かすかな日本の香り 大連の街散策【旧満州旅行記 #2】

さて、旧満州の玄関口大連に到着しました。

日本の自宅を朝出て、もう満州国の大連にいる。

満州国から引き揚げされた方などからしたら、信じられないでしょうが、時代は進んで、日本からこんなに簡単に大連にたどり着ける時代になっています。

地下鉄2号線で空港から大連中心部へ

まずは、地下鉄に乗って、今晩泊まるホテルへ向かいます。国際空港に通じている地下鉄は2号線。

一気に人気が減り、ちょっと不気味。

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この2号線で、大連の中心街ともいえる中山広場に向かいます。
反対側に向かえば、いわゆる新幹線駅の大連北駅に通じますが、現在は建設中。

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中国の駅は駅員なのか公安なのか、ウロウロしているので写真を撮るのは結構勇気が必要。
改札を通るのに手荷物検査があるのも物々しい。

今年の1月の中国旅行を思い出しました。

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車内はとても清潔。

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20分ほどで中山広場へ。外へ出ると、さすがに寒い。マイナス3度ですから。

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ここが中山広場なんですね。旧ヤマトホテルも見えます。

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ホテル・ニッコーにチェックイン

中山広場から民政街を北へ歩いてゆくと、今夜のホテルに到着。ホテルニッコーです。
目の前を、古ぼけた市電が通過していきました。

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朝食込みで、1泊約8,000円の部屋。値段はともかく、広すぎます(笑)

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16階の部屋から眺める大連の街。満州国の入り口、大連です。近年、発展が著しいというウワサそのままに、ビルが乱立しています。

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眺めているうちに、歩き回りたくなりました。
時刻は、まだ14時になっていません。上から下まで完全武装していけば、寒さは大丈夫でしょう。

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日本人町 ロシア人町の散策

さて、外は寒いですが、部屋に閉じこもっていては、「満州国」に来た意味がありません。

上から下まで、ヒートテックや耳あてで完全武装し出かけます。

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先入観を持っているからかもしれませんが、北京や西安とは明らかに異なる街並み。
鉄道の北側のエリア、旧日本人町やロシア人街に行ってみます。

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勝利橋(旧日本橋)

これは「勝利橋」。旧日本橋だそうです。

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さすがに、道行くみなさん、みんな完全武装ですね。

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橋の下は港へ向かう鉄道が走ります。「南満州鉄道」でしょうか。

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勝利橋を渡り終わったところが、旧日本人街やロシア人街の入り口です。

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日本人街の方に行ってみました。

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言われてみれば、そうかなって感じはしますが、さすがに、「日本」は感じにくいかな。

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小学校の校庭。

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ロシア人街の方に行ってみます。

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おっと、モスクワですか。

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ロシア人街は、なんとなくロシアの香りがします。

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マトリョーシカですね。実際に、ロシア人たちはもう住んでいないようですが。

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なんか、ヨーロッパに来たような感覚です。(ヨーロッパ、行ったことないくせに(笑))

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異国の香りを楽しみながら、大連駅の方へのんびり歩いていきます。
完全武装しているので、風が吹かなければ、寒さにも我慢できます。

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ひょっとして、刺青やさんですか。

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寒いので、「~歩き方」の地図はしまったまま。
でも、交差点には、必ず街路の標識があるので迷いません。

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大連駅北側の大通りに出ました。

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いろんな、お店が並んでいます。

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明後日は、クリスマスイブですね。

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別に、儒教国家だって、クリスマスがあってもいいでしょう。

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大連駅周辺の風景

大連駅北口駅前広場に出ました。

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とりあえず、駅でチケットを交換しておきましょう。
大連駅の南北連絡通路ともいうべき地下道で南口の方に回ります。

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地下道入り口では、屋台が、所狭しと店を並べています。

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trip.comの列車チケットを確保

チケットオフィスに入りました。
1年前を思い出します。trip.comのeチケットを理解していない係員ばかりだったよなあ。

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さて、外国人用の窓口など見つからないので、ふつうに中国人と一緒に並びます。

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予約してあるチケットは、明日の夜、ここ大連を出発して翌朝ハルビンに到着する夜行列車の寝台券と、ハルビンから、ここ大連へ戻ってくる中国新幹線のチケットの2枚。

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窓口の女性は、trip.comのeチケットなど手慣れた感じで処理していきます。
へえ~、結構浸透してきたようですね。あっさり、手続きは終わりそうです。

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ところが、手続きが進むと、中国語で何やら言われました。同じことを何度も。
彼女の声が、マイクでコンコースに響くので、それなりに恥ずかしい。

だって、聞いている中国人たちは、意味が分かってるだろうから(笑)

どうしようもなく、情けない顔をしていると、eチケットに何やら書いてよこしました。

それを見た瞬間、思い出しました!
管轄が違う帰りのチケットは5元の手数料をよこせってことですね。了解です。

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チケット2枚を無事に手に入れ、チケットオフィスを出ました。

大連駅の駅舎を眺めます。出発は2階、到着は1階と、空港のように人の流れを考えて、日本人が設計したようです。

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駅南側は、近代的なビルが立ち並んでますね。

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それにしても、寒い。行き交う人々も、頭からすっぽり。

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いくら寒いからって、みんなで平気で信号無視するのはお国柄でしょうか。
交通量も多く、私には、とてもできません。

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さすがに寒さに耐えかねて、マックで休憩。
店員さんは、カタコトの中国語も理解しない私に親切にしてくれました。

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旧連鎖街に残る旧満州の雰囲気

同じ日本人街でも、「旧連鎖街」に足を運びました。
大連駅にも近く、当時の駅前商店街だったようです。

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古い街並みの隙間から望める摩天楼は圧巻ですね。

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こちらは、それなりに、日本の香りが残っているような気がします。

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「地球の歩き方」にも書いてありましたが、昭和の時代に戻った気分を味わえます。

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でも、商売成り立ってるのかな。

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夕暮れ近くなり、寒さもピーク。ゆっくりと、ホテルへ戻るとしましょう。

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実は、小雪が舞っています。写真には写りませんが、吹き溜まりには積雪も。

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クリスマス気分ですね。

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私がはじめて中国を訪れた1997年。
通りには、クルマよりも自転車やバイクがひしめいてました。

それから20年。経済の発展というものは、こうも人の生活を変えるものなんですね。

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ほんと、ゴミ一つ落ちてない、美しい通りです。

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中山広場に向かって歩きます。

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満州国の香りを便りに来たのですが、とてもそんな匂いは感じません。

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どこにでもある、おしゃれな小都会です。

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交通事故現場、目の前で見てしまいました。
やっぱり、事故は起きるんですね。

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寒いし、お腹もすいてきました。

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小雪の舞う大連の街で食べるラーメン

ラーメンでも食べますか。

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ホテルの周りには、いろんなラーメン屋さんがありました。

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味噌ラーメンと餃子をオーダー。

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隣で、中国語のニュースが流れます。日本のことを言っています。

日本の防衛費が年々増加して、5兆円を突破した、これについて遺憾とでも言ってるのかな。
大きなお世話です(^-^)
庶民に反日はあまり感じられないけど、中国共産党はまったく・・・

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でてきた味噌ラーメン。寒かったので、おいしい

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体が温まったところで、ホテルに戻りました。
寒いのは覚悟してきましたが、やっぱり寒いです。明日は、いよいよ旅順に向かいます。

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