【カナリア諸島旅行記 #11】テネリフェ島 エスペランサ・ハイウエイのドライブ

本日はカナリア諸島テネリフェ島最大の見どころ、テイデ国立公園をめぐる日です。

その世界自然遺産にも指定された国立公園にそびえ立つテイデ山は、標高3,718mでスペイン最高峰

よかったね、同じく世界遺産のマウント富士(3,777m)。

なんとか高さでは勝ってるみたいです(笑)

ロープウエイで3,550m地点までは行けるそうですが、テイデ山はテネリフェ島随一の人気スポットなので、ハイシーズンになると、ロープウエイ数時間待ちもザラとのこと。

そこで、あらかじめWebで予約しておきました。

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最近のチケットは、みんなQRコードですね~。

時間は、朝の9時20分。

朝一番(9時)のを予約しようと思いましたが、予約した1週間前では売り切れでした。

ロープウエイだけでなく、ふもとの駐車場もすごい混雑が予想されるので、朝早い時間を予約した次第です。

これらはすべて、カナリア諸島公認ガイドさんの知恵。ほんとにありがとうございます。

夜明け前にサンタクルスを出発

さて、テイデ山のふもとに余裕をみて9時前に到着するようにするためには、ここサンタクルスを7時半ごろに出れば、十分です。

でも、途中で朝食も仕込みたいので、7時ちょうどにホテルを出ました。

フロントには、昨日の陽気な黒人スタッフはいませんでしたが、寝ぼけまなこの白人スタッフが、陽気に見送ってくれます。

夜明けには程遠いサンタクルスの町ですが、気温は19度。朝の冷気が心地よいくらい。

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昨夕からレンタカーをとめておいた地下駐車場にもぐりこみ、クルマを発進。駐車代は10数ユーロでした。

ところで、朝食を仕込むといっても、朝の遅いスペイン、カフェやパン屋さんが開いてるわけありません。

頼るべきは24時間営業のグローバルチェーンですね。

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朝マックをドライブスルーで仕入れた私は、いよいよテイデ山に向けて出発です。

距離は約60キロ。所要時間は約1時間20分。

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ルートはこんな感じ。

ハイウエイを降りて、尾根づたいに登っていくルートです。

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エスペランサ・ハイウエイの快適ドライブ

太陽が昇りはじめましたね。快適なドライブです。

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途中に、見学スポットもたくさんあります。

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刻々と色を変える東の空。

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サンタクルスからテイデ山には、このエスペランサ自動車道をひたすら南下します。

運転している感覚は、日本で言えば「伊豆スカイライン」に近い。

久しぶりのマニュアルミッションカーなので、気持ちよくヒールアンドトウなんて楽しんでたら、いきなりの路面凍結。

サンタクルスでは19度もあったのに、いつのまにか車外は氷点下まで下がっていたみたい。

ただいま、標高2,000mぐらいでしょうか。

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凍結した路面に、慎重にクルマを走らせていると、目の前にテイデ山が。

思わず、車を止めました。

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いや、これは、美しい・・・

世界で3番目に高い火山だそうです。美しくても、火山は眠っていて欲しい(笑)

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稜線に広がる町と大西洋。

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来てよかったね、これは・・・

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さて、あんまりのんびりしてると、ロープウエイの時間に間に合わなくなります。

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でも、また車を止めて見物。通り過ぎてしまうのが惜しいので、仕方ない。

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しかしまあ、パーキングも自己責任だよね。

ガードレールも柵もなし。その向こうは、断崖絶壁です。

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その断崖から見下ろす大西洋。

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ほんとに息をのむ景色です。

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さあ、ほんとに急がないと、ロープウエイの時間に遅刻しちゃう。

それに、路面凍結で飛ばせないし。

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テイデ山が眼前に。

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あのふもとを目指してラストスパート。

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テイデ山 ロープウエイふもと駅へ到着

そしてちょうど9時ごろ、ロープウエイのふもと駅に到着。

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早い時間に来てよかった。

混雑時はあの下のほうまで、縦列駐車で埋まるそうです。

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今回のカナリア諸島・テネリフェ島4泊6日弾丸一人旅の全行程・費用・治安などはこちらです。