さて、軍資金も手に入れたところで、オマーンの旅はじまり。
とはいうものの、時刻は18時半。
まずは、ホテルにたどり着いて、旅装を解くのが第一目的。
その前に、マスカット国際空港の光景をしばし眺めます。
高い高いタクシーでホテルへ
オマーン旅で困るのは、サウジのようにUberが使えないこと。
オマーン用の配車アプリというのもあるみたいだけど、わずか2日の滞在でわざわざアカウント作るの正直面倒くさい。
なんとかボラれないようにして、タクシーと、バスで乗り切る作戦。
オマーンのタクシーは「高い」という前評判。
ホテルまで約13km。8リアル(約3100円)と提示され、一歩も譲ろうとしない・・・
いろんな情報を照らし合わせると、8リアルなら許容範囲とも思えたので受け入れる。
交渉する時間も十分にないし、弾丸旅行者はどうしても分が悪い。
しかも、空港で両替した現金の約半分が消えてしまった。
街中にATMあるのかなぁ・・・
ところで、マスカットの街はいくつかのエリアに分かれています。
滞在は2日。
私の好きな旧市街の街歩きに重きを置けば、マトラというエリアが外せない場所。
地図の一番右側のエリアですね。
しかしながら、いまタクシーで向かっているのは、マトラへ向かう街道沿いにある「スルタンカブース・グランドモスク」の近くにあるホテル。
この「スルタンカブース・グランドモスク」というオマーンで一番美しいとされるモスクの入場時間が午前中に限られるため、その付近に宿をとり、モスク見学後、旧市街のマトラへ移動。
そんなスケジュールをイメージしてます。
「スルタンカブース・グランドモスク」まで約12km。
それで3000円なら、日本とそんなに変わらないかw
その「スルタンカブース・グランドモスク」の脇を通り過ぎるとき、タクシーはスピードを落として撮影しやすくしてくれました。
タクシーの運ちゃん、ナイスガイじゃん^ ^
そして、そのモスクから徒歩圏内の「シタディーンズ・アル・グュブラ」ホテルに到着です。
アクティビティホテル?「シタディーンズ・アル・グュブラ」
シタディーンズとはフランス語で都市生活者の意味。
はっきりいって、今晩寝るだけ。
場所と値段だけで選んだホテル。1泊朝食付きで7,000円。
ロビーは広く清潔。
フロントのお姉さんは、ニカーブをまとってなく、顔だし&ブラウス姿だったので驚き。
そしてとても美しい女性。
バーかと思ったらカフェ。サウジからオマーンに移っても、さすがにお酒はないよね。
では、いざ部屋へ。
なんか、すごくきれいなんだけど。
これで、ほんとに1泊7000円ですか。朝食付きだよ。
寝室とダイニングが完全に分かれていて、リゾートホテルにいるようです。
ま、私的には、広さはこの半分で、値段も半分の方が嬉しいんだけどなw
テレビもいらないし。
それでも、オマーン最初の夜が、こんな素敵なホテルで感謝です。
シャワールームの広さは、今年泊まったホテルの中ではダントツ。
リゾートホテルというより、アクティビティを楽しむホテルなのかも。
調理してください、と言わんばかりのIHがあるし。
調理器具も揃ってる。たぶんそうですね。
プールあり、ジムあり、ミーティングルームあり。
ほんとに多目的なホテルみたいでした。
さて、夜食買いを兼ねて、オマーンリアルの値打ちを確かめにいきましょう。
ホテルの周囲はレンタカー屋ばかり
前述のように、今夜の宿は、いわゆる街ではなく、翌朝モスクを訪れるためだけに確保した、街道沿いのホテル。
だから周りはレンタカー屋や、ランドリーショップばかり。
そして、一歩はなれるとこんな感じになる。
マスカットの治安がどんなものかわからないけど、用心しながら歩いた方がいいでしょう。
数分、モスクの方に歩くと、やはり街道沿いのクルマ客専用みたいな店が連なってました。
その向こうに見える「スルタン カブース グランド モスク」。
明日の朝、満を持して訪れましょう。
しかし、みごとなほど、レンタカー屋さんばかり。
まだ着いたばかりだけど、マスカットという街はレンタカーでアクティビティを楽しむところなんだろうか。
バスの本数もあまりないらしいし・・・明日の行動どうしようか、少し不安になる。
追加の両替&スーパーでの買い物
とにかく、夜食の買い込みと、それによる物価の確認をしたいので、手近なスーパーを見つけて入りました。
いわゆる、マスカットのコンビニです。
なんでも売ってそう。
飲み物も豊富。
オマーンの石油生産量は約100万バレル。サウジアラビアの10分の1。
それでも産油国であることにはかわりなく、国は豊かなのかな。
コンビニにも穀物や野菜が、たくさん並びます。
ここで、軍資金を追加したいと思いATMをさがすもなし。
タクシー代に8リアルも取られると思わなかったので、手持ち現金が少々心許ないんです。
スーパーを出て、キョロキョロすると、ATMはないけど奇跡的に両替所がありました。
うわ・・・全然わからないw
と思ったら、表示がかわりました。よかった・・
やっぱり、サウジアラビアリアルの10分の1だね。
50ユーロほど差し出すと、20.7リアルになって返ってきました。
空港で両替したのと合わせると、手持ちは30リアル(約11500円)ほど。
これだけあれば、2日の滞在は楽勝でしょう。
だいぶ気分が落ち着きました。
ふたたびスーパーの中へ。
チーズはお酒と一緒に楽しむもの、と考えてる私^ ^
とにかく、モノは豊富みたいです。
軽く買い込んで、戻ってきたホテル。
水2本に炭酸ジュース。オロナミンCにパンケーキで1.5リアル(約570円)。
これで570円とは、日本より少し高いかな。
1.5という数字にも、「安い!」みたいに、惑わされてしまいそう。
いまだにわからない、下の謎の紙幣w
とにかく、オマーン国の首都マスカットです。
明日から2日の滞在。
バスはどうやって乗るんだろうか?
旧市街の「ルイ」と「マトラ」どちらを先に見学した方がいいだろうか?
明日は日曜日。「スルターン・カブース・グランドモスク」閉館だったらどうしよう?
と、カステラをかじりながら、実はアタマの中グルグル状態です(^ ^)