テイデ山の山頂で凍え切った身体が、徐々に暖まっていきます。
空気の薄い地の果てを歩いたので、お腹もすきました。
ロープウエイ駅でしばし休憩
これは、これから登る人たち。
こんなカフェエリアがあるんだったら、ロープウエイを多少待ったって、大丈夫だね。
テネリフェ島公認ガイドさんも、ピークは10時半ぐらいから14時ごろ、と言っていました。
その頃の方が、太陽光線の向きとか、朝一よりは条件がよいような気がします。
でも、私は、朝一で登って来れたことに満足。
はるばるカナリア諸島まで来て、天候不良でロープウエイが動かないとか、そもそも雪で国立公園自体に入れないとか、しばしばあるそうなので、登ってこれたことに感謝すべき。
雲ひとつない晴天で、旅の神様に感謝しながら、サーモンサンドにパクつきます。
大混雑のテイデ山パーキング
時刻は11時。これから、思う存分、テネリフェ島をドライブです。
天気も最高だし、すごく楽しみです(^^)v
そして、クルマを止めたパーキングへ向うと、うわっ!こりゃすごい・・・
リゾート地のパーキングがこんな状態になるのは、日本と全く同じですね。
クルマにもぐりこみ、完全武装だったセーターなんかを脱いで、Tシャツとブルゾン1枚になって、ドライブ開始です。
まずは、来た道を戻る感じで「テイデ国立公園」を散策できるスポットに向かいましょう。
ロードサイドには、このような観賞用のミニパーキングが、ところどころに設けられています。
まだ標高は2000m以上ですが、山腹から降りてきたせいで、ずいぶんと暖かく感じます。
ロープウエイ駅を視界に捉えることができます。
クルマに乗り込み、次のスポットへ。
ほんとに天気もいいし、気持ちのいいドライブ。
月面のようなテイデ国立公園
大きめのパーキングがあったので、また散策開始。
テイデ国立公園とあるので、ひょっとしたらここが公園のメインエントランスかな。
クルマから離れるときは、一瞬離れるときでも、すべての持ち物を携行して、という、テネリフェ島公認ガイドさんからの警告があります。
実際、車上を狙った犯罪が急増しているとのこと。
なので、リュックを背負い、コートも着て、ナビに使っているスマホももちろん外して、散策開始です。
スマホホルダーだけは、運を天にまかして、車内に設置したままです(笑)
見たことはありませんが、まるで月面のよう・・・
ここが、ラス・カナダスなのかは、わかりませんが、テイデ山噴火の際に構成された巨大なカルデラとのこと。
さっきの、観光案内ボードにも書かれていました。
すると、あれが外輪山ということになるのかな。
風はほとんど吹いていません。
ひょっとして、年に何度もない、絶好の観光日和?
カルデラの中を、トレッキングコースが設けられているようです。
このカルデラができたのは、およそ15万年前らしい。
逆光で、うまく撮れないのがつらい・・・
鉱物マニアだったら、目を輝かすんだろうな。
岩石だけでなく、植物も特有の種類が生息しているらしい。
文字通りの大自然です。
振り返ればテイデ山が。
ほんとにすごい奇勝ですね。
叫びたくなる気持ちもわかります(笑)
テイデ山のてっぺんとのコラボにさせていただきました。
人間が小さく見えます。
そろそろ、戻りましょう。
実際のところ、年末年始の今、もっと観光客でごったがえしてるのかと思いましたが、そんなに極端ではありません。
ふつうのリゾート地の賑わい、そんな感じです。よかった・・