ボゴタ旧市街の「Hotel de la Opera」は立地よし部屋よし眺めよし【コロンビア旅行記 #5】

ずっと訪れたかったコロンビアに来て、滞在はわずか2日。

つまり宿泊は1泊。

となれば、泊まる場所は旧市街のど真ん中。

立地最優先で選ぶほかありません。

というわけでチョイスしたのが「Hotel de la Opera」(ホテル・デ・ラ・オペラ)

ボゴタ旧市街ラ・カンデラリア地区の中心に位置しているのに、なぜか、地球の歩き方に載ってない。

それもそのはず、このホテルは栄光の「5つ星ホテル」。

ガイドブックに掲載してもらわなくても、観光客に引くてあまたの人気ホテルです。

場所はこちら。

動画での様子はこちら

ラ・カンデラリア地区の中心「Hotel de la Opera」

建物の建築は19世紀からと言われる歴史あるホテル。

チェックイン時刻になって、部屋に入ると、きとんと私のキャリーが置かれてましたが、

これは、いい感じ。

5つ星と聞いて、けばけばしかったり、無駄に部屋が広すぎたり、みたいなことがないといいな、と思ってたら、落ち着いたシックそのもの。

これは落ち着けるわ、素晴らしい。

窓の眺めも素晴らしすぎる。

窓からの景色で、こんな素敵な風景に出会ったのは久しぶりだな、と思う。

こちらの眺めは、ビルの立ち並ぶ新市街方面でしょう。

手前には、美術館や図書館が並んでます。

これで、宿泊費が12,000円なんて、なんだか信じられない。

温かみを感じる木造の内装。

コーヒーでもいただきますか。

コロンビアコーヒーで、素晴らしい景色に乾杯。

こういうホテルに泊まった際は、意味もなく歩き回りたくなる。

ところで、このホテルは、観光客だけでなく、ビジネス客の利用も多いらしい。

だから、客室だけでなく、いろんな場所に憩いの場や、

ミーティングルームがあります。

中庭もありました。

中庭なんて素敵だな。

2階から見下ろすとこんな感じ。

ホテルが優雅だと、私も満ち足りた気分になってくる。

こちらはバーです。日が暮れたらよってみましょう。

中庭でなく、インナーテラス。

朝食やディナーはここでとるのかな。

フロントスタッフも5つ星にふさわしい対応でした。

今回の旅、ホテルは、まったくといっていいほどハズレがなかったな。

バーでいただくチリワイン&旧市街の夜景

さて、夕暮れまで旧市街を歩き回って、ワインバーに入り、呼吸困難になるまでチリワインを飲みあかしたのは前述の通り。

そして、必死になって、呼吸を整えながら、ホテルに帰ってきました。

で、しばらく、部屋のベッドに突っ伏して、ハアハア言ってたんですが、性こりもなく、今度はホテルのバーへ出向きました。

5つ星のホテルに泊まって、しかもそこに素敵なバーがあるのに飲まないなんて、ありえないでしょ(^ ^)

ラム酒かテキーラでも、と思ったけど、先ほどまでレストランで飲み続けていたチリワイン。

カッコいいバーテンが、いくらでもそそいでくれるんです。

憧れの地を訪れて、こんな素晴らしいホテルに泊まれて、気のすむまで好きな酒を飲む。

もう、思い残すことはない^ ^

レストランでは5杯くらい飲んだかな。

このバーでも5杯くらいいただきました。

つまり、チリワイン1本空けたかな・・・

いすれにしろ、素晴らしいホテルとの出会いに乾杯^ ^

でもわかったことがある。

高地で酒が回りやすいのは、歩いているから。

こうして座って飲んでる分には平気でした^ ^

さすがに、いいとこで切り上げて、部屋に戻ると、

なんですか、この夜景は・・・たとえようがない

旅の終盤に、こんな夜景に出会えるなんて、この旅は、どこまでいってもついてる。

明日も、素晴らしい1日になりますように。

気温9度 ボリーバル広場の早朝散歩

昨夜は21時過ぎに寝て6時起床。8時間睡眠の気持ちのいい朝。

8時間も寝れば、ワイン1本くらいは解毒されてます。

そして、この旅では、最後となるホテルで迎える朝。

昨日から、素晴らしい、素晴らしい、と言いっぱなしだけど、ほんとに素晴らしいんだから仕方ない。

朝起きて、部屋の窓からこんな景色を拝めるなんて、今までの旅歴においても5本指に入るホテルだろう。

開けた窓からは冷んやりした空気が流れ込むけど、熱いコロンビアコーヒーが中和してくれます。

標高2,640mのボゴタの朝は、8月でもこの気温。

この旅で、初めて着ることになった薄いアウターをキャリーから引っ張り出して羽織ります。

午前6時のラ・カンデラリアは静けさに包まれてました。

そして、モンセラーテの丘は霧に包まれてます。

ボリーバル広場前のカトリック教会もひっそり。

でも、旧市街の早朝散歩は気持ちいいね。

清掃員は、夜のうちに掃除するのかな。それとも夜明け前?

あれだけ散らかっていたボリーバル広場が、きれいにはき清められてました。

西洋のアートは素敵だね。

中央に解放者とたたえられるボリーバルの像がたつボリーバル広場。

こんな風景を見る限り、この国が半世紀も内戦を繰り返していたなんて、とても信じられない。

1823年に完成したと言われるカテドラル。

カテドラルの隣にたっているサグラリオ礼拝堂の鐘。

何時ごろ鳴るのだろうか。聞いてみたい。

広場から新市街の方へ歩いてみると、少しづつ市民の営みがはじまってました。

クルマの走らない旧市街は気持ちいい。

おや? なんだろ、あのビルは?

「あべのハルカス」ボゴタ版のようなビルを発見。

あてもなく歩いても、かならずこんな建物が目に飛び込んでくる。

ボゴタは素敵な街です。

ストリートアートも素晴らしいし、

小さなカフェやパン屋さんが、早朝から営業開始してました。

ホテルに戻ります。

竹細工が補強材や足場に使われるなんて香港みたいだ。

ブレックファストはたっぷりのバイキングで

さて、朝7時を待って朝食です。

街で、もう開いていたカフェでモーニングという手もあったけど、食事代が宿泊費に含まれてますから。

こんなとこで、貧乏性が顔をだす^ ^

本日はコロンビア最終日。

午前中はツアーに出かけて、かなり歩く予定。

だから、めいっぱい、がっつり食べます。

濃厚なスクランブルエッグにパンがほんとに美味しい。

フルーツも美味しい。

そして、コロンビアコーヒーでしめます。

コロンビアの国旗が誇らしげに揺れる「Hotel de la Opera」。

12,000円なんて、とんでもないコスパ。

いつの日か、ふたたびボゴタを訪れる日があったら、またお世話になりたい。

そんな感謝をしたい「Hotel de la Opera」でした。