何時間でもいたいビブロス「十字軍の城」最上階からの絶景です。
ビブロスのスーク
さて、運転手との約束の時間が迫ってきました。あの遺跡の向こう側に連なっているのがスークですね。スークをぶらぶらしてから、合流することにします。
名残を惜しみながら、トンネル型の階段をくぐって、下に降ります。
途中の中層階より。
遺跡の入り口まで降りてきました。
遺跡の入り口のすぐ横にあるトンネルを抜けると、スークが広がっています。これは、トンネルを抜けたあとの写真。
どんな町でも、旧市街とスークは歩いていて楽しいもの。
レバノンに来て、はじめて観光客がいるような場所を歩いた気がします。
一眼レフをぶらぶら提げていても、注目の的にならないのも嬉しい。
ムスリムだけでなく、クリスチャンも住んでいるので、お酒も飲めます。ベイルートも、感じのよいバーが並んでいると聞いてますが、ちょっとこのデモの状況では無理かな。
いろんな、珍しいものを売っています。あの手前の如雨露のような器具は、コーヒーメーカーかな。
ビブロスのスークの規模は小さめ。のんびり歩いても、10分かからずはじっこまで来てしまいました。
スークの出口が、町の入り口みたくなっていました。
町の入り口にいたネコ。
今度は別の入り口からスークの中に。夜来たら面白そうなバー。
一杯飲みたくなってきた。ランチは、お酒が飲めるところにしよう。
一通り歩き回って、遺跡の入り口に戻ってきました。
フェニキアという名のレストラン。
なかなか楽しい遺跡と旧市街でした。
そして、運転手を待ちます。
またまたレバノン料理のランチ
さて、これで、本日の予定は終了。半日で、ジェイタ洞窟、ハリッサの展望台、そしてビブロスの遺跡を回れたんですから効率はいいです。
クルマは、一路レバノンを目指します。
ところで、もう昼過ぎですが、ランチは、ベイルートの町に入ってから、どこかで勝手に食べようと思ってました。
ところが、タクシーの運転手が、「レバノン料理食べたいだろ? 安くて、うまい店を紹介してやる。」と言って、海沿いのレストランの前で、クルマを止めました。
てっきり、一緒に食べるのかな、と思いきや、運転手は、「ゆっくり楽しんでくれ。1時間後に拾いに来てやる。」と言って、どこかへ消えてしまいました。
ま、いっか。昨日のレバノン料理美味しかったし、もう一度食べるのも悪くない。
愛想のよいウエイターが注文をとりに来てくれたので、「レバノンフード」とオーダー。たぶん種類があるのか、いろいろ聞かれましたが、「おススメを頼む。」といつものパターン。
それと、レバノンのビールも注文しました。
ちなみに、海沿いにはあるけど、海はあまり見えないレストラン。
よく冷えたビールがうまい! レバノンのビールもなかなかイケます。
これで1人前? 大量のおもてなしレバノン料理
昨日のレバノン料理は、中華料理みたいにお皿が大量に出てきたけど、1人前の場合はどうなるんだろう、などとぼんやり考えていると、やはり、昨日と同じように、大量に料理が運ばれてきました。
豆のペーストと、野菜とトマトの盛り合わせも同じ。
おいしいからいいけど、これがレバノン料理のふつうの姿? みんな食べきれるのかい?
ナンの上に、お好みで盛り付けて、サンドイッチにして食べます
これ、本当にうまい!
いろんなパターンを実践。
恐れてましたが? やはり、肉類も運ばれてきました。しかし、これで1人前?
しかし、美味しいんだな、これが・・
遺跡を歩き回って、お腹すいてます。いくらでも食べられそうです。
サンドイッチにして、6~7枚は食べたと思う。
さすがに、お腹いっぱいになってきました。
と思ったら、デザートまで出てきました。これ、レバノン料理のフルコース?
なんだか、料金も気になってきました。
さすがに全部は食べられません。でもおいしいパイナップルでした。
そして、最後はコーヒーが出るフルコース。
料金は、ビールも入れて40,000LP(2,800円)でお釣りがきました。
レバノンの人にとっては、ぜいたく極まりないランチなんでしょうけど、これ、2人で食べても同じ料金なのでしょうか。
それとも、2名でテーブルについたら、同じ料理でも2名分の料金になるのかな。
いずれにしろ、食の豊かさを垣間見たレバノン料理でした。