【アゼルバイジャン旅行記 #10】バクー 夕暮れの生活風景

雲行きが怪しい。明日は一雨来るかな・・
実は、天気予報では、この3日間、バクーはずっと雨でした。

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バクー 夕暮れのバスの車窓から

さっき、バスを降りたところでバスを待ちます。

同じようにバスを待つ人が何人かいましたが、地下鉄駅に行くか聞く前にバスが来ました。

113番バスでしたが、運転手に「メトロ?」と聞くと、うなづいてくれたので乗り込みます。

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ちょうど乗客が大勢降りた後なのか、席がいくつも空いていて、最前部に腰かけます。

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夕暮れ迫る、バクー郊外の生活風景。

私は、どちらかというと、景勝地を眺めるより、こういう住民の日常生活を、日常の乗り物に乗って眺めるほうが好きだなあ・・

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「APTEK」とは、あとで調べたら、アゼルバイジャン語で「薬局」とのこと。
薬局ひとつとっても、各国いろいろですね。

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例によって、なかなか駅に着きませんが、乗ってて楽しいのでかまいません。
対向車のライトに灯がともりはじめました。

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ずっと、私の横に立っている少年。

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バスには、前後2つのドアがあります。そして、バスストップでは両方ともドアが開きます。
運賃は降車時に払う仕組みなので、後部のドアから降りた人は、前に回ってきて、木箱にコインを投げ込みます。

よく不正乗車が起きないな、などと下衆なことを考えてはいけません。
地域の住民たちのモラルが、こういった仕組みを作り上げたんでしょうから。

でも、杖をついた老人などは、バスのステップを登るのが困難。
そういうとき、木箱の近くにいる人が、こういった手助けをします。
この少年は、すすんで、これをやってました。

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家路を急ぐ人たちで、すれちがうバスも混みはじめています。

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運転手が「メトロだよ」というので降りました。

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もう、完全に夕方のラッシュアワーですね。

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バクー メトロ駅の駅頭風景

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QARA QARAYEV駅。なんと読むのかはわかりません。

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思いがけずも、このような駅の街頭に立てたので、少し生活の営みを見ていきます。

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12年前、シベリア鉄道に乗ったとき、駅に着くたびに駅前の風景を見てきましたが、なんかそっくりです。

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バスを待つ人々を観察するだけでも、旅は楽しい。

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どこか、懐かしさを感じさせる風景。

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アゼルバイジャン。やっぱり、来てよかった・・・

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さて、すっかり日も暮れたので、ホテルに戻りましょう。
ICカードをかざして、ホームに下ります。

チャージ残高の差額から計算すると、地下鉄は1回0.2マナトなのかな。
バスとおんなじです。13円って安いよな。

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さて、どの電車に乗るかが問題です。

というのは、来るときは、ICHERISHEHER駅から乗ったので、否応なしにレッドラインに乗るしかなかった。

バクーには、レッドラインとグリーンラインの2本の地下鉄があり、このQARA QARAYEV駅は、その2本が通るので乗り間違えないように気をつけねば。

そこで、ホームの隣に立ってた青年に尋ねると、「次はグリーンライン、レッドラインはその次だと思う。」と教えてくれました。そして、ホームの端を指します。

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これは、別の駅で撮ったものですが、なるほど、グリーンラインが来る場合は緑の表示。
レッドラインの場合は赤。これは、わかりやすい。

アゼルバイジャンの青年、ありがとう(^^)v

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地下鉄の車内。

ホームに止まるとき、完全に電車が停止する前に、ドアが開きます。
発車するときも、ドアが閉まりきる前に、動き出します。

そして、ドアの閉まり方がすごい。
日本の電車の3倍くらいはあろうかという速度で、バタン!としまります。

自己責任の世界を絵に描いたような、地下鉄の光景でした。

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ICHERISHEHER駅について、長い長いエスカレータで地上に出ます。

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夜も賑わうバクーの街

地上に出ると、すでに夜のとばりが。まだ6時過ぎなんだけどね。

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城壁も、ライトアップされてます。

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寒いですが、ホテルの裏の公園街ともいうべきところを歩きます。

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洒落た飾りつけ。

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アゼルバイジャン人たちが、夕食を楽しんでいます。
私も、どこかで食べちゃいましょう。

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おすし屋さん。

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立って見ていると、店員さんが手招き。
はるばるアゼルバイジャンまで来て、日本食? という気もしたけど、カスピ海産の魚介が食べられるかもしれないと思い、入りました。

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店内もしゃれてます。
また、いつもの通り、おすすめを。

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そして、でてきたのがコレ。
ずいぶん量が多いな、おい。

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なかにチーズが入っているという珍味でしたが、おいしかったです。
欲をいえば、もっといろんな種類を味わいたかったかな(笑)

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とにかく、アゼルバイジャン2日目も、無事に終わりました。

明日は帰国か・・・