シエンフエゴスの街を出発です。
バイキングのランチ
もう少し歩きたかったですが、ツアーなので仕方ありません。
ほんとにアートな国。
さあ、これからトリニダーの街を目指します。
と、思いきや、ランチタイムでした。
もう正午だもんね。
レストランの窓から見えた風景。
店内は、いくつものツアーグループが重なって、ごったがえしてるので、いったん外を散歩。
レストランというより高級ホテル?
落ち着いた頃を見計らって、店の中に。バイキング型式でした。
ほんとに欧米人たちは、よく食べます。
私の舌は贅沢ではないので、これで十分おいしいです。
一緒に卓を囲んだ、スペイン人(メキシコ人?)の3人連れは、山盛りのパスタを何度もおかわりしてました。
ほんとにすごい・・
おいしかった魚のスープ。私はこれを3杯いただきました。
その後、となりのテーブルから、5CUC紙幣ののった皿が回ってきた。
意味がわからず、となりのテーブルの中国人に「チップ?」と聞くと、いや違う、みたいなことを言って、私のテーブルのスペイン人となにやら話し、そのまま皿は別のテーブルへ。
まったくもって意味不明。孤独感最高潮でした(笑)
大農園を突っ切るクルージング
ランチタイムが終わって、いよいよトリニダーを目指します。
たしかにトリニダーに向かってますね。
地図でみると、たぶん100キロ弱のドライブ。途中で見えるはずのカリブ海が楽しみ。
お墓。撮っちゃってよかったかな・・
郊外に出ました。
バスは、大農園の真ん中を走ります。
ガイドさんが、農産物のことを一生懸命解説しています。
しかし、ツアー参加者のほとんどは、食後の居眠り。いや、シエスタ。
キューバの真ん中をバスでドライブ。私にとっては感動の風景。
ガイドさんも、シエスタモードに入ったよう・・・ 車内に静寂が訪れます。
前方から迫ってくる、真っ黒い積乱雲。
静かな車内に、私のシャッター音だけが響きます。
コーヒーかさとうきびの農園の上に、かずさっていく厚い雲。
ローカルバスを追い抜きます。
ときどき、スコールの跡が。
いっきに周囲が暗くなったかと思うと・・
滝のようなスコール。
こんな雨、見たことない。これだけでも見ものです。
不思議な光景。雨降ってるのここだけ?
すさまじい、雷鳴が鳴り響きます。
スコールに見とれて感動してるのは、私だけ。他のみんなは居眠り。
車内で起きてるのは、私と運転手さんだけ。
映画が流れてるのに・・・
土砂降りの中、運転手さんは慎重。スピードを落とします。
スコールは10分程度で、去りました。
キューバは島だけど、大陸を思わせる風景。
こりゃ、感動モノです。旅って、いいよなあ・・・
人間の感覚からしたら、キューバは十分大きな島。
500年前、足を踏み入れたコロンブスは、どうやって、この島の大きさをつかんだんだろう?
なだらかな丘陵地帯を、バスはひた走ります。
動物が飛び出してくるので、運転手さんも気を抜けません。
行く手に町らしい町はありませんが、現地の人もちらほら。
プランテーションも広がります。
カリブ海との初対面
おお・・・ ついに見えました。青い海・・
人生初のカリブ海!
うわー、止まって欲しい・・・
バスから降りて、ゆっくり眺めたい・・・
バスの中で、この景色に感動してるのは私だけ。
なんと、もったいない・・
色が違うよね。
おや、海水浴場かな。
外は暑いから、なおさら気持ちいいでしょう。
こんな田舎町でも、ゆっくりしてみたい。
ほんとに、綺麗な海だ・・
途方もない数の奴隷が送り込まれたキューバ。
奴隷たちは、この綺麗な海を、どんな目で見ていたんだろうか・・
カリブ海を渡る奴隷制が取りやめられたのは、たった150年前のこと。
格差社会をなくすのは大変だけど、差別社会はなくせるよね。
綺麗な自然に出会うと、哲学的になります。
カリブ海と別れます。
トリニダーに近づいた模様。
町に入ると、必ずみかける教会。
古都トリニダーの風景
トリニダーの町に入りました。
西部劇のセットのようです。
これが、トリニダーの町。
バスが止まりました。
眠ってたツアー客も起きだしてきます。
早く町を歩きたい気分満開ですが、有名らしい焼き物屋さんに案内されました。
なるほど・・
あっというまに、壺のできあがり。
これは、何だろう?
カウボーイ・ハットでした。
見ていてなかなか面白いですが、ツアー客はワールドカップに熱狂中。
葉巻も買って帰りたいな・・
1514年からって、凄すぎ!
コロンブスの発見から、22年しか経っていません。
トリニダーの町ですね。
滞在時間は短いけど、楽しみです。
しかし、カリブ海、綺麗だった・・・