さて、アゼルバイジャン最終日。今夜の飛行機で、日本へ帰国です。
正直、カタールに寄れず、さらにコーカサスを旅していて、アゼルバイジャン1国だけで帰るのは心残りだけど、相変わらずの弾丸日程なので、仕方ありません。
でも、アゼルバイジャンに3日いられることで、今日もフルに出歩くことができます。
早朝のカスピ海のほとり
今朝も、女主人が作るオムレツと、乳製品中心の朝食で、目を覚まします。
食べ終わったら、また、夜が明けたばかりのバクー旧市街の散歩。
なんか、雨が降ったっぽい。
石畳の旧市街が、歩いていて気持ちいいです。
再び、乙女の塔。
今日は、この中に入ってみるつもりですが、朝早すぎてまだ開いていません。
早朝のカスピ海。
これだけ巨大な湖。昔の人は、海と信じて疑わなかったでしょう。
火焔タワーに朝日が反射。
人気のない旧市街の休日
では、また旧市街をブラブラ歩きますか。
旧市街の中は、ほんとに迷路のよう。
今日は土曜日。人通りも少ないです。
忽然と現れるミナレット。
今日は、旧市街の中にある2つの世界遺産の中に入ってみるつもりでしたが、朝早く、まだあいてません。
マックでコーヒーでも飲んで時間調整。
コーヒーで時間調整のつもりが、フィレオフィッシュセットをオーダーしてしまった(笑)
日本の価格と同等、いや若干高いかな。
マックを出たところにあった像。
いやいや、また慰安婦像かと思ってしまった。
世界遺産 乙女の塔
乙女の塔。今度は開いてました。
10マナトのチケットを買って入ります。
ところで、乙女の塔は、イスタンブールにもあるそうですが・・・
このような石段を登っていきます。
天井が低いので、頭をぶつけないように注意しながら・・
けっこう高い・・
塔のてっぺんに出ました。
おお、すでに観光客がいっぱいいる。
旧市街と火焔タワーの対比がいいですね。
カスピ海も見渡せます。
この塔が建てられたのは12世紀。
強制的に結婚を迫られた王女が、ここからカスピ海に身を投げたという伝説もあるそう。
すると、当時は、カスピ海はこの辺りまできていたという事だろうか・・
風が吹いて寒いです。
長くもいられないので、塔の中に降りました。
塔の中は小さな博物館になっていました。
乙女の塔を降りて、もうひとつの世界遺産シルヴァン・シャフ・ハーン宮殿に向かいます。
旧市街は、何度も歩いたので、もう道には迷いません。
今日は11月25日。ずっとフェスティバルをやってました。
5マナト(325円)ですか。
旧ソ連を感じさせます。
世界遺産 シルヴァン・シャフ・ハーン宮殿
シルヴァン・シャフ・ハーン宮殿に到着。
景観が武装していて、少し物々しいです。
こちらも10マナト。よくみると、さっきの乙女の塔のチケットと同じ。
ただ、シルヴァン・シャフ・ハーン宮殿のスタンプが押されてるだけです。
経費削減かな。
イスラムのモスクの模様って、ほんとに美しい。
ロシア正教のロシアとは、民族も文化も宗教も異なっていた。
相当な犠牲を払ったのでしょうけど、独立は自然な流れ、のような気がします。
中は、シルクロードの中継点として栄えた当時の、刀剣類などが保存される博物館となっています。
大陸を移動していた、と感じさせるアクセサリーの数々。
コーランもあります。
そういえば、ここバクーでは、町中にコーランが流れないですね。
美しいステンドグラス。
街の模型かな。
30分ほど見学して、外に出ました。
実は敷地は広いことがわかります。
モスクの裏がありました。
そして、今度はモスクの反対側へ。
ひょっとして、時計かな(違うか)
こちら側にも、さまざまな展示品があります。
さて、そろそろ出ようかな・・
出ようかな、と思って、出口の方に進むと、浴場跡がありました。
シルヴァン・シャフ・ハーン宮殿。美しいモスクでした。