黄河が流れる真冬の蘭州【蘭州旅行記 #4】

さて、西安から7時間の列車の旅を終えて、蘭州にやってきました。

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やっぱり、生活に根付いた列車の旅はいいです。

クルーズトレインなんかでは、味わえない旅。
クルーズトレインなどに、まったく縁のない、現役世代の人間のひがみですが(笑)

「イビス ホテル蘭州ジャンイ ロード 」にチェックイン

時は13時。
とりあえず、予約してあるホテルにチェックインして、本日は街を散策するとします。

駅からホテルまで、おそらく2~3キロ。

タクシーで行こうと思いましたが、なぜかこの駅はタクシー乗り場がありません。

駅前の大通りで、流しのタクシーをさがしていると、寄ってくる客引き連中。

一応、ホテルの場所をスマホで見せると、「300元」。バカか・・・

引っかかる観光客がいるんだろうか、まったく、300元って・・ 5,100円だよ

 

そのうちに、タクシーが拾え、20元で行けました。

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今夜、そして明日の2泊するホテルが、「イビス ホテル蘭州ジャンイ ロード 」。
中国人観光客で、フロントは混雑してましたが、フレンドリーな感じのいいスタッフです。

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こぎれいな部屋です。

しかし、禁煙室のはずなのに、タバコのにおいがべったり・・・

中国ではよくあることですが、これにはがっかり。

 

とりあえず、お湯を沸かして、コーヒーを1杯。
そして、wifiにつないで、地図を見ながら、今日の散策の予定を立てます。

このホテルから、北に500mほど歩くと、黄河の河畔に出るようです。

そして、周囲には、何軒ものラーメン屋さんが。

ここ蘭州は、街中を黄河が流れ、そして中国一おいしい牛肉面で有名な街です。

 

街の地図を眺めながら、今日は、黄河河畔の散歩と、夕食に牛肉面と決めました。

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さて、出かけましょう。
いつもながら、知らない街に散歩に出かけるのは、夢心地になるくらい楽しみ。

ところで、蘭州は標高1,535mの高地。
北京から西によっているので、日没は18時と遅く、ゆっくり散歩していられそうです。

ただし、気温はマイナス12度!

完全武装して、外に出ないと凍えてしまいます。
セーターを着込み、コートを着て、手袋をして、耳あてをして、出発です。

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このホテルは、繁華街の中心近くに建ってます。

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まずは、付近をぐるっと散歩。

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ATMにクレジットカードが吸い込まれる悲劇・・

銀行がありました。5.0%とか4.85%って、何のローンの金利だろう??

ところで、手持ちの元のキャッシュが少なくなり、明日の炳霊寺石窟ツアーの代金は現金で払うことになっています。

ATMで引き出しておこうと、VISAのマークがないことに気づかず、クレジットカードを入れてしまったら、そのままATMがシャットダウンしてしまいました(゜o゜)

そして、ウインウイン言いながら、再度立ち上がりましたが、カードは吸い込まれたまま・・・

後続の客が、ふつうに使っていたので、カードが、銀行員以外の手に渡ることはなさそうですが、びっくりしました。海外のATMでカードが吸い込まれたのは初めてです。

というより、マークを確かめずにATMを操作しようとした、完全に私の手落ち・・・

こういうことがあるから、クレジットカードは3枚くらい持参した方がいいです。

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とりあえず、ホテルのロビーに戻り、カード発行会社の楽天にメールを送り、本件を報告した後、明日のツアー会社にメールを送り、「明日の支払いはドルでもよいか?」とメールを送ります。

そして、あらためて、街を散策。
なんか、今朝から油断してるなあ・・・

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定食屋さんが、ズラリと並ぶ通りです。

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黄色くない黄河と対面

北に歩いていくと、すぐに黄河の河畔に出ました。

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遊歩道ですね。

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黄河と遊覧船。

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人生初の黄河との対面。

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意外です。黄色くない・・・

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そして、流れが速いため、凍ってない。

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対岸に見える白塔山。明日登ろうと思ってます。

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それにしても、黄色くない黄河って不思議。
これは、黄河にかかる中山橋。

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中山橋を歩む人々と、遠くにかすむビル群。

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ここ蘭州は、回教徒、すなわちイスラム教の信者ムスリムが、多数住んでいると聞いています。

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対岸にモスクを見つけました。
回教徒が多いから、豚ではなく、牛肉面なのだそうです。

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と、思ったら、川岸にも牛肉面店が。

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蘭州は細長い盆地。その真ん中を黄河が流れます。
でも、甘粛省で最大の都市。建設中のビル群が霞んで見えます。

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凧揚げに興じる子供たち。

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どんな町でも、レンタサイクルはありますよね。
しかし、空気が冷たすぎる。風はないけど、マイナス10℃。

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中山橋のみえる風景

ここは、撮影スポットのようです。
この中山橋は、黄河に架かった最初の固定橋。

なので、黄河第一橋と呼ぶそうです。

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中山橋は「ちゅうざん」と読むそうです。

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そういえば、大連や台北にも、中山という通りや広場があったな。

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橋の入り口では、出店が食べ物を供給。

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中山橋は歩行専用です。

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地元の人の観光スポットにもなっている模様。

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中山橋から東に見える橋は、黄河大橋。

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渡り終わりました。
4大文明の1つ黄河。渡ることができて、ちょっとした達成感(^^)v

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中山橋を渡り終わったら、すぐに大通り。
そして、その先に白塔山の入り口があります。

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黄河を対岸から眺めます。太陽が西に沈んでいく・・・

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お、またモスク発見。

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ずいぶんとオシャレなモスクです。

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白塔山に登るのは明日にするけど、ふもとを歩いてみましょう。

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この色調は、まぎれもなく中国です。

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白塔山の入り口。
ロープウエイでも登れるようです。

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お、さっき見えたオシャレなモスクです。

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一番下まで降ります。
大連で見かけたような路面電車、と思いきやバスでした。

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いったん、白塔山公園に別れを告げます。

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だいぶ陽も傾いてきました。
ぶらぶら対岸に戻りながら、夕食の牛肉面屋さんをさがしましょう。