さて、ギリシア弾丸旅行、出発当日です。
スケジュールもかっちり決まり、目覚めのいい朝だったんですが、ニュースを見てびっくり!
なんと、成田空港A滑走路が「不発弾騒動」で閉鎖・・・
おいおい大丈夫か・・
こんなニュースを目の当たりにすると、仕事が手につきませんが、昼休みにニュースをチェックすると、なんとか無事撤去が終わって、通常運航に戻っているとのこと。
ほっとしましたが、今度はエクスペディアのアプリから通知。
成田21:35発のターキッシュエアラインズ53便は、出発時刻が21:05に繰上げ・・・
うわっ、それじゃ、会社を18時には退社しないと間に合わないじゃん!
なんだか出発前からあわただしいですが、同僚へのあいさつもそこそこに、あらかじめパッキングしておいたバッグを転がして、成田空港に向います。
出発前 成田空港でのひととき
たしかに繰り上がってる。
この便は、予約した当時は22時出発だったんだけど、夜に飛ぶなとうるさい成田空港のせい??
でも、成田21時でも、会社を退けてから出発できる私自身の地の利のよさに感謝。
ほんと、私の弾丸旅行が成立しているのは、羽田・成田ともに、約1時間圏内に自宅があるからなんだよね。
オンラインチェックイン済みのチケットを、オートマシンで発券。
手荷物は、今回機内持ち込み。
前述の通り、翌朝はアテネ到着後、すぐに弾丸スケジュールが待っていますから、荷物をゴロゴロ転がしながら、保安検査場に向かいます。
13ヶ月ぶりに見るTURKISH AIRLINESの文字。
この航空会社にお世話になるのは4度目。毎回おいしい機内食が提供されます。
それだけでも楽しみ。
へぇーッ・・ ターキッシュに、ホノルル行きなんてあったんだ。
ゲートは47番。今日、というより今週は、仕事も弾丸のようにこなしたので、体力が低下気味。
寝不足に加え、お腹もすいてます。
でも、搭乗すれば、すぐに機内食が出てくるのがわかってるので、間食は控えます。
となりの46番ゲートはホノルル行き。楽しそうな家族連れが目立ちます。
搭乗開始。シルバーウイークの最初なので、日本人が多い。
ターキッシュエアラインズTK53便でイスタンブールへ
いつの間にか雨が降り出した模様。天候が不安定な日本の9月。
機内はほぼ満席。日本人が7割くらいかな。
そんな中、私のとなりの席は、美しいトルコ人(たぶん)女性でした。
12時間以上も座り詰めなんです。
隣席がタバコの匂いのするむさい男より、香水香る美女の方がいいのは自然な感情。
9006キロを12時間10分。平均時速750キロですか。
昔っから、旅人算は得意でした(笑)
成田を出発。前回のメキシコ・キューバから2ヵ月ぶりの海外渡航。
雨でちょっぴりにじむ夜景。
水平飛行に移ると、すぐに準備される夕食。
待ってました!
なんと、日本発なのに日本語がない?
でも、期待通りにおいしいターキッシュの機内食。フランスの赤ワインも逸品です。
飛行機の中で寝るのは得意中の得意技。
おまけに、旅に出る前は、仕事も忙しくなり、睡眠不足になりがち。
前回のANAビジネスでのメキシコ往復で、腰や足が贅沢になってしまったかな、とちょっと心配してたけど、そんなことは全くなし。
ヘッドホンをかけて、音楽をスリープタイマーにして、おやすみなさいです。
夜中に1回だけ目を覚まし、モニタを見てびっくり!
シベリアの上空、というより、北極海のすぐ下を飛んでます。
エカチェリンブルクやペルミなど、シベリア鉄道に乗ったときに通った町のはるか北。
これ、正規のルートなのかな??
もう一眠りして、モスクワ上空で目が覚めます。
そして朝食。ぐっすり眠ったから食欲もあります。
オレンジジュースも、オムレツもフルーツも、みんな旨い!
恒例行事 アタチュルク国際空港のトランスファー
9000キロの飛行を終え、定刻3:25にイスタンブール アタチュルク国際空港に到着。
なんと、イスタンブールも雨のようです。それもけっこう激しい。
滝のような雨粒が、滑走路を叩いています。
アタチュルク国際空港のトランスファーは、ほんと年の恒例行事になりました。
清潔そのものだし、保安検査もてきぱきやってくれるので好感がもてるハブ空港。
しかし、未明のこの時間は、フライトを待つ人たちで浮浪者のたまり場のよう。
ほんとカッコいいわ。繰り返すけど、成田も見習ってよ・・・
そして、コンコースの中央に出ます。
アテネ行きのゲートは、まだ発表されておらず。
現在のトルコは夏時間。時計を合わせようにも、夏時間設定がまたわからず(メキシコのときもわからんかった・・・)
しかたなく、エルサレム時間に合わせます。
現在3:55。フライトまで3時間以上ありますね。ラウンジでものぞいてみようか。
ラウンジで過ごす優雅なひととき
プライオリティパスのラウンジはどこかな・・・ と、コンコース中央をそのまま通り抜けると、下へ行くエスカレータの看板にラウンジの文字が。
プライオリティパスも使えるようです。
この空港の利用は7回目だけど、ラウンジは初めて。
今まで、乗り継ぎの接続が良すぎたからね~
カードを見せて、サインもせずに入れたのも初めて(かな?)
落ち着いた雰囲気です。
お酒もあるけど、朝っぱらから飲むのはちょっと・・・
アタチュルク国際空港のラウンジは、他にもあるのかな。
たしか、到着ゲートから歩いている際に、エミレーツのラウンジを見かけたような気がしましたが。
ところで、このラウンジの場所はここ。
次の便のゲートが200番台だったら言うことなし。
となりの部屋にも行ってみました。
食事メニューが豊富なのはありがたいけど、さっき機内食で朝食食べたばっかりだし、アテネ行きでもたぶん食事が供される。
さすがに、そんなには食べられないよな。
なにもせず、くつろぎます。
旅に出た気分に浸りながら・・・ これが、またいいんだ(^^)v
中東のティーグラスで紅茶だけいただきました。
この中東で見かけるグラスいいよね。日本でも売ってるかな。
そうだよね、トルコもまた歩いてみたいな・・
徐々に人が増えてきました。
出ました。アテネ行きのゲートは212。すぐ近く、ラッキー!
時間が来たのでゲートに向いましょう。
シャワーもあったようだし、居心地のいいラウンジでした。
イスタンブールまで、私と一緒に来たあの大勢の日本人はどこへいったんでしょう?
このゲート待合室には、日本人はほぼゼロ。
ギリシア行く人はそれなりにいると思っていたのに、そうではないみたい。
イスタンブール ⇒ アテネ エーゲ海をまたぐフライト
外は、相変わらずの雨。9月のイスタンブールは、雨が降ってもおかしくはない。
これから向うアテネは、イスタンブールとはそんなに離れてないけど、地中海性気候により9月はほぼ降雨はなし。
たぶん飛び上がれば、地中海を照らしつける太陽が姿を現すでしょう。
ね、イスタンブールとアテネって、ほんとに近い。
機内はガラガラ。私は席2つ分を占領。
白みはじめる空。
実は、このアタチュルク国際空港は、新装開店を予定しています。
その日はなんと2018年10月29日。1ヵ月後です。
それに伴って、このアタチュルク国際空港は、閉鎖されるらしい。
ひょっとして、さっきのラウンジ利用は、私にとって見納めになるかも。
4年に渡って、毎年利用してきた私にとっては、寂しい限り・・・
ターキッシュエアラインズの機内安全ビデオはユニークです。
最後の景色となるかもしれない、アタチュルク国際空港に並ぶターキッシュの翼。
イスタンブールの空に舞い上がります。
すぐに配られる機内食。
国際線とはいっても、アテネまでの距離は537キロ。
東京-大阪間ぐらいしかないから、CAたちも大忙し。
おいしい朝ごはんに満足。
まてよ?これで、朝ごはん2食目か・・
食べ終わる頃、機はエーゲ海上空へ。
雲が取り払われ、青い海がくっきりと臨めます。
なんていう島だろう?
すがすがしい天気。今日からの3日間が楽しみ。