朝起きて、意味もなく、部屋に転がったペットボトルを並べてみる。
3泊したけど、日中はずっと外出。
つまり、夜寝る時しかいないんだけど、身体は水を求めていたみたい。
ジェッダで眺める最後の朝日
昨夜、新幹線でメディナからホテルに帰ってきたのは午前0時。寝たのは午前1時。
連日の18時間行動だけど、気持ちが昂ってるので、疲労感なしというコワい状態^ ^
とはいうものの寝ぼけ眼で、オムレツをオーダーします。
アルアザール・ホテルでの朝食も3日目。
最後のブレックファストは、ルーフトップで味わうとしますか。
3泊お世話になったホテル。一生の思い出だね。
それにしても、ジェッダに3泊する旅ができるとは、1年前は思いもしなかった。
忌まわしいコロナが、ようやく忘却の彼方へ。
ただ、ルーフトップって、朝からすでに暑いんだよね。35度くらいは軽くありそう。
だから、みんな冷房の効いたレストランで食べてるw
でも、サウジアラビアのこの暑さも今日まで。
本日は移動日で、昼過ぎのフライトでオマーンのマスカットへ飛びます。
楽しい思い出を積み上げられたジェッダとメディナに、アップルジュースで乾杯。
ごちそうさま。
そういえば、これで禁酒4日目だけど全然平気だ。郷に入らば郷に従え。
ホテルのルーフトップから、この風景を眺めるのも最後。
来てよかったジェッダ。忘れられない光景になりました。
朝から活気に満ちた「フィッシュマーケット」
さて、マスカットへ飛ぶフライトは14:35なので、昼頃までに空港に着いていればいいでしょう。
では、あと数時間、ジェッダの街歩き。
旧市街が午前中眠っているのは先刻ご承知なので、眠っていない場所はというと・・・
フィッシュマーケットに白羽の矢がささりました。
夜型のジェッダの街においても、朝から活気に満ちてるよ、という前評判。
敷地に入った瞬間、「おや?魚市場らしくないな?」と思ったのは、区画が分かれてるから。
この一帯は釣具店のよう。
釣りって、やったことないんだよね。でもなんだか楽しそう。
こちらが「魚市場」。セントラルなんてすごい名前。
入るとすごい・・・魚の香り・・・というか生臭さw
みたこともないような魚がたくさん並んでいます。
手前のはイカかな?
エビの大群。
うわ、名前は知らないけど、巨大な熱帯魚のよう。
それにしても、ジェッダ3日目にして、早朝からこんなに活気のある場所は初めてです。
これ全部、紅海でとれた魚なんだよね。
色ツヤがすごい、熱帯魚の祭りだw
ちなみに、みなさん親切で、写真を撮らせてほしいと頼むと「ウエルカム!」
ジェッダの人は親切で、ジェッダの魚はイキがよさそう。
市場で働く人のためにも、モスクがありますね。
ジェッダの魚市場の歴史が知りたいな。
それこそ、紅海を漁場に、紀元前からのあゆみでしょう。
少し時間がたって、主婦や家族連れも買い物にいらっしゃいました。
カードでも買えるみたいだけど、どうやって持って帰るんだろ?
考えてみれば、中東料理で魚料理って、食べたことなかった。
なんの魚かわからないけど、30リアル(1185円)らしい。
これはカニ。すごいね、なんでも獲れそう。
楽しい魚市場歩き。
みんな親切。何回も「シュクラン!」を繰り返します。
ひとつ誤算。白装束が生臭くなってしまったw
これで飛行機乗ったら、周囲に迷惑だ。
では、フィッシュマーケットにさようなら。
ホテルまで ジェッダ最後の街歩き
来るときはUberに頼りましたが、帰りは徒歩。
ジェッダ最後の街歩き。
歩いてると、すぐに「タクシー!」と白タクから声かけられる。
この暑さの中、歩いてどこかに行くなんて、多分ジェットの人から見たら異常な行為。
まだ午前中で、気温は35度を超えたくらいだけど、連日40度を記録してるからアスファルトに熱がこもってるんだろうね。
下からこみ上げてくる暑さは、サウナに入っているよう。
すぐそこが海なので、湿気がめちゃくちゃあってすぐ汗が出る。
この辺がメディアの暑さとはちょっと違うところ。
それでも私は、異国の街を歩くのが好き。
旧市街でなくても、建物を見物するだけで楽しい。
サウジの街歩いてて、ちょっと困っちゃうのはコンビニがないところだねぇ。
水を買うにしても、けっこう苦労するよ。
スークにでも行かないと売ってる場所ないし、自販機もないし。
サウジアラビアに来て、初めて渡る信号のある横断歩道。
あの異国でよく見かける数字がカウントダウンしていくタイプではない。
ところで、クルマと人どっちが優先なんだろうね。
と思ったら、なんと信号壊れてる(^ ^)
ホテルに戻ってきました。
ちょっと歩いただけでも汗だくになった身体を、シャワーで涼めます。
そして、クリーニング頼んでおいた上下が仕上がってた。
よかった、生臭くなっちゃった白装束から着替えよう。
そして、部屋を軽く掃除してチェックアウト。
サウジアラビア来てよかったなぁ、ほんとに。
感慨にふけりながらUberを待ちます。