人運転手のお迎え
しばらく、おじさんと話し込んでいましたが、荷物が出てきたので別れます。
そして、私の名前を書いたボードを持ったタクシー運転手を探します。
ホテルで予約しておいた、タクシーの送迎です。
30クックで行ってくれるというので、交渉する自信がなくて、お願いしておきました。
身体のデカイ黒人が、私のボードを持っていました。
大きな手で、私の手を包み込むように握手をします。(ホントにデカイ手だ・・・)
これが、そのタクシー会社。
クックへの両替
クルマを取ってくるので、ちょっと待っててくれ、というので両替をしておきます。
キューバの両替は、米ドルが特殊で、10%の手数料を取られてしまうとのこと。
日本円も可能なので、2万円ほど両替しました。
物価が高いというけど、4日間もつかな・・
キューバの通貨はCUC、クックと呼ぶそうです。(ドルと呼んでもよいらしい)
1クックが111円。米ドルと、ほぼ同じレートですね。
20,000円を差し出して、180クックほど返ってきましたが、タクシー運転手に30クック払います。
こりゃ、たしかに高いわ~
キューバには、このクックの他に、現地住民が使うペソという通貨単位があるそうですが、とにかくハバナ市内に向いましょう。
空港の外は、すごい日差し、暑いです。
ハバナ旧市街へ
タクシー運転手は、ウォーレン・クロマティのような黒人。英語がとても上手です。
一路ハバナへ。
いきなり、旧車現る!
キューバは、旧車の宝庫とのことですが、こりゃ楽しみです。
なんだろ?バスを待つ人?
旧車と並走します。カッコいいね。
運転手が、ジャストアモーメン、と言って、ガソリンスタンドに寄りました。
「チープ or エクスペンシヴ?」と聞くと、「エクスペンシブ!」を連呼。
そうらしいです。
ボールパークですね。
最近はサッカーが盛んのようですが、キューバといえば野球の国。
いろんな競技に使われるボールパークなんでしょうね。
それにしても、旧車の輝きがすごい。
ハバナの旧市街に入ったかな。雰囲気でそれとわかります。
タクシーは、そんな旧市街の一角にクルマを止めました。
そして、格子戸の呼び鈴をリンリンと。
すると、中から黒人のおばさんが出てきました。
この「Casa Colonial Biani y Lessi Havana」が、今夜のホテルです。
ホテルというより、アパートの民泊といった感じかな。
1階はロビー?
すごい調度品?
狭い階段をあがって、2階へ。やっぱり、ここは民泊なのかな。
おばさんに案内されて、部屋へ。小ぎれいな部屋です。
ただし、トイレとシャワーは、小さい。
そしてシャワーから、お湯はほとんど出ず。まいっか、暑いし。
でも、これで6,000円なんだよね・・・
でも、黒人の家族、とても親切そうだからいいや。
とりあえず、クーラーを全開に入れます。
ベッドに寝っ転がって、両替してきたおカネを数えます。
これが、社会主義国の紙幣・・・
物価のほどはどうなんでしょうか?
いよいよキューバの旅がはじまりました。
一休みしたら、世界遺産となっている旧市街へいってみましょう。