統一広場 〜 トラムが走り回る朝のブカレスト【ルーマニア旅行記 #11】

2023年2月26日(日)旅の最終日。

本日21:20の便でアンリ・コアンダ空港から、イスタンブール経由で東京に帰ります。

旅が終わってしまう寂しさが募るのが、旅の最後の日。

ですが、今回の旅は3年ぶりの欧州でかつ行動が充実していたこと。

そして、今回の旅は終わるけど、また翌月には次の旅が来ること。

また、毎月のように旅に出られる日常が戻ってきたんだという嬉しさで、気持ちが晴れ晴れとした朝でした(^ ^)

今日のスケジュールは、「国民の館」の中を見学するのがメインですが、早起きして恒例の旧市街早朝散歩にでかけてきます。

朝マックの美味しいコーヒー

夜明け直後のブカレスト旧市街。

昨夜は、土曜日だったこともあって、深夜遅くまでドンチャン騒ぎをしていたようですが、それを裏付ける散らかりよう。

ゴミや雑誌が散乱してるし、ビンは割れて飛び散ってるし、そして浮浪者が寝ている。

どんなに着飾っても、早朝というのは素顔を現すもの。

だから早朝散歩って好きなんだよな。

クルテア・ヴェケ教会も、まだひっそりとしてます。

おお、ヴィクトリア通りの向こうにマックが。

コーヒーでもいただきましょう。

ところで、このバスを待っている人たちはなんだろう?

日曜の朝だから、どこかレジャーにでも出かけるのかな。

統一広場前のマックは、パネルでオーダーした後、別のシステムでお金を払う初めてのケース。

立ち尽くしていたら、店員の若い兄さんが丁寧に教えてくれた、ありがとう^ ^

朝マックとしては安い? 11.8レウ(342円)でした。

昨夜は大いに飲んだとはいっても、ワイン5杯ほど。ボトル1本分だから、大したことはない。

だから、朝マックがとても美味しく感じられます。

コーヒーも美味しい。

徐々にさえていくアタマで、日本の新聞をチェック。明後日からの仕事に備えますw

統一広場から眺める「国民の館」

マックコーヒーで、完璧に目が覚めたところで、早朝散歩再開。

兵役に出かける軍隊さんに、そうじのおばさん。それぞれの朝の営み。

統一広場前の公園をブラブラします。

そして、なんと統一広場の象徴である噴水が停止w

水不足なのかな・・・それとも朝早いから?

でも、カバーをかけられているところをみると、当分開店休業中のようです。

統一広場の中心に立ってみると、すごく広い。革命広場の4倍くらいはありそう。

そして、振り返れば「国民の館」。

この「国民の館」の中を見学するのが、本日のメインイベント。

ガイド付きのツアーでないと入れないので、webで予約しておきました。

「国民の館」に向かって伸びる統一大通り。

時刻は8時を回りました。

大主教教会

あの屋根は大主教教会かな、行ってみますか。

大主教教会に続く石畳をのぼります。

石畳を歩き続けると、足の裏が痛くなるものだけど、今回はならない。

たぶん、凸凹してないから。

 

17世紀に建てられたルーマニア正教の教会。

あらゆるものが禁止されているけど、写真は外からは大丈夫だよね。

特徴的な3つのドームがシンボルの大主教教会。

礼拝中でしたが、ちょっとだけ中をのぞくとシャンデリアが吊り下げられた天井がとても美しかったです。

では、大主教教会にさようなら。

ブカレストの朝 走り回るトラム

統一広場までおりてくると、トラムがカンカンと音を鳴らして走り回ってました。

レールというのは、人間が考えた英知だと思う。

なんたって、ハンドルいらないんだからね。

誰でも運転できる、ていうか、そのうち完全自動運転に?

しかし、この急カーブをよく曲がれるものだな。

大蛇の登場に、あわてふためく鳩たちw

数分間隔で現れるトラム。

しばらく、ベンチに座ってトラムの様子を眺めます。

トラムとクルマのデッドヒート。

これだけの本数を走らせるには、相応の運転手も必要。

雇用の維持につながっているのかもしれません。なんでも自動にすればいいというものではない。

トラムの乗客も増えてきました。

満員御礼の朝のトラム。

異国の朝の生活風景を眺めるのは楽しい。ずっと眺めていたい。

トラムの本数も多くなってきた。トラムで渋滞が発生しています。

乗客も急激に増えました。こんな朝早くから、みなさんどちらへお出かけですか?

では、国民の館を横目で見て、ホテルに帰りましょう。

これは、ドウンヴォビツァという、なんとも発音しにくい名前の川。

建物の形は、旧共産圏という雰囲気が出てますね。

クルテア・ヴェケ教会の前まで戻ってくると、礼拝の方々でごったがえしてました。

日曜日の朝ですからね。

旧王宮跡は工事中。

旧市街の中は、まだ眠り静まってました。まあ、みなさん徹夜で騒いでたんでしょうw

マスクなどしない、ハグが当たり前の欧米の国にも、こんな注意書きがあったんですね。

さて、ホテルでひと休みしたら、いよいよ「国民の館」ですね。楽しみです。

今回のブルガリア&ルーマニア4泊7日ひとり旅の全行程・費用などはこちらです。