【メキシコシティ⇒ サンホセ】アエロメヒコ航空で深夜のコスタリカ首都に到着

メキシコシティ国際空港。

スペイン語が飛び交い、周囲に東洋人はまったくなく、きわめて疎外感が強い。

日時は、日付変更線の関係で、日本出国時よりも時が戻る2024年8月4日の16時。

そしてビジネスクラスの快適な空間で、13時間も乗ったのに身体はまったく疲れていない。

以上のことがあいまって、ほんとにタイムマシンに乗ってここまで来たように身体がフワついている。

日本からのほとんどの旅行者は、いったんメキシコシティにとどまるのだろうか。

私は、得られた夏季休暇10日間で中南米4か国を旅しようとしているので、いまからコスタリカの首都サンホセに飛ばなくてはならない。

フライトは20:25。サンホセに着くのは23:43。

いちおうホテルに投宿する予定だが、ホテルに着くのは、おそらく午前2時ごろ。

そして、朝7時にはオプショナルツアーの迎えが来る。

そのツアーが昼過ぎに終了し、そのあとは徒歩でサンホセの観光。

その夜には、夜行バスに乗って、パナマシティに向かう。

馬鹿じゃないだろうか、と思われるほどの弾丸日程。

でも、その時間に追われる感覚がたまらなく好きなんだよね^ ^

メキシコシティ国際空港のT2は、アエロメヒコのオンパレードだ。

出国審査のイミグレがないメキシコシティ国際空港

ようやく、アエロメヒコのチェックインがはじまり、タッチパネルの操作。

甘く見てた・・・

窓際シートはすべて埋まってて、やむなくアイルシート。

タカをくくってたけど、考えてみれば本日は日曜日。

メキシコからコスタリカに帰る、なんていう人の動きがあるんだろうか。

ゲートはまだ表示されてないけど、出国エリアに進んでおこう。

コンコースの大きな窓から手にとるように眺められるアエロメヒコ機の並びが美しい。

ところで、保安検査を通った後、イミグレは??

イミグレがない、ほんとに。

とまどう西半球の国々のイミグレの仕組みだね(^ ^)

入国の際のFMMDが示すように、不法移民に目を光らせている国。

でも、去るものは追わず、というスタンスのようだ。

入出国にかかる審査の概念は、各国によってずいぶん違う。

出国時の審査に異様に時間を要し、フライトの3時間前には空港に来るようにといわれているイスラエルのような国もある。

考えてみれば、アメリカもそうだった。

トランジットの際でも、わざわざESTAまでとらせて厳しく入国審査を行うのに、出国時はおとがめなし。

したがって、入国も出国もパスポート上に証跡が残らず、6年ぶりのメキシコ再会なのに少々寂しい結果。

お寿司屋さんの日本語を眺めて、自分を慰めます。

時が進み、ようやくゲートが表示されました。

サンホセ行きは70番です。

コンコースから眺めるアエロメヒコの機体

スコールがあったらしいメキシコシティ国際空港。

アエロメヒコの尾翼ってかっこいいね。

さて、70番に進むと、窓際を取れないぐらいだったので、当然のことながらごったがえしてます。

サンホセ行きAM656便。

この人たちは、コスタリカ人? メキシコ人?

話してる言葉もわからないし、まったく見当もつかない。

西半球の旅の楽しさ。

そして、ボーディングが開始されました。

深夜の中米縦断フライト

アエロメヒコ機にお世話になるのは、6年ぶり。

そして、機内は見事なほどに満席でした。アイルシートも久しぶりだな。

コスタリカといえば、野生動物の国なんでしょう。

かわいいカエルちゃんのイラスト。

ところで、ボーディングの際に、ひと悶着あり。

搭乗の順番が遅めのゾーンだったので、キャリーバッグを格納するスペースがなくなってしまった。

すると、CAさんは「荷物室でもいいか?」と聞くので「YES」。

iPadだけ出して、そしてちゃんと引き換えチケットをくれたので、別にいいんだけど、シートに収まってから

「ヤバい!コスタリカを出国する際のバスのチケットがキャリーの中だった」

と思い出します。

コスタリカ入国の際は、たしか出国の飛行機などのチケットの提示が必要。

キャリーを受け取るターンテーブルが、イミグレの外だったらどうしよう・・・

今さらどうしようもない・・・

待望久しい旅のはじまりなのに、なんとなくチグハグな感じw

まあ、こんなもんでしょと目の前のモニタをいじると、なんと日本語バージョンがありました。

中米の危ない国

グアテマラ、ホンジュラス、エルサルバドルをすっ飛ばすルート。

いずれ、会社員を引退して、ヒマになったら、これらの国も訪れたい。

離陸しました。

アイルシートなので、楽しみは、目の前のマップだけ。

でも、軽食が配られました。

ん?ていうか、国際線なのに機内食は出ないのか・・・

飲み物の提供。

ここでも、何をとちくるったか、ただの水をオーダー(^ ^)

あれかな・・

自分では、意識はっきりしているつもりなんだけど、やっぱり急激な経度の移動で、軽い時差ボケになってるのかも。

でも、3時間そこそこのフライトなので、すぐに着陸体制に入りました。

窓際を選べたとしても、何も見えなかったでしょう。

コスタリカ入国&コロン取得

心配してたコスタリカ入国は、なんのおとがめもなし。

滞在ホテルも、出国チケットの提示も求められなかった。

私が日本人だったからかな。

そして、富士山の上に丸いスタンプをドン!

コスタリカが渡航国49カ国目になりました。

ちなみに、コスタリカには、富士山より高い山があります。

そして、忘れずに荷物を受け取りましょう。

つぶれた感じで出てきたわがキャリーバッグ。

リュックにもなるすぐれもの。

そして、コスタリカの通貨コロンの取得です。

ATMでどのくらいおろしたか覚えてない。

ちなみに、1000コロンが約300円。

つまり、5000コロンは約1,500円。

さて、コスタリカの物価はいかに・・・

サンホセのホテルまでタクシー移動

時計を見れば、すでに深夜の1時を回ろうかというところ。

日本を出てから、すでに24時間以上行動しっぱなしで、まだ疲れてないというのも見事だけど、まずはサンホセのホテルに向かわなくてはならない。

すかさず、寄ってくるタクシー運転手。

それも、オレンジの空港タクシーみたいだったので、そのままお願いすることにしました。

身体は疲れてなくても、アタマの中は疲れてたみたい。

料金交渉を忘れちゃったけど、乗ってから「いくら?」と聞くと「25ドル」。

これは、チャットGDPで調べた相場通り。

安心して、タクシーの揺れに身を任せます。

サンホセ市街は、空港から20kmほど離れています。

サンホセの市街に入ったかな。

運転手は、私をホテル前で下ろすと、気持ちよく去って行きました。

サンホセのホテルで日経平均株価大暴落を知る

予約しておいた「Hotel Cultura Plaza」。

時刻はすでに、午前2時を回っています。

考えてみれば、ANAの機内食から何も食べてなく、お腹も空いてきた。

しかし、お店はどこも開いてないし、そもそも、こんな時間にうろつくのは危なすぎる。

事前にメールで、到着は午前2時ごろになると連絡はしておいたけど、ホテルスタッフは、私をウエルカムと出迎えてくれました。

こ綺麗で、清潔なホテル。とても居心地が良さそう。

しかし、なんとしたことか、今から5時間後には、ツアーの迎えが来る。

滞在時間がたったの4時間。

そこに8,000円の宿泊費が、ちょっと勿体無い。

それどころか、眠ってしまうのが危なすぎる。

結局、何時間眠ってないことになるんだろう。

繰り返すけど、時差ボケなのか、寝不足なのか、妙に身体がフワつくし、アタマの回転がにぶい。

とりあえず、シャワーでも浴びましょう。

明日、といっても、もう今日だけど、イラス火山のツアーにジョイントします。

それ以外にも、いっぱいツアーがあるね。

さすが、野生と自然の国コスタリカ。

さて、眠っちゃいけないとわかっていつつ、ベッドに横になってしまう・・・

そして、何の気なしにスマホをいじってて驚いた。

下げ幅史上最大ですかww

笑える・・・日銀が政策金利をたった0.25%にしただけで・・・ほんとに笑えるw

ドル円も10円以上ぶっ飛んで141円台。

今回の旅は、ほとんど現金を持たずにきて、これからATMで少しづつ下ろす予定だった。

パナマの通貨は米ドルだし、なんてついてるんだろ(^ ^)

これで、完全に目が覚めました。