【カナリア諸島】3日目(その1) テイデマウンテンの山腹から何かを叫ぶ?

本日はカナリア諸島テネリフェ島最大の見どころ、テイデ国立公園をめぐる日です。

その世界自然遺産にも指定された国立公園にそびえ立つテイデ山は、標高3,718mでスペイン最高峰

よかったね、同じく世界遺産のマウント富士(3,777m)。なんとか高さでは勝ってるみたいです(笑)

ロープウエイで3,550m地点までは行けるそうですが、テイデ山はテネリフェ島随一の人気スポットなので、ハイシーズンになると、ロープウエイ数時間待ちもザラとのこと。

そこで、あらかじめWebで予約しておきました。

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最近のチケットは、みんなQRコードですね~。

時間は、朝の9時20分。朝一番(9時)のを予約しようと思いましたが、予約した1週間前では売り切れでした。

ロープウエイだけでなく、ふもとの駐車場もすごい混雑が予想されるので、朝早い時間を予約した次第です。

これらはすべて、カナリア諸島公認ガイドさんの知恵。ほんとにありがとうございます。

夜明け前にサンタクルスを出発

さて、テイデ山のふもとに余裕をみて9時前に到着するようにするためには、ここサンタクルスを7時半ごろに出れば、十分です。

でも、途中で朝食も仕込みたいので、7時ちょうどにホテルを出ました。

フロントには、昨日の陽気な黒人スタッフはいませんでしたが、寝ぼけまなこの白人スタッフが、陽気に見送ってくれます。

夜明けには程遠いサンタクルスの町ですが、気温は19度。朝の冷気が心地よいくらい。

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昨夕からレンタカーをとめておいた地下駐車場にもぐりこみ、クルマを発進。駐車代は10数ユーロでした。

ところで、朝食を仕込むといっても、朝の遅いスペイン、カフェやパン屋さんが開いてるわけありません。

頼るべきは24時間営業のグローバルチェーンですね。

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朝マックをドライブスルーで仕入れた私は、いよいよテイデ山に向けて出発です。

距離は約60キロ。所要時間は約1時間20分。

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ハイウエイを降りて、尾根づたいに登っていくルートです。

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エスペランサ・ハイウエイの快適ドライブ

太陽が昇りはじめましたね。快適なドライブです。

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途中に、見学スポットもたくさんあります。

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刻々と色を変える東の空。

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サンタクルスからテイデ山には、このエスペランサ自動車道をひたすら南下します。

運転している感覚は、日本で言えば「伊豆スカイライン」に近い。

久しぶりのマニュアルミッションカーなので、気持ちよくヒールアンドトウなんて楽しんでたら、いきなりの路面凍結。

サンタクルスでは19度もあったのに、いつのまにか車外は氷点下まで下がっていたみたい。

ただいま、標高2,000mぐらいでしょうか。

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凍結した路面に、慎重にクルマを走らせていると、目の前にテイデ山が。
思わず、車を止めました。

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いや、これは、美しい・・・

世界で3番目に高い火山だそうです。美しくても、火山は眠っていて欲しい(笑)

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稜線に広がる町と大西洋。

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来てよかったね、これは・・・

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さて、あんまりのんびりしてると、ロープウエイの時間に間に合わなくなります。

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でも、また車を止めて見物。通り過ぎてしまうのが惜しいので、仕方ない。

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しかしまあ、パーキングも自己責任だよね。
ガードレールも柵もなし。その向こうは、断崖絶壁です。

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その断崖から見下ろす大西洋。

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ほんとに息をのむ景色です。

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さあ、ほんとに急がないと、ロープウエイの時間に遅刻しちゃう。
それに、路面凍結で飛ばせないし。

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テイデ山が眼前に。

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あのふもとを目指してラストスパート。

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テイデ山 ロープウエイに乗車

そしてちょうど9時ごろ、ロープウエイのふもと駅に到着。

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早い時間に来てよかった。
混雑時はあの下のほうまで、縦列駐車で埋まるそう。

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駅に向かいましょう。
ここはすでに標高2,350m。風はあまりないですが、空気は冷たいです。

上はもっと寒いでしょうから、用意していたセーターなどを着込んで駅に向かいます。

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改札口で、例のQRコードのチケットを見せると、もう少し待ってくれ。

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そして、お呼びがかかり、QRコードをピッとやると、かわりにちゃんとしたチケットをくれました。
往復27ユーロです。

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先発のロープウエイ。
完成まで、相当の難工事だったみたいです。

ちなみに、ここが2,350m。終点が3,550m。1,200mも一気に上がるわけです。

私は、富士山だって、クルマで5合目までしか行ったことがありません。

となると、今までの人生で最も高いところに行くということになります。急にテンションが上がってきました(笑)

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ロープウエイが上がりはじめました。

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とてつもなく急な斜面。

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冷たい風が吹き込んでくるな、と思ってたら、天井が開いてます。

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登るにつれて、不毛の大地に。

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そして、到着です。身体が、一気に強風と冷気に包まれます。

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テイデマウンテン 山腹からの絶景

標高3,550m、今までの人生で、地上で最も高い所に来ました。

グランカナリア島の影が見えます。

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富士山にも登ったことのない人間が、一気にこんなところに来てしまいました。

意識しなくても、空気の薄さは感じます。さて、大丈夫かな・・・

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晴れてれば、こんな風に見えるよ。それと、テイデ山の生い立ちでしょうか。

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私を運んできてくれたロープウエイが、下っていきます。

驚くのは、何人も乗ってる人がいること。
私は、一番列車ではないですが、三番列車で来たんです。

もう、降りちゃうの??  その時は、そう感じました。

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振り返れば、テイデ山の全容が。
晴れているというより、雲の上に来たから、雲がない。

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見下ろせば、まぶしいばかりに光り輝く大西洋。

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テネリフェ島公認ガイドさんのお話だと、トレッキングは片道1キロ弱の12番Mirador Pico Viejoがいいですよ、と教えられてきたので、その12番ルートをさがします。

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ちょっと、見当たらないので、ロープウエイ駅の反対側に回ってみます。

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反対側に行く途中、月面のクレーターを想像させます。

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ロープウエイ駅すぐ下の展望台。

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こちらは、ロープウエイ駅を降りて、テイデ山に向って左側の山道。
どこにも12番と書かれてない。あれれ・・

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素晴らしい風景なんですが、体に蓄えられていたぬくもりがすっかりなくなり、寒くなってきました。
それも、そのはず。気温5度で風速10m以上です。

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10分もいたら、凍えちゃいます。これは、夏でもそうなんでしょうか。
早々に、下りのロープウエイに乗る客がいる理由もわかりました。こりゃ、たまらん(゜o゜)

それに、警告表示があるように、岩石の上は、かなり滑りやすいです。気をつけないと。

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12番じゃないかもしれませんが、一般的な観光客がトレッキングしているほうについていきます。

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家族連れは大変だろうな・・・  あちこちで子供の泣き声。

「寒い」「風が強い」「空気が薄い」とは、聞いてきたけど、こんなにすごいなんて聞いてないよ!

と、お父さんをなじってる子供の姿。お父さんもお母さんも大変だ・・・

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でも、風が強いのと寒さは、一応完全武装してきたので、我慢できますが、空気が薄いのも、効いてきました。
早歩きで進むと、頭が痛くなります。ほんとに。

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ついいい景色で、見とれてしまうんですが、しっかり深呼吸して、意識して肺に空気を送り込まないとダメです。

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こんなの登山の常識かな。

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テネリフェ島公認ガイドさんにも、高山病については、くれぐれも気をつけて、と注意されていました。

水分を多くとって、深呼吸しながら、ゆっくりめに歩く。

頭が痛くなったら、無理せずに下山。(実際、体調不良で倒れてしまう人もいるそうです)

はしゃぎまわるのもいけないと。

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はしゃいでますね(笑)
でも、ここまで来たんですもん、気持ちはわかります。

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私も、このあたりで引き返そうかな・・・

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テネリフェ島の尾根と、向こう側の大西洋も見えました。

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あのあたりは、夕方にでも訪れるつもりでいる、オロタバという町のあたり。

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まだ先へと登る人たち。元気だな。

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ほぼ四方が見渡せる地点。
世界の中心じゃないけど、ほんとに何かを叫びたくなります(^^)v

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私は、このへんで無理せず引き返します。

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下から上がってきた人たちとすれ違います。
このペースで、ガンガン登ってくるんでしょうか?

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さて、若干、名残惜しいですが、寒さで限界です。
同じようなトレッキング組みと、下山します。

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ロープウエイ駅の下の展望台。

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ほんとにクレーターみたいだ。

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そして下山。意識しなくても、空気の量が元に戻ったのがわかります。そして、暖かい。

登る前は、ここも寒い、なんて思ったんですが、天国のような暖かさです。

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下のロープウエイ駅には、カフェなどが併設されています。

まだ、体は凍えてるし、コーヒーでも飲んでゆっくりしていきましょう。

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