アテネ到着直前の光景。
幻想的な光景に出会いました。
アテネ空港到着 超簡単なイミグレ
しかし、イスタンブールからの距離537キロじゃ、あっというまにアテネに到着です。
グランドスピードも常時900キロ以上も出してたし。
時刻は、5分ほど遅れて8:45です。
デルフィ行きのバスの時間は、リオシオン・ターミナル10:30(たぶん)。
さて、間に合うかなぁ・・・
しかし、いよいよギリシアです。
イミグレーションは、あっさり通過。ほんとに、私の顔写真見た?って感じ。
こんな、軽率な(失礼!)入国審査ははじめてです。
でも、ちゃんとスタンプは押してくれました。
無事にギリシア入国。これで、海外渡航26カ国目になりました(^^)v
と、ここまで飛行機を降りてからわずか15分。入国審査で行列になってなかったのは幸いでした。
ちなみに、ギリシアの通貨はユーロ。
2ヶ月前に、キューバに行ったときに両替したユーロが余っていたので、そのまま持ってきました。
そうです。両替なんてしている場合ではありません。
イミグレがすんなり終わったので、現在9時ちょうど。
「地球の歩き方」には、デルフィへ向うバスが発着するリオシオン・ターミナルまで、エアポートバスだと1時間5分とあります。
ちょっと厳しいかな・・・
タクシーを奮発することにして、空港のコンコースを出ました。
さて、ギリシアの空の玄関口アテネに到着しました。
弾丸観光スケジュールの復習
現在の時刻は、夏時間のギリシアで午前9時。
前夜にわが国を発って、朝、異国にいる。この感覚は、何度経験しても震えます。
念のため、空港コンコースの時計と自分の時計が合っているか確認。
※蛇足ですが、日本でも夏時間採用の話が出ているようですが、絶対やめたほうがいい。
自己責任意識のないわが国日本。必ず、飛行機に乗り遅れたとか、取引に間に合わなかったとか、言いがかりをつける輩が出て、民間企業を混乱させます。
ちなみに、当初のギリシア3日間の予定はこうでした。
- 1日目:アテネ散策
- 2日目:クレタ島へ移動。観光した後、アテネへ帰還。
- 3日目:ミケーネ遺跡、あるいはデルフィ遺跡を訪れ、夕方アテネへ帰還。その足で夜22:25の便で帰国。
ところが、この3日目の日程が思わしくない。
目論見どおりに夕方アテネに帰れればいいんだけど、道路が混んだりしてバスが遅れると、アテネ到着が夜になる場合もある。
それに、アテネ市街と空港は、バスで1時間の距離。
これも、渋滞すれば1時間半とか平気でかかるらしい。
となると、1日目と3日目の日程を交換して、初日に郊外の遺跡を見学してしまい、最終日はのんびりアテネを散策の方が、精神的にもリラックスできるというもの。
すると、現在午前9時にアテネ空港にいる私。
ミケーネやデルフィに向うバスターミナルに、何時までに到着できるかが、今日1日のスケジュールの鍵になります。
ちなみに、行きたい第一候補はデルフィ。
この場合、アテネ市街の北にあるリオシオン・バスターミナルから10:30の便があるらしいので、それをターゲット。
これを逃すと、もうデルフィ行きの午前の便はないので、その時は、比較的頻繁にバス便のあるミケーネに照準を変更しようと、脳内ストーリーを組み立てていました。
繰り返しますが、現在9時。
エアポートバスの運転間隔は30分~1時間とのことなので、(たぶん)9時発のは出発してしまってるだろう。
それに、リオシオン・バスターミナルまで1時間以上かかるらしいので、すぐ乗れたとしてもリスクがある。
というわけで、割高にはなりますが、タクシーでバスターミナルへ移動することにしました。
空港を出ると、すぐにタクシー乗り場が。
タクシーでリオシオン・バスターミナルへ
ランディングしてから、まだ20分程度しか経っていません。
これが日常なのか、今日はたまたまこうなのか、わかりませんが、観光地の人のさばきはこうあってほしいものです。
さて、タクシーに乗り込んで、「リオシオン・バスターミナル」と言うと、「40ユーロ」。
情報では、空港⇔アテネ市街の料金は固定制で38ユーロだったはず。
インフレ気味のギリシアなので、値上げしたのかなと疑いつつも、時間もないので、40ユーロを受け入れて出発です。
しばらくは、高速道路を快調に飛ばします。
「バスに乗ってどこに行くんだ?」と聞いてくる運転手に、「デルフィ」と答えると、すごい営業トークのはじまり、はじまり~(笑)。
デルフィまでタクシーで行ったら、いくらかかるっていうの。
快調に走っていたタクシーが突然スローダウン。
運転手が、「プロブレム・・・ワッタイム・・」。
おそらくバスの時間を聞いていると思ったので10時半と答えると、微妙そうな表情。
アテネ市街の渋滞はひどいにしても、ここら辺で渋滞にはまるのは、運転手にとっても計算外らしい。
時間がみるみるたっていく・・・9時40分、50分・・・
正直、デルフィはあきらめかけました。
間に合わなければ、そのままミケーネ行きのバスの出る「キフィスウ・ターミナル」に行ってもらって、ミケーネを訪れればいいかな。
渋滞は事故が原因だったことが判明。7台が絡む大事故でした。
リオシオン・バスターミナルに到着
事故現場を過ぎると、一気に流れがよくなり、高速道路を降りてすぐ、目指すリオシオン・バスターミナルに到着。
時刻は10:10。なんとかなりそうだね。よかった、よかった。
運転手に「エフハリスト(ありがとう)」と言って、タクシーを降ります。