ソフィアのレストランでタラトール&カヴァルマを食べてみる【ブルガリア旅行記 #6】

さて、ソフィアに着いて、ホテルチェックイン、明日の鉄道の手配をこなしたところで、本格的に街を歩く前にもうひとつしなくてはならないこと。

腹ごしらえです(^^)

ターキッシュの美味しい機内食をいただいてはきましたが、旅とは腹が減るもの。

そして、体力も使うもの。

手ごろなブルガリア料理レストランにでも入りましょう。

乗り方がわからなかったトラム

そう思って、ホテル真下のトラムの停車場からトラムに乗って、街の中心部に行こうとするんですが乗り方がわからない・・・

「地球の歩き方」によると、停車場の近くにチケットを売ってる雑貨屋さんがあって、そこで手に入れるとある。

つまり、ただでは乗ってはいけないらしい。

しばらく、その雑貨屋をさがしてウロウロしましたが、見つからないのであきらめます。

たしか、セルビアも同じようなシステムだったな・・東欧圏の文化なのだろうか。

ソフィア中央駅前から街の中心は2㎞ほど、歩けない距離ではないので、走り去るトラムを横目で見ながら歩きだします。

ところで、ソフィアのストリートには、路上駐車があふれています。

たまにナンバーがついてないクルマも見かけますがw

街の中心に近づいてきました。

実は、ブルガリア料理のレストランには、もうあたりをつけてます。

ホテルから、街の中心への経路上にあるレストランというとここになるんじゃないかな。

「地球の歩き方」にも載っていた、観光客向けのレストランです。

口コミの数がすごいですね。

ブルガリア料理レストラン「Hadjidraganov’s Houses Restaurant」

さて、こちらが目指すレストラン。

大通りに面しているわけではないので、グーグルマップでもないと見逃してしまいそう。

でも、トリップアドバイザーお墨付きなので、安心の観光客向けレストラン。

でも、なんだか、けっこう敷居が高そうな入り口。

ブルガリアに来て、はじめての店。勇気を出して、扉を開けます(^^)

おお・・中はすごく落ち着いた雰囲気。

久しぶりの西洋系レストランに若干の戸惑いがw

東洋人の私に対しても、ふつうの仕草でメニューを手渡してくれます。

このびっくりドンキーのメニューのような木箱を開けると、文字がいっぱい並んでました。

英語が併記されているので、読み込んでいけば想像つくんだけど、ふつうにブルガリア料理食べたいんだけどな・・・

なにをどう頼めば、ブルガリア料理の定番が運ばれてくるのかわからない・・

値段も、74円を掛けなくてはならないので、ややこしいw

まずは、ビールでも飲みますかw

視界に東洋系の人間が一切入らない世界。

この孤独感マックスの快感を久方ぶりに楽しみます(^^)

まずビールがきました。

ちなみに、ブルガリアのビールは安くて旨い。ビール大国だそうです。

有名どこブランドは「カメニツァ」というらしいんですが、運ばれてきたのは「ザゴルカ」。

ビール大国というだけあって、ほんと美味しいビールです。値段は4.8レヴァ(355円)。

まっぴるまからビールをあおる背徳感に乾杯!

料理は、メニューを見てもわからないので、「地球の歩き方」の写真をみせてオーダーするという戦法に出ました。

定番のスープ「タラトール」

実は、ブルガリアに着いたら、真っ先に食べると決めていたヨーグルト料理。

私のようなしろうとには、ブルガリア料理といえば「ヨーグルト」くらいしか思いつきませんw

そして、parlenkaと呼ばれるパンも到着。

実際に、この冷えたスープはブルガリア料理の定番だそうです。

これ、ほんとに美味しい(^^)

フカフカのパンもgood。旅先で美味にありつけて幸せになります。

私は花粉症ではないけど、こればっかり食べてたら、花粉症にいいのかも。

ブルガリアの代表的煮込み料理「カヴァルマ」

さて、メインディッシュとしてオーダーしたのが、この「カヴァルマ」と呼ばれる煮込み料理。

土鍋で肉と野菜をトマトで煮込んだシチューのような感じ。

頼んだとき、「ポーク or チキン?」と聞かれたので、2種類あるんでしょう。

私は、ポークと言いました。

豚肉がやわらかく煮込まれていて、さらに野菜もたっぷり。

このこってり感は、どう考えても赤ワインを誘発しますw

ブルガリアはワイン大国でもあります。2000を超えるブドウ品種があるとか。

ブルガリアの大地の恵みですね。この4.4レヴァ(325円)のグラスワインに乾杯!

カヴァルマには、卵も入ってるんだ。本格的な煮込み料理です。

トルコ料理にも近い感じですか。ちなみにお値段は14.6レヴァ(1080円)です。

いやあ、最高に美味しいですよ。もっと飲み続けたい(^^)

ブルガリアの民族衣装が壁にかけられてました。

このレストランは、夜になると、民族衣装をまとったスタッフが楽曲を演奏してくれるそうです。

でも、夜に来たら、ワインがすすんで大変なことになってただろうな・・・

昼だったのが幸いで、1杯でやめられましたw

お勘定はぜんぶで32.6レヴァ(2412円)でした。

翻訳アプリで「美味しかったです。ありがとう!」とブルガリア語に訳して見せると、スタッフが握手してくれました。

素敵なブルガリア料理レストラン「Hadjidraganov’s Houses Restaurant」。

日本語読みにすると「ハジドゥラガノヴィテ・カシュティ」となるみたい。

もちろんカードも使えます。ごちそうさまでした。

お腹いっぱい、そしてほろ酔い。幸先のいいソフィア観光スタートになりました。

今回のブルガリア&ルーマニア4泊7日ひとり旅の全行程・費用などはこちらです。