カナリア諸島テネリフェ島の旅、ついに終わってしまいますね。
ホテルに戻って荷物を受け取ります。3日前チェックインしたときの、あの人の良さそうな黒人スタッフがいなかったのが心残りですが、ホテルスタッフと握手して、パーキングに向かいます。
レンタカー返却のハプニング
ちょっと早いですが、空港に向かいましょう。
その前に、レンタカーを返すんだから、ガソリンスタンドに寄らないと。
この島のガソリンスタンドはセルフが多い。
お金やカードを入れなくても、いきなり給油ができちゃうので、はじめは戸惑いました。
ここで、レンタカーのカウンターのお姉さんが言っていた、「ガソリンは95よ。」という知識が役に立ちました。
そして、入れ終わるとレシートが出てきて、店内にもっていって清算。そんな仕組みでした。
空港に戻って、クルマを返しましょう。
感傷に浸りながら、ハイウエイを飛ばします。
ヒュンダイのエンジン音を聞くのもこれが最後。でも、いいクルマだったよ。
異国におけるレンタカーの旅。
さすがに、最初は緊張したけど、交通ルールなんて、どの国だって似たようなものだし、すぐにとけこめました。
というより、日本より走りやすい、と思う。
ずっと、なぜかな・・・ と考えていたんだけど、私のせっかちな感性は、欧米向なのかな。
交差点は、基本的にロータリーにして、信号を設けない。
この道路敷設のスタンス(かどうかはわかりませんが)は、私に合ってる。
その合流だって、こちらは、ほんとスムース。流れがいいんだよね。
ハイウエイだって、遅いクルマが追い越し車線に割って入ってくることもなかった。
マナーうんぬんではなく、ただただ当たり前に運転してるだけ。そういう気がしてならない。
スクールゾーンなどの減速ポイントも、標識を掲げるだけでなく、バンパーを設けて、減速せざるを得ない仕組みにしている。これも、当たり前のこと。
たった3日間だけど、交通ルール、交通道徳、それらをひっくるめた欧米のクルマ社会。
合理的のように思いました。
ちなみに、今走っている車線は走行車線。
追い越し車線は、一番左側ですよ。
最後に、空港の入り口で、ちょっとしたハプニング。
どのルートを進んでいいのか、わからない・・・
レンタカーのサイン通りに進むと、空港の駐車場に入ってしまい、出庫に6ユーロとられる始末。
(しかも、クルマをゲート付近に置いたまま、空港内で清算。だって、逆走できないからね。この間、荷物は、クルマの中に置きっぱなし。生きた心地がしませんでした。)
散々迷ったあげく、6週も7週もぐるぐる回って、ようやく返却用のルートを見つけました。
お世話になったヒュンダイにもお別れ。
トータル走行距離は330キロでした。
テネリフェノース国際空港でのひととき
フライトまで、あと3時間。
でも、さっきの空港の路地で迷子になるなんて思わないから、早めに行動しないとね。
時間があるので、一杯やりましょう。
レンタカーが移動の中心になる旅は、はじめてでしたが、移動効率は最高。
しかし、酒が飲めない(笑)
でも、もう、心置きなく飲めます。
無事だった運転に乾杯!
チェックイン開始。イベリア航空は、はじめて利用する航空会社。
今日は、これでマドリードまで行って泊まり、明日の朝帰国というスケジュール。
保安検査場を通過。飛行機の写真がいっぱい飾ってあるテネリフェ・ノース空港。
スーベニアショップが並んでいます。
こういうのが思い出に残るんですよね。
家族のぶんも含めて、4つほど仕入れました。
フライトまでは、まだ時間あります。
今夜の宿泊地マドリードに着くのは22:40。
ホテルに着くのは23時を回ってるでしょうから、それから食を仕入れるのもしんどい。
バーガーキングあるし、今のうちに食べておきますか。
おいしいビーフバーガー。またビール飲んじゃいました。
テネリフェ島に夕暮れが。
イベリア航空でマドリードへ
マドリード行き、ボーディング開始。
名残惜しいなあ・・・ 帰りたくないなあ・・・
マドリード行きの本日の最終便。機内はほぼ満席。
サンタクルスの灯りを見下ろしながら、高度を上げていきます。
さようなら、カナリア諸島、テネリフェ島。
さようなら、テイデマウンテン・・・
真っ暗な大西洋の上を1700キロほど飛んで、夜のマドリード空港に到着。
22:45ですか。
今夜の宿泊地は、マドリードのセントロ、マヨール広場に近いホテル。
なぜ、マドリードの中心部にホテルをとったのかというと、翌朝、少しでも、マドリードの姿を見たかったから。
翌朝の帰国便のフライトは11時過ぎ。8時にホテルでタクシーに乗れば間に合います。
なので、朝7時から8時くらいの見学はできるかな、というなんとも浅はかな計算でした。
この計算見事に狂いました。
なぜなら、この時期、マドリードの夜明けは8時半だから。
真っ暗闇のマヨール広場見てもしょうがないよなあ・・・
出てくる荷物を待ちます。
マドリードは市内までのタクシー料金が決められています。
片道30ユーロ。往復で60ユーロ、もったいなかったな・・・
renfeと呼ばれる高速列車で行こうとも考えましたが、さすがに疲れました。
タクシーを奮発しちゃいましょう。
何も見えない中、マドリード市街に入った雰囲気。
今夜のホテル、名前だけは立派なホスタル・マドリード。
空港の自販機で買っておいたサンドイッチを食べて、早々に寝ます。
明日は、一応7時に起きて、周辺を歩いてみるかな。
とにかく、マドリードのセントロにいることは確かなんですから(笑)
実感はわかないけど・・・
明日は帰国。
無事に飛行機が飛んでくれることを願って就寝です。