【アルゼンチン旅行記 #13】夜明けの早い朝のウシュワイア

旅に出て早くも5日目の朝。なんとしたことか、もう半分過ぎちゃいました(笑)

パタゴニアのバス旅に50時間も費やしたのだから無理もありませんが、ならばなおさら早起きして、時間を有効に使いましょう。

空気の澄んだウシュワイアの町

これは、ホテルの部屋から眺めた景色。

南緯55度のウシュアイアは、夜明けも早いです。5時過ぎには、明るくなりはじめました。

日本から飛行機乗り詰め、そしてブエノスアイレスからはバス乗り詰めで、体は疲れているんでしょうが、もったいなくて、朝寝坊なんてしてられません。

朝ごはんの前に、最果ての街を散歩に行ってきます!

 

その前に、ちょっとレストランをのぞき見。おおーッ、いい眺めですね。こりゃ朝食が楽しみ。

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夜明けから間もないウシュアイアの街。

東の空はもう明るいです。南半球は、日中は太陽が北から差すのに、昇るのは東からで同じ。

なんか、わけわからないですが、この誰もいないストリート。気持ちいいね。

路上駐車の車もすっかりいなくなって、スッキリ。清潔な街のようです。

そして、港町なので、坂が多い。

坂を上って振り返れば、ウシュワイア湾が広がります。

あの海は、ウシュワイア湾であり、ビーグル水道でもあります。

すなわち、大西洋と太平洋を結ぶ水路。マゼラン海峡から、直線距離で約300kmほど南の水路ということになります。

そして、向こうに見える島はチリの島。

ビーグル水道は、アルゼンチンとチリの国境をなす水路でもあるのです。

ビーグル水道には、遊覧船ツアーが催行されているそうですから、本日は、それにチャレンジする予定です。

さらに上に登ると、朝日に照らされた雪山、とまではいかないですね。

 

でも、あと2ヶ月ほど早く、すなわち真冬なら、もっと雪をかぶっていたことでしょう。

食にも恵まれてるようですね。
昨夜のステーキもおいしかったし、滞在日数がもっとあれば、いろんなものにチャレンジしたいところですが。

バスが動き出し、街も始動しようとしています。今日は11月1日。火曜日の朝です。

空と雲が近い。

ずいぶん早い通勤ですね。

これが、一応、街のメインストリートかな。小さな街なので、歩いて一周できそうです。

海辺に出ました。エクササイズに励む老夫婦。

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強風吹き荒れる街、と聞いていましたが、今のところ、そんなことはありません。
信じられないほどおだやか。気温は5~6度ぐらいでしょうが、冷気が心地よいほど。

海と雪山の組み合わせって珍しいかな。

これが、さっき上から見下ろしたウシュアイア湾。ビーグル水道を経て、大西洋に繋がっています。

今日は、ビーグル水道のツアーに参加してみるつもりですが、出発時刻がわからないので、朝食のあと、ツアー会社をたずねてみるつもりです。

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レノックスホテルの朝食

1時間ほど散歩して、ホテルに戻ってきました。運動したのでお腹もすきました。

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旅に出ると、食欲がわきます。食べ放題のクロワッサンやフルーツが超うまい(*^^)v

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本日のスケジュールの検討

食後のアメリカンコーヒーを飲みながら、本日のスケジュールを検討。

ここウシュアイアには2日滞在しますが、フルにいるのは今日だけ。

ビーグル水道のツアーに参加するなら、今日しかなさそうです。

そして、ウシュワイアには、近くにティエラ・デル・フェゴ国立公園というのもあります。

ビーグル水道のツアーの出発時刻は、「地球の歩き方」によると、朝9時ごろと午後3時ごろ。

あとでチケットオフィスに行って確認するつもりですが、天気予報を見ると、どうも午後から天候が荒れる可能性があるらしい。

すると、トレッキングとなる午前中がティエラ・デル・フェゴ国立公園で、午後ビーグル水道ツアーというプランが浮上しました。

午前 午後

ティエラ・デル・フェゴ国立公園

ビーグル水道ツアー

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おいしく、ボリュームたっぷりの朝食に満足して、部屋に戻り、今日一日外出の準備にとりかかります。