【カナリア諸島旅行記 #8】テネリフェ島サンタクルスの街並み

サンタクルス。

実は、サンタクルスという町は、世界中にいっぱいあります。

なので、このカナリア諸島のサンタクルスも、正式にはサンタ・クルス・デ・テネリフェです。

サンタクルスとは、「聖なる十字架」という意味。

私は、キリスト教徒ではないですが、なんか感動してしまう言葉ですね。

サンタクルスのホテルにチェックイン

地下駐車場から、外に出ると、まぶしいばかりの太陽がふりつけてきました。

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今夜の宿泊ホテル、ホテル・タナウスはすぐに見つかりました。

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陽気な黒人スタッフが、心のこもったおもてなしです。

街のマップをくれて、この辺りが繁華街だぞ、とか色々教えてくれました。

手で開閉する旧式のエレベータに乗って4階へ。

402号室の鍵も年代モノです。

レンタカーのキーとの対比が面白い。

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これから2泊する部屋。

部屋はすっきり清潔です。エアコンがないのは、常春の島だから?

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立地もいいし、これで、1泊4,500円なら、まずまずです。

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最初、便器にタオルかけてるのかよ、と思いましたが、違いました。

洗濯用ですね。

スペイン語圏では、よく見かけます。アルゼンチンに行ったときは、泊まるホテルごとにありました。

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テネリフェ島の観光計画

さて、黒人スタッフからもらった島のマップを見ながら、今日から3日間の行動の作戦を立てます。

テネリフェ島公認ガイドの方からのおススメは、

  • 最大の見どころテイデ山国立公園
  • 世界遺産ラ・ラグーナ
  • 古いカナリア建築が残るオロタバ
  • 秘境ともいわれるマスカ渓谷
  • アナガ自然公園
  • リゾート地 ラス・アメリカス

など、いくつか候補をいただきました。

そこで、明日の早朝にテイデ山に行くことを決めているため、そのままラスカ渓谷、オロタバの町と回って2日目を終え、最終日にラ・ラグーナの町を訪れてフィニッシュとすることにしました。

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ちなみに、今朝散策してきたアナガ自然公園は、ラ・ラグーナの右上に当たります。

島全体が東京都と同じくらいの面積なので、やっぱりレンタカーを3日間借り切って正解だったと思います。

公共の交通機関だけで、これらをすべて回るのは、たぶん不可能でしょう。

これらの予備知識を与えてくれた、公認ガイドさんには、本当に感謝しております。

今回お世話になった、カナリア諸島公認ガイドの方のHPはこちらです。

カナリアナビ
日本人公認ガイドがスペイン旅行、カナリア諸島の役立つ旅情報をお届けします

 

そこまで計算したうえで、ランチをとるのを兼ねてホテルを出ました。

まずは、サンタクルスの町の散策です。

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サンタクルスの町歩き

アナガ自然公園は、高地にあるため、冷たい風も吹いてましたが、サンタクルスは22度です。

さすが、常春の島。

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これが、さきほどレンタカーを駐車させた地下駐車場。24時間営業なので安心です。

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そして、その駐車場の先にあるロータリー。あれは教会でしょうか。

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その下では、マーケットのようなものが開かれていました。

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そのマーケットに背を向けると、橋があります。セラドル橋というそうです。

この橋を渡ると、町の繁華街に出ます。(と、黒人スタッフが教えてくれました)

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セラドル橋を行き交う人々の群れ。今日は日曜日です。

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振り返ると、教会の向こうに時計塔が見えました。

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セラドル橋を渡って新市街へ。

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知らない町を歩くって、ほんとにゾクゾクするものですよね。

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そのまま真っ直ぐ歩くと、トラムのレールに突き当たります。

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駅ですね。開放的な感じが気持ちいい。

イスタンブールやエルサレムを思い出しました。

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トラムの線路に沿っているのが、お花畑と噴水。

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なにかの像。

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お花畑のあたりでウロウロしてたら、「カーン」という音がして、トラムが登場。

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市民の足になってるようです。

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対抗列車も現れました。絵になりますね。

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けっこう頻繁に運転されているようです。

黒人スタッフからもらったマップによると、このトラムは、ラ・ラグーナまでつながっています。

最終日のラ・ラグーナ訪問は、これで行ってみることにしましょう。

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おや、なにを撮影してるんでしょうか?

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そういえば、お腹すきましたね。

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新市街を、もっと奥に行ってみましょう。

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オシャレな町並みと道行く人々。

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地元の人たちなのか、観光客なのかわからないけど、ほんとにこっちの人たちはセンスがいいと思います。

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また振り返ると、時計塔が。

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ホテルに戻りながら、ランチ食べる店を物色しましょう。

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あ、でも、また橋を渡ってしまった。ランチは、ホテル周辺の簡易食堂でいいかな。

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オープントップバスも走ってるんですね。

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あれ、さっきまでマーケットやってたのに。午後は店じまいみたいです。

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サンタクルスのランチ

ホテルの通り沿いのカフェテリアでいいや。

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これまた、英語がまったく通じず一苦労。

店の奥からこの店の娘さんと思われる女性が出てきても、今度は私の英語がおぼつかず一苦労(笑)

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それでも、一生懸命「エニイ フード」と伝えます。何が出てきてもいいよ・・・

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出てきたのは、ビーフとポテトの盛り合わせ。

いや、旨い、最高!

これで3ユーロ。この旅で、はじめて安い買い物をしました(^^)v

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今回のカナリア諸島・テネリフェ島4泊6日弾丸一人旅の全行程・費用・治安などはこちらです。