私は月に一回、行きつけの美容室に通っている。
その美容室はJR千葉駅に面して位置しているが、その帰りがけ、必ず寄るラーメン屋さんがある。
それが「頑々坊子(がんがんぼうず)」。
私は、ラーメン党というわけではなく、この「頑々坊子」以外で、ラーメンをオーダーするのはまれ。
逆に言えば、私がラーメンを食べるのは、月に一回ここだけである。
実は、時間によっては行列必死の超人気店であるが、それだけの味とサービスと価値があると思って通っている。
千葉駅の西口から徒歩数分なので、ラーメンに興味があるなら、ぜひおススメしたい。
「こってり&まいるど」なとんこつスープ
美容室を朝一番で予約すると、帰る時間がちょうど「頑々坊子」の開店11時にぴったりとなる。
昼食時間帯のみならず、夜も外にイスを置いて客が待っている姿をよくみかける。
メニューバリエーションは、そう多いわけではないが、それなりに目移りする。
そんな場合、とりあえずオーダーしておけば間違いないのが、「とんこつ味噌ラーメン」である。
「頑々坊子」のとんこつスープは、メインとなる豚に玉ねぎとニンニクを加え、強火で煮込んだ後、一晩寝かしたものを使用しているので、臭みのないまいるどな味に仕上がっているのがウリだ。
そして、トッピングの一番人気は、辛ネギである。
私は、この辛ネギが大好きで、トッピングにした後、追加で注文している。
この、麺が見えないほどの豪快な辛ネギは、見ただけで食欲をそそられるものがある。
とにかく、一生懸命ネギを食べないと、麺が姿を現さない。
スープは前述のとおり、とんこつ特有の臭みが少なく、ふつうの味噌ラーメンといってもわからないほどだ。
とにかく、スープも残さず飲んでしまうほどの美味である。
トッピングに、薬味ネギを加えることもある。
サイドメニューのおススメは餃子。
3個と6個が選べ、ラー油につけて味わうと、とんこつラーメンとの相性は抜群だ。
替え玉無料の大サービス
替え玉が一回無料。学生さんたちは、おおいに利用しているようだ。
私などは、十分にお腹を空かしてから行かないと、とても食べきれるものではない。
しかし、細麺なので、食べてるときはいくらでも食べれてしまう食感なのには困ったものだ(^^)
このコシのある麺は、新潟県産で、毎日納品しているという本格ぶりである。
とんこつしょうゆラーメンもおススメ
私がオーダーするのは、ほとんど味噌であるが、はじめてしょうゆも注文してみた。
いつもどおりトッピングに辛ネギを乗っけているので、見た目は変わらないが、味はさらにまいるどに抑えられているように感じる。
あまり考えたことはなかったが、このまいるどなスープが、辛ネギなどのトッピングを引き立てているのかもしれない。
この、とんこつしょうゆも絶妙な味。
味がやわらかいにもかかわらず、のどを通るときに食道と同化するような粘っこさ。
くせになって、やはりすべて飲み干してしまった。
この「頑々坊子」も、コロナ禍で苦労されたと思う。
長かった感染症も、昨今はようやく落ち着きの兆しが見えてきた。
早く、マスクなしで来店し、トッピングをほおばっても、マスクの汚れを気にしなくてよい生活が待たれるところだ。