【アフリカの奇跡】ゴミ一つ落ちてないルワンダ・キガリの街歩き

アフリカの内陸国、ルワンダの首都キガリ。

キガリの人口は、約180万人。

ルワンダの人口が、約1,500万人なので、国の12%の人が首都キガリに住んでいることになります。

そしてルワンダは、1994年の大虐殺(ジェノサイド)によって国が完全に壊滅してしまった状態から、わずか四半世紀で驚異的な経済成長、治安改善、近代化を遂げた「アフリカの奇跡」と呼ばれる国。

さて、キガリの街を歩いて、どんな街なのか感じてみましょう。

人が多いのにゴミがまったく落ちてない!

ホテルは、繁華街のすぐ下に位置してるので、綺麗に舗装された歩道を登ります。

ふり返れば、向こう岸には、やはりキガリの街並みが。

向こうの丘との間には、川でも流れてそう・・・そんな印象を受ける千の丘の街です。

 

そして、驚くのが、街が綺麗すぎる。

道路や歩道には、ゴミが一つも落ちてない。

日本の歩道より、はるかに綺麗です。

ゴミが落ちてないことについては、こんな背景があるようです。

たとえば、ビニール袋の完全禁止。

これは、私も、ルスモの国境で、キャリーの中をすみずみまで調べられました。

ルワンダ政府のこの取り組みは2008年から続いているようで、使い捨てプラスチック袋の製造・販売・使用を全面的に禁止。

違反者には高額な罰金や懲役が科される場合があるそうです。

日本のプラスチックバックへの課金はなんなんだ? と思えるような政策です。

もうひとつが、全国民参加の義務お掃除デー「ウムガンダ」。

「ウムガンダ」とは、ルワンダ全国民が参加する共同体奉仕の制度。

毎月最終土曜日の午前中に全国民(高齢者や子供はのぞかれるのかな)に参加義務があって、いっせいに街の清掃や草刈りなどを行うそうです。

その時間帯は、すべてのお店が閉まり、公共交通機関や車の移動もストップ。

まるで、香港のシグナル8のときみたい。

キガリのそんな姿も見てみたかったけど、日常においても、清掃員がしっかり仕事をしています。

標高1,500mで軽井沢より高い位置にあるといっても、緯度はほぼ赤道直下。

日差しは強く、歩き回れば大汗をかきます。

雑貨屋さんでジュースを。

「一番冷えてるのお願い!」といったら、冷蔵庫の奥から出てきたマンゴージュース。

キガリ到着後、マンゴーは早くも3本目、日本でも飲みたくなるようなフレッシュな味です。

まったりとしたキガリの午後の散歩

地図も見ないで、のんびりとキガリの街を散策。

歩けば歩くほどに「ここはほんとにアフリカか?」との思い。

私の旅歴で言えば、コンキスタドールに征服されたラテンアメリカの街のよう。

少なくとも、今まで通ってきた、モンバサやモシ、ムワンザとは明らかに異なる趣です。

なんとなく可愛らしい建物。

なんだろう?と思って近づいて見ると、ここはカフェでした。

ちょうどいいので、ルワンダコーヒーとケーキでおそいランチ。

ルワンダのコーヒーは、キリマンジャロコーヒーに似ていて、フルーティーな香りと甘酸っぱさが特徴だけど、暑さに負けてアイスコーヒーに。

そして、フワフワで美味しいチョコケーキでした。

カフェを出て、散策開始。

カフェに近いこの通りには、政府機関の建物が並んで厳かな雰囲気。

その中の一つに、ルワンダ中央銀行がありました。

正面には警官がいっぱいいてとても撮れないけど盗み撮り^ ^

こんな建物にこだわったのは、私がルワンダを訪れたいと思ったきっかけになったから。

くわしくは「ルワンダ中央銀行総裁日記」の書評記事に書いたけど、日本の中央銀行に勤めていた日銀マンがルワンダの中銀の総裁を任され、見事経済を立て直したという実話。

 

それが伏線になっているのかわからないけど、多くのアフリカ諸国に見られるような、いわゆる政府の腐敗というのがルワンダには非常に少ない、と評価されています。

そういう目で見れば、外務省の海外安全ホームページを見ても、アフリカ諸国には正常不安がある国が多いが、ルワンダは黄色。

安心して歩ける国の一つだ。

出典:外務省海外安全ホームページより(2026年8月現在)

また、隣国コンゴ民主共和国でエボラ出血熱が発生しても、水際措置の徹底で感染症が入ってきていない。

同じく隣国のウガンダには感染症がうつり、私は今回の旅でウガンダへの訪問をあきらめざるを得なかったけど、私がこうしてルワンダを歩けるのも、政府の秩序のたまものなのかもしれない。

昼下がりのKN4アベニュー。

オシャレなカフェも並ぶ、キガリのメインストリート。

坂道が多く、どの路地の隙間からでも下界の丘を臨めるキガリの街。

正直、アフリカにもこんな街があったんだ、それが素朴な感想。

清潔さと爽やかさを感じる街キガリでした。

夕方になってホテルに戻りました。

一休みしたら、夕暮れから夜の姿を鑑賞してみましょう。