【チュニジア旅行記 #20】夕暮れのスース&夜の新市街

さて、日没まで、あと1時間。

今朝、スースに到着して以来、ずっと歩き回っているので、さすがに足は疲れましたが、迷路のような旧市街をさまようのが楽しく、気持ちのいい散歩。

スース、とてもいい町です。

通りすがりの旅人は、外務省はなにをもって、この国の危険度レベルを2にしていたんだろ? と、思ってしまいます。

夕暮れのメディナ

これは、ゲームセンターですね。

 

迷路のように入りくんだメディナの中にも、こつぜんとモスクが現れます。

このあたりは、貴金属エリアらしい。

1日歩き回っていれば、路地と路地がつながり、なんとなく、自分が今どのへんにいるのかということがわかってきます。

旅してて、その瞬間が楽しかったりもします。

しかし、誰が買うんだろ?

衣料雑貨エリアを過ぎて・・

   

グランドモスクの前まできました。

スース旧市街の路地を覚えてしまった・・・ すごく嬉しい!(^^)!

シディ・ブ・サイドにもあったサボテン。

ひょっとして、あの紫色はサボテンの花?

 

リバトの塔に西日があたって輝いてます。

  

夕方になり、ますます人通りが活発になるスース旧市街。

  

たぶん日没が早いからだよね。この季節、チュニジアは17時には暗くなります。

しばらく広場に腰かけて、道行く人を観察。

自分は今、北アフリカのチュニジアにいるんだぞ、と言い聞かせながら。

「地球の歩き方」にも出ている「ホテル・メディナ」ですね。ここも、1,000円そこそこで泊まれるみたい。

マーケットの入り口。

スース市民の生活風景。

 

あの落書きはなんだろう?

色鮮やかな果物。

夕暮れの地中海。

人ごみをかわしながら、楽しい散歩。

グランドモスクの塔に灯りがともりました。

 

同じ頃、大音量で流れるアザーン。

 

アザーンはいいなあ。異国にいるという気持ちを強くさせます。

西の空が、一段とパープルに。

 

ホテルのルーフに登ってみました。

 

ますます色づく西の空。

  

いったんレセプションに顔を出し、明日の朝、チェックアウトが早いことを伝えます。

ところが、英語がなかなか伝わらない。

年配のスタッフが顔を出し、「キーは、ここへおいてくれればいいよ。」と。そうですか。

日の落ちたスース新市街

部屋でちょっと休憩したあと、私はまたホテルを出ました。

夜の新市街を歩いてみたいし、夕食も仕入れたい。

西の空に映える、城壁の形とパームツリー。

ファルハット・ハシェド広場も、交通量が激しくなっています。

いきなり目の前を横切る連結バス。

 

スースという町、そこらじゅうにパームツリーが植えられています。

新市街は、それこそパームツリーのオンパレードです。

 

これは、映画館ですね。

新市街にも、安宿っぽいホテルがありました。

基本的に夜の一人歩きは危ないんですが、これだけ人通りが多い道を選んでおけば、大丈夫でしょう。

 

と言いつつ、人気のない海岸に顔を出してみました。

 

地中海沿岸の町に来て、地中海を見ないのは失礼に当たるような気がしたもので。

写真は、明るさを補正していますので、実際は、もう真っ暗です。

真っ暗な地中海を眺めても、なにも感じませんでした(笑)

ところで、夕食どうしましょうか。

そんなに、お腹すいてないので、軽く済ませたいんだけど、お酒は飲みたい。

私のような、お酒をこよなく愛する人間にとっては、簡単な国と、小難しい国とがあり、チュニジアは、どちらかといえば小難しい方に入ります。

お酒のブランドも豊富なスース新市街のスーパー

新市街にスーパーがあったので、入ってみました。

 

おお、文字通りのスーパーですね。

お酒は売ってるかな・・・

 

やった! ハイネケンがありました!

ならば、ワインやウイスキーだってあるはず・・

やったぜ!(^^)!

と、感動するほどのことでもないんですが、はるばる日本から持ってきたワインは、2日間の夜で空けてしまったので。

シーバスリーガルまである。けっこうブランド、取り揃えてますよ。

スースのスーパー、捨てたもんじゃないですね。

かける38円で日本円です。

せっかくなので、チュニジア産ワインを。そのなかで、もっとも高いのをチョイスしました。

ソフトドリンクも買っていこうかな。

1ディナール(≒38円)で飲める、コーラやスプライト。なぜ、水より安い???

乳製品は、少し高め、かな。

このスーパー、イオンのような総合スーパーだったようです。食料品だけじゃありません。

お会計。

 

これだけ買って、25.36ディナール(≒963円)。

うち、ワインが20.29ディナール(≒771円)って、サンドイッチもコーラも安すぎです。

ビニール袋を提げて、新市街をうろつきます。

ちなみに、ビニール袋は有料(7円)でした。当然だよね。

 

完全に夜のとばりがおりたファルハット・ハシェド広場。

夜のメディナが見たくて、旧市街に足を運びます。

さすがに、こんな感じだよね。

旧市街の中で生活している人しかいない、そんな感じです。

 

明日は、ホテルから駅に直行するので、この景色を見るのも最後。

では、世界遺産スースの旧市街にさようなら。

ホテルに戻ってきました。

 

買ってきた、チュニジア産ワインとコーラを並べます。

 

なかなか美味しいじゃないですか。チュニジア産ワイン、かなりイケます(*^_^*)

サンドイッチも美味しい。

 

こんなことでも幸せを感じる、スースの夜でした。

暖房がないのは想定済み・・・笑える、けっこう寒い。

その分、ワインで身体を温めています。

明日は、早起きして、朝の電車でチュニスに戻ります。

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