タンボ国際空港のトランジットでしばしの休憩。
南アフリカのお土産も買いました。
そろそろA6に向かいましょう。
途中で見かけた、フェラーリのショップ。
南アフリカ航空 SA286便で香港へ 10,600kmのフライト
香港行きですね。
約13時間になる搭乗を前に、武者震い。
ヨハネスブルグから香港行きだから、乗客は、ほとんどアフリカ人と香港人です。
機種は、ヨハネスブルグ行きと同じかな。両サイドの配列が2席。
これなら、窓際でも、トイレに行くときに、ごめんなさいと声をかける相手が1人なので、気苦労がありません。
機内はほぼ満席。
アフリカ人と香港人の混成なので、騒がしさは相当なレベルです(笑)
私の隣席は、欧米系の女性が座りました。
夕暮れ迫るタンボ国際空港。
いよいよ、南アフリカともお別れですね。
機内安全ビデオ。
機が舞い上がりました。
さようなら、南アフリカ共和国。楽しかった思い出をありがとう。
さて、これから1万キロ以上、約13時間の空の旅。
私の旅履歴で、2番目に長い飛行距離。
ほとんど、インド洋上を飛び続けるコース。
窓外は、のっぺりと雲に覆われています。
離陸して、すぐに配られた飲み物。
離陸して約1時間。
機は、スワジランド上空を通過。インド洋に出ます。
そして、マダガスカル上空で、夕食が配られます。
ビーフをオーダー。
デザート類は、往きのエチオピア航空のほうがよかったかな・・
カステラが、ぱさぱさでした。
でも、赤ワインはおいしかったです。2本もおかわりしちゃいました(^^)v
夕食が終わると、騒がしかったアフリカ&香港人たちも、寝息が聞こえるようになります。
私は、音楽を聴いてるので、雑音は気にならないんですが、隣のお姉さんは、辛そうだった(笑)
帰国便の中で勉強! 私は会社員の鏡だ(笑)
こうして、飛行機の中で、闇夜の窓を眺め続けていると、どうしても、帰国後の会社のことが気にかかる。
予定通りなら、羽田に19:15に到着して、自宅には21時には着けるでしょう。
翌朝出勤したら、朝一からなんと資格試験!
ヘンなスケジュールになってしまったもんだ・・・
心配性の私。実は、旅行にテキストを携行してきました。(自分でもエライと思う・・・)
ワインをなめながら、復習です。
勉強にも疲れて、何もすることがありません。
外はすっかり夜になり、雲にも覆われ、機は闇の中を飛び続けるだけ。
しかし、フライト中、飽きもせず、ずっとマップ見てる人間ているんだろうか?
私は、毎晩、お酒を飲みながら、地図を眺めるのが日課。こういう人、他にいる?
それにしても、広大なインド洋をひとっ飛び。飛行機とは不思議な乗り物だ・・・
ふと、窓の外に目をやると、満天の星です。
気がつきませんでした。たぶん、機内の照明が消えたからかな。
プラネタリウムの中にいるようです。
三脚を使わずに、シャッター速度5秒を素手で固定して撮った力作です。
この星空を解説出来る人、スゴイと思う。南十字星とかいるのかな。
などと、機内が寝静まっている頃にバカなことをやっているうちに、私もいつのまにまどろみ、太陽が昇りはじめています。
機は、まだインド洋のど真ん中。
それでも7,000km飛んだんだね。残り、あと4,000km、そして5時間。
そして、時が進み、機がタイ上空に差し掛かる頃、
朝食が配られました。
スクランブルエッグとソーセージの組み合わせが、とてもおいしかったです。
香港国際空港到着
機は、ひたすら雲の上を飛び続け、
ようやく、高度を下げはじめました。香港到着です。
13時間飛び続けて、身体に異常が現れないのは、私の得意とするところ。
あれは、先日開通した香港とマカオを結ぶ「港珠澳大橋」ですね。いつか走ってみたい・・・
※バケットリストに書き込まれました(笑)
香港国際空港に到着です。
おお、香港エクスプレス、久しぶり~。
香港国際空港のシンプルなトランスファー
なんて、懐かしんでる場合ではありません。25分の延着です。
でも、あわてる必要はありませんでした。
建物に入ると、トランスファー案内係が待ち受け、乗客が示すチケットごとに、あっちだこっちだ指図しています。
それに、かんたんな保安検査はありましたが、イミグレはなし。合理的です。
あっさりと、セキュリティエリアへ抜けられました。
羽田行きは32ゲートですね。
考えてみれば、香港の乗継って、初めてだな。
この見慣れた景色、たしかに香港って感じだね。なんか緊張が解けた感じがします(笑)
ANAとのコードシェア SA7134便 羽田まで最後のフライト
香港まで来れば、日本に帰ったも同然。
まずは、明日の出勤に影響がないことに、胸をなでおろします。
効き過ぎのクーラーも、たしかに香港だ。
ANA機が視界に入り、さらに、日本との距離が近づきます。
飛び立てば、3時間50分後には羽田です。
はるばる南アフリカから抱えてきたお土産。
ボーディング開始。さすがに、この便は日本人ばかり。
また翼の横。
今回は、チケット取得から日がなかったので、席を調整する余裕がなかったなぁ。
ラストスパートだね。あと残り、約3,000km、4時間。
香港国際空港の渋滞。滑走路入り口で少し待たされます。
30分遅れでようやく離陸。
この便、ANAにしてはめずらしく、ガラガラ。私は、3列独占状態です。
連休最終日の夜に羽田に着く便なのになぜ??
雲に覆われた南シナ海の上を日本に向って飛んでいきます。
でも、雲の上のフライトも、味があるものです。
配られた、おつまみとワイン。
ANAさんには申し訳ないけど、ワインは、南アフリカ航空や、エチオピア航空のほうがおいしかったかな。
台湾上空に差し掛かる頃、夕食です。
ケープタウンから、合計22時間。軽食も含めて4食目だ。
4食目となる、最後の夕食は、純日本風ではないけど、うどんがあったり、さすがANAさんでした。
そして、夕日がANA機の翼を染めていきます。
そして、無事に羽田空港国際線ターミナルに到着。
定刻より15分遅れの19時半でした。
日本から見て、地球の反対側。ケープタウンへの弾丸旅行が無事終了です。
飛行距離、約30,500km。運転した距離、約500km。
地球を4分の3周ほどする3泊6日の旅が終わりました。
正直、サラリーマンをやっている間に、ケープタウン、そして喜望峰にたどり着けるなんて、思ってもみなかったです。
ケープタウンから22時間、ほぼ乗り詰め、さすがに疲れていたのかな。
最後の羽田空港の夜の写真を撮り忘れました。
でも、ターンテーブルには、はるばるケープタウンから積み替えされながら、我がバッグが到着。
グローバルwifiに、モバイルwifiを返してから、リムジンバス乗り場に向かいます。
明日は、朝から試験だけど、それよりもなによりも、
今回の旅の無事に感謝!
旅の神様、ありがとう!
※最後までお読みいただきありがとうございました。