さて、中東の巨大ハブ空港イスタンブール空港に到着。
イスタンブールの玄関口は、ながらく「アタチュルク国際空港」がになってきましたが、2019年にオープンした「イスタンブール空港」が、ターキッシュエアラインズを軸としたハブ空港の役割を引き継いでいます。
「イスタンブール新空港」トランジット初体験
私を、日本からはるばるここまで運んできてくれたターキッシュ機。
羽を休めるという言葉がぴったりです。ご苦労様(^^)
さて私は・・・12時間のフライト、へっちゃらでした。
そりゃずっと眠ってたからね、逆に体調絶好調。
日本時間は7時間進めて13時。13時まで眠れば疲れはとれますよ・・ハハ
さて、古いアタチュルク国際空港とは、幾度も縁があったんですが、イスタンブール新空港とは2度目の出会い。
しかも、前回は8時間のロングトランスファーを利用して、イスタンブール旧市街へ出たものだからアライバルホールへ向かったわけです。
トランジットの今回はどんな感じかな・・・
おお・・ターキッシュ機のオンパレード。壮観です。
イスタンブール空港のトランジットは初体験。
乗り継ぎ時間も2時間少々と決して長くはない。
若干不安なところへ、旅人をまどわすサイン。
インターナショナルトランスファーは、右? 直進? 矢印を二方向へ出さないでほしいw
異国で出会う漢字。やはり日本語ではなく中国語か・・
まあ、みんな向こうに行ってるから向こうなんでしょう。
しかも、行列がかなりはやく流れてるから全然平気みたい。
ロサンゼルスでのトランジット失敗から、ミスフライト恐怖症になっている私。
身ぐるみはがされた状態でセキュリティゲートを通過。
厳しいのは、やはり液体で、お土産のワインボトルを没収されるかわいそうな欧米人も。
逆に、いいのかな・・と思うのが、傘やipad。そのまま通過です。
「トレーダー分岐点」イスタンブール空港のひととき
すげえな、これ・・・眺めてるだけで、ときを忘れそうだ・・
パリ、トビリシ、カイロ、ベイルート、テルアビブ、マドリード、ワルシャワ、タシケント、アンマン、ニース、マルタ、モスクワ、ロンドン・・・
ソフィアは・・・あ、あった。まだゲートの案内が出てない。
とりあえずコンコースに移動。
この光景を見て、「トレーダー分岐点」をイメージする旅人はどのくらいいるだろうw
「トレーダー分岐点」というのは、先日お亡くなりになった漫画家松本零士作「銀河鉄道999」の巨大ジャンクション。
すなわち、宇宙上の交通の要衝であり、旅人はこの惑星を中継点として、別の星に旅立っていく。
当然、トレーダー分岐点は、様々な星の様々な人種がうごめく世界となる。
私は、飛行機に乗るたびに、銀河鉄道を思い出してしまうんですが、無理あるかな(^^)
でも、たとえば、ここに着いてから、行先を決められるチケットなんてあったら最高だろう。
飛行機は、たんなる移動手段ではない。
旅人の助けとなる乗り物。
そのうちに、席があれば自由に乗ることができ、銀河鉄道のように、どの席に座ってもふつうに窓外の景色が楽しめる。
そんな、宇宙旅行の疑似体験みたいな時代はこないだろうか。
イスタンブールでの停車時間、1時間を切りましたw
ソフィア行きのゲートがAであることを確認して、広いコンコースの中を散歩。
ほんとに、国際色豊かな空港です。
イスタンブールは、馬車の時代だって、鉄道の時代だって、旅客の要衝。
かの「オリエント急行」だって、ここが終着駅だったわけですから。
おお・・アレキサンダー大王。
おお・・アウグストスw
この人たちほど偉大な人物であっても、2023年にイスタンブールが世界の空の玄関口で、それこそ旅人が毎日数えきれないほど流通していると知ったら驚きでしょう(^^)
こちらは、前回も利用したIGAラウンジ。
シャワーもあるんだけど、今回は時間がない・・・
ま、帰りのトランジットは4時間近くあります。帰国時に旧知を深めましょう。
Gショックのサインを見て、時計を合わせることを思い出します。
イスタンブール時間にしました。ソフィアについたらソフィア時間に。
イスタンブールとソフィアは1時間の時差。つまりソフィアは東京と7時間の時差。
まあ、これが西方へ出かけてもあまり時差ボケにならない理由ですね。
つまり、毎日7時間分だけ夜更かししていると考えればいい。
寝る時間が午前2時や3時になることなんて、現役世代の人ならばしょっちゅうでしょう。
そんな日が数日続いただけ、と考えればいいんです。
私が、過去の42回の海外旅で、時差ボケになったのは、日付変更線を超えて逆回りに西半球へ行った時だけ。
その、たった2回の逆回りの旅は、帰国してから2週間は時差ボケが治らなかった(^^)
そんなことを考えながら、美味しそうなクロワッサンを眺めます。
ボーディングタイムが近づきました。そろそろAゲートに行っておきましょう。
ソフィア行きを待つA1Cゲート
トルコの国旗って、カッコいいな・・
ところで、Aゲートって、一番奥じゃないの?
延々と歩いて、ようやくたどり着いたA1Cゲート。
IGAラウンジから、たっぷり10分はかかりました。
出発ゲートでフライトを待つ瞬間。
これも、トランジットの醍醐味だよなぁ・・
日本人が一気にいなくなるこの空気感も好き。
ところで、イスタンブール空港は、簡単にwifiが使えます。
ただし、パスポートを通す必要があります。
パスポートを読み込むと、ワンタイムパスワードが発行される、そんな仕組みです。
日本からもってきたSIMはブルガリアからなので、ここでようやく情報をキャッチ。
日本時間はすでに14時を回ってる。
同僚たちの業務メールが飛び交っているのを横目でみますw
ガラス張りの滑走路に目をやると、待機中のターキッシュ機。
ちょうど、夜も明けてきました。
しずかにフライトを待つ機体を見つめながら、いろんなことを考えます。
国際線にとっては、この3年間は、いったい何が起きた?というくらいの出来事だったでしょう。
でももう大丈夫。
思う存分、世界の空を飛び回る時代に戻りました。
今までのうっ憤を、思い切り晴らしてもらいたいね。
私自身も、2023年は、毎月異国へ旅立つ目標をたててます(^^)